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ドラマのような結末。
熱意がすべてを好転させた
成功体験。

営業統括本部
産業・流通営業統括本部
主任 コンサルティング営業

徳永 矩子Noriko Tokunaga[2011年入社]

同じ製品なら、
“人”で選んでいただける営業でありたい

私は現在、製造業のお客さまを担当する営業統括本部に所属しています。ミッションは大きくふたつあります。製造業の中でも特に組立系製造業のお客さま向けに開発された基幹システムのパッケージを新規のお客さまに向けて拡販していくこと。そして、もうひとつがこのパッケージをすでに導入されているお客さまに対する深耕営業になります。現在、私がメインで担当させていただいているお客さまには毎週3回から5回は足を運ばせていただくだけでなく、忘年会などの親睦会にも参加させていただき、お客さまと近い営業であることを心がけています。これは、当たり前のことかもしれないですが、営業にとってもっとも大切なことは、お客さまの思いを一番に理解し、お客さまの声に応えたいという強い貢献意欲を持つことだと思っているのです。もちろん、当社がご提供しているのはソリューションですが、同じ製品なら“人”で選んでいただけるような営業でありたい。この人たちと一緒に働きたいと思ってもらえる営業がしたい。新規のお客さまに何度も足を運び、社内の先輩やお客さまに教えを請いながら、はじめて受注が取れた新人の頃から、そうした考えが私のベースになっています。


状況は、圧倒的に不利
そんな競合コンペで得た自信と感動

これは、現在担当させていただいているお客さまの話なのですが、先輩から引き継いだばかりの入社5年目に、お取り引きのなかったインフラ分野で新規コンペの話をいただいたのです。ご担当者との関係もまだ築けていない状況。競合10社。しかも、他社は先行して情報を受け取っている。当然社内にも「そんな不利な案件をやる意味があるの?」といったムードが漂っていました。でも諦めずに、社内を味方につけることから始めたのです。お客さまへの訪問を何度も繰り返して入手した、「こんなことをお聞きしたので、ここならうちが勝てるかもしれない」といった情報を社内で共有するうちに、次第に「だったら頑張ろう!」といったムードに変わっていったのです。その後も営業だけでなく、SEの方など、いろいろな方を巻き込んで、一緒にお客さまのところに何度も足を運ぶものですから、その熱意をお客さまも感じ取ってくださり、次第に、お客さまのニーズを捉えることができ、心を開いてくださるようになっていきました。結果は見事勝利。受注が決まった時、みんなで感動を共有したのを憶えています。チーム力の高さや関係性の良さはお客さまにも伝わりますし、社内の感動はお客さまの感動も呼ぶのだと、自信を深める体験でした。


  • 勤務開始
    メールチェックおよび現在提案中のお客さまの営業状況を課長に報告。私が所属しているグループは3名と少ないので、定期的な課会はなく都度、情報共有しています。私が一番若年ですが、とても話しやすい雰囲気があって風通しがいいチームです。
  • 日立製作所とミーティング
    協力会社である日立製作所とミーティング。営業活動のトレンドや課題を共有し、今後のホワイトスペ-スの開拓に役立つ情報を確認。
  • お昼休憩
    出社時は同僚とお昼をとります。
  • お客さまからの問い合わせ対応
    お客さまから問い合わせがあり、電話やメールにて対応。
  • 開発ベンダーとの会議に参加
    担当しているパッケージの全国連絡会議が開催される。パッケージの開発ベンダーが来社の上、今後のパッケージについての説明会・社内各地域営業活動の情報共有などが行われる。
  • 資料の準備
    明日ミーティング予定のお客さまに向けた資料を準備。
  • お客さまとのミーティング
    ご依頼いただいていた見積書の提出と、受注までのスケジュールの確認などを行う。
  • 勤務終了
    お客さま先訪問時は、直接帰宅することもしばしば。その分プライベートな時間を長く過ごせます。

My Step Up

  • 2012年
  • 2013年
  • 2015年

とてもシビアで技術的にも大変詳しい方がお客さまの担当窓口だった時、お忙しい方だったので急な訪問にはご指摘をうけたり、あまり内容のない打合わせは容赦なくすぐ切り上げられたりと苦手意識を持っていました。打合わせに向かう足取りが重い日も多々ありましたが、わからないなりに勉強し、社内でも教えてもらって、諦めず何度も伺って内容の確認を繰り返しました。結果、「導入が決まれば徳永さんに契約を結んでもらいたい」と言っていただけた時はとても嬉しかったです。お客さまの方が詳しい、そんな中でも諦めないで自分が提供できる価値を見つけるのは、自分次第だと大きく学んだ経験でした。

新規で通い続けていたお客さまから、初めて基幹システム領域の提案機会をいただき、私がメイン担当で最初から最後まで提案を行いました。お客さまの業務の一連の流れから「製品がどうやってできているのか」「どういったお客さまに対し、どういった商売をされているのか」といった全体像が見えていないと、お客さまの課題まで理解できない難しい領域です。何度も通ったり、工場を見学したり、SEさんにも協力いただきデモを行ったりと、さまざま力尽くすも結果に繋がらず。自分の勉強不足と経験不足に悔しい思いをしました。

現在担当している大手精密製造のお客さまの担当になりました。今まで主に中小企業を担当していたため、大手のお客さまの求める規模の違いを感じました。問い合わせもAIなど最先端技術の内容だったり、一方で価格交渉では、プロジェクト各工程の妥当性だけでなく品質保証の領域までディスカッションを行ったりと、さまざまなご依頼に応えられるよう日々新しいことを学んでいます。

Q & A

Q1あなたの思う日立システムズの魅力は?
真剣に誠実に精一杯目標に向かって仕事をしていると、協力してくれる人たちがたくさんいる会社です。また、私が産業・流通の事業グループに所属しているからかもしれませんが、お客さまと直接関わる仕事が多く、中小~大企業までさまざまなお客さまを担当する機会に恵まれています。日立製作所という製造業のグループ会社であることも大きく、私のように製造業を担当していると、まずは日立の事例を語れることも大きなメリットになります。
Q2休日はどのように過ごされていますか?
趣味のヨガや登山、友人と外食したりおうちで鍋大会をしたりとさまざまです。基本的に自然の中にいることが好きで、よく外に遊びに行っています。
Q3学生時代に熱中していたことは?
アルバイトをしてお金を貯めては、よく海外に行きました。とにかくさまざまなものが見たくて、バックパックで現地の友人の家に遊びに行ったり、国際ボランティアに参加したりと格安旅行で15カ国。学生時代に多くの国へ行けた経験は大変貴重だったと思っています。富士山や屋久島に行って登山が好きになったのも大学の時でした。
Q4就職活動中の学生へメッセージをお願いします。
悩み多く辛い時期かと思いますが、悔いのない選択をして欲しいと思います。目標を持って、明るく前向きに自分を信じて取り組んでください。
岩本 奈央子
竹田 一博
都留 伸博

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。