現場対応から、全国のフロントSEを支援するSEへ
私は経営学部でしたので、経営において「ヒト・モノ・カネが重要な基盤」というのを学んでいた中で、これからは情報システムの知識が必要と感じていました。高校時代から語学には力を入れていて、語学力を生かせる仕事にも興味がありましたが、語学も情報システムもビジネスのうえではツールでしかないのだなと気づいて。それよりも自分がどんなサービスや価値を世の中に提供できるのか、それを見つけたいと思ったので、情報分野のスキルの底上げができるこの会社に入社しました。以来ずっと自治体をお客さまとして業務に携わっています。配属されてすぐは、ADWORLD※で国民健康保険システムの運用保守を担当しました。結婚を機に異動し、「番号制プロジェクト」に従事することになり、それが私のターニングポイントになりました。それまでは現場業務でしたが、番号制プロジェクトでは、開発部門やフロント部門の支援を行うSEに。全国200団体に納入するシステムの、ビジネスパートナー会社も含めた何千人ものSEに対して、決定事項を伝え、円滑導入を図るのが任務になります。自分の対応次第で大きくフロントの工数、業績が変わってしまうので、プレッシャーはありましたが、やりがいも大きかったですね。
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- ADWORLD は、住民記録、税、福祉など多彩なラインアップを搭載した日立システムズの自治体パッケージシステム