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システムエンジニア

全国のSEとコネクションを確立
真摯な対応で人間関係を構築

公共・社会事業グループ

2007年入社
経営学部・経営学科卒

糠 美知代 Michiyo Nuka

現場対応から、全国のフロントSEを支援するSEへ

私は経営学部でしたので、経営において「ヒト・モノ・カネが重要な基盤」というのを学んでいた中で、これからは情報システムの知識が必要と感じていました。高校時代から語学には力を入れていて、語学力を生かせる仕事にも興味がありましたが、語学も情報システムもビジネスのうえではツールでしかないのだなと気づいて。それよりも自分がどんなサービスや価値を世の中に提供できるのか、それを見つけたいと思ったので、情報分野のスキルの底上げができるこの会社に入社しました。以来ずっと自治体をお客さまとして業務に携わっています。配属されてすぐは、ADWORLDで国民健康保険システムの運用保守を担当しました。結婚を機に異動し、「番号制プロジェクト」に従事することになり、それが私のターニングポイントになりました。それまでは現場業務でしたが、番号制プロジェクトでは、開発部門やフロント部門の支援を行うSEに。全国200団体に納入するシステムの、ビジネスパートナー会社も含めた何千人ものSEに対して、決定事項を伝え、円滑導入を図るのが任務になります。自分の対応次第で大きくフロントの工数、業績が変わってしまうので、プレッシャーはありましたが、やりがいも大きかったですね。

ADWORLD は、住民記録、税、福祉など多彩なラインアップを搭載した日立システムズの自治体パッケージシステム

一斉稼働計画書を準備し、
品質、稼働当日の体制を整備
プロジェクトの業績に大きく貢献

番号制プロジェクトは、その数年前に上手くいかなかったプロジェクトの反省を生かし、全国のSE・営業・開発一体となって臨んだプロジェクトでした。一斉稼働を次は成功させようと、3カ年計画で取り組み、部署も組織されました。SEには、手順書の整備やテストを指導するという役目があり、実際に実施いただくSEに、計画を立ててもらったり、テストの打診をしたりします。一斉稼働の当日、200団体とSE全員が一斉稼働に向けて出勤している中で、一個のエラーが見つかれば、それが全団体に波及してしまいます。そういった影響をいざというときすぐ調査して、全団体に速やかに対策を提供するということが求められます。それを見越して「稼働日に対する計画書」を上長とプロジェクトメンバーと協力して準備するようにしました。そういった事前の準備が功を奏して、無事に安定稼働に至り、とてもうれしかったです。SEは、どこかで懸案の報告があれば、すぐヒアリングして対策を立てますが、面識のない団体やSEにも「テストできますか」と地道に打診したり、真摯に調整しなくてはなりません。でもその中で貴重な人脈を作ることができました。フロント部門、開発部門、システム設計、全国のSE。彼らとの交流で多くのコネクションを構築できたことは、ずっと私の財産です。

1日のスケジュール

8:30

保育園に子どもを送迎

在宅勤務時はゆっくりと徒歩で保育園に送迎。出社時は少し早めに預けて電車通勤します。

9:00

勤務開始

メールをチェックしたり、タスク一覧を整理したりして、1日の作業を確認します。

10:00

会議開始

定例会の司会進行を担当します。懸案の棚卸、進捗管理をして、プロジェクトメンバーと共有します。宿題や課題があれば、メンバーに指示します。

12:00

お昼休憩

在宅勤務時は、買い物や夕飯の下準備もこの時間に済ませます。逆に出社時は、同僚とゆっくりランチを楽しみリフレッシュします。

13:00

社内会議と資料作成

会議の議事録は、その場で作成するようにして時間を有効活用します。資料作成は、すぐレビューしてその日のうちに完結させるようにします。

18:00

勤務終了、子どものお迎え

勤務終了後は、学童・保育園へのお迎えをして、夕食をとります。

キャリア

20代前半

入社、海外研修

自治体向けのシステムエンジニアとしてADWORLDシステムの業務知識を習得。仕事を覚えるかたわら、長期休みには趣味の海外旅行に出かけ、忙しくも充実。海外研修にも参加し1カ月間フィリピンへ。語学研修、海外のIT企業訪問、学校訪問など貴重な経験で見識を広めた。

20代後半

仕事もプライベートも楽しい時

徐々に仕事を任され、思うように仕事ができて公私ともに充実。中堅海外研修に参加することになり、今度は1カ月間ニューヨークへ。世界のビジネスマンと語学研修を通じて交流を深める。学ぶことも多く、さらに視野が広まった。

30代前半

TURNING POINT

結婚、第1子出産

TURNING POINT

働き方改革

結婚を機に部署を異動。「番号制プロジェクト」に携わり、このとき良き上司と仲間に恵まれる。その後、第1子出産を機に、働き方を一新。コロナ禍前から始まっていた在宅勤務を自分も選択し、オンライン会議の整備や業務の見える化などの改革を主導。

30代後半

TURNING POINT

第2子出産

TURNING POINT

管理職に昇進

コロナ禍でもあり、もっと働きやすい環境をめざしたくて業務標準化、引継ぎしやすい形の検討を重ねる。第2子出産時は3カ月ほどの入院を経験したものの、家族や周りに助けられながら、育児期を完全オンラインで就業。自分が始めた業務標準化、引継ぎ方法にも助けられる。

40代前半

仕事を頑張るときは仕事、
あとはプライベートを優先

現在、ワークライフバランスを考慮して、重要な局面にある繁忙期は仕事を優先。そうでない常時は在宅勤務を推奨し、プライベートを優先している。

Q&A

あなたの思う日立システムズの魅力は?

さまざまな分野に携わっている会社であり、困ったときには専門の事業部が対応してくれるため、依頼すれば解決できるところでしょうか。教育制度も充実している会社なので、学びたいと思う研修があったら、積極的に申し込むことができます。自分の意識を変えてくれるような研修が多くあります。

日立システムズの福利厚生をどのように活用していますか?
ワークライフバランスはとれていますか?

在宅勤務や出産休暇、育児休暇を活用しています。日立グループで受けられる研修も多くあります。出産時に受けた「日立グループ育休前・復職支援セミナー」は自分自身の意識改革の契機にもなりました。夫とも話し合い、働き方を工夫することでライフステージに変化があってもワークライフバランスがとれるようになりました。

休日はどのように過ごされていますか?

休日は家族でレジャーを楽しんでいます。遠出をすることが苦ではないので、都会から離れて広い公園まで行ってみたりプールに行ったりすることが多いです。

学生時代に熱中していたことは?

留学生のための寮でレジデントアシスタント(住み込みのアシスタント)をしていました。留学生と観光地に行ったり、日本文化を教えたりしていました。さまざまな国の方と国際交流できて刺激になり、楽しかったです。

就職活動中の学生へメッセージをお願いします。

どこに入社したいかより、自身が何をしたいかで考えてみてください。有名企業に入社することよりも、その会社で何がしたいのか、何を得たいのかの方がもっと重要だと思います。就職活動は自身と向き合う良い機会です。これからの自分を思い描き、進む道を選択してみてください。

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