公共・社会事業グループ
社会情報サービス事業部
技師 システムエンジニア
現在、私が携わっているのは、防犯・防災ソリューション。これまでの稼働実績で培ったノウハウやテクノロジーを駆使して、社会インフラの「安全・安心・安定」の実現に努めています。その中で、お客さま先で運用しているサーバーのリプレース作業を担当しています。入社1年目の業務で、最も印象に残っていることは24時間365日利用されている「システムの切り替え」に携わったこと。配属されて初めての現地作業ということもあり、とても緊張していたのを記憶しています。私たちの作業は利用率が最も少ない時間帯に行われることになりますので、その日も17時過ぎにお客さま先に入りました。端末作業を続け、疲労がピークになってくる深夜にシステムの切り替え。電話を受けるシステムでしたので、1本目の電話が無事にかかってくるのかどうか、ドキドキしながら待っていました。無事にシステムが作動した時には、ほっとしましたね。その後の居酒屋でのお疲れさま会。達成感を噛み締めながら飲んだお酒の味は本当に格別でしたね。
この仕事の魅力を挙げるとすれば、自分の携わったシステムが実際に使われ、役に立っていることを実感できることです。防犯・防災ソリューションは、安全・安心な社会生活を支えるシステムですので、自分が携わったシステムを通じて、“社会を支えている”という気持ちが湧いてくるのです。自分の仕事がお客さまや上司に評価された時もやっぱり嬉しいですね。ある上司が担当していた作業を引き継ぐ形で、システムテストで使うチェックシートの作成をしたことがあるのですが、「自部署以外の人でもテストできるように、必要な操作を詳しく記載した点」「チェック項目を増やし、観点の漏れがないように工夫した点」など、自分で考えて付加した部分を評価していただけました。その工夫がどう実を結んでいるかの判断は難しいのですが、チェックシートを一緒に作成した上司から、お客さまに「合格」をいただいたという報告と一緒に、お礼の言葉をいただけたのです。本当に嬉しかったですね。入社してからそれまでは、ずっと教えてもらいながらの作業だったのですが、これは自分で進んで形にしたもの。成長が実感できる経験になりました。
システムテストを通じて、自部署が扱うシステムの動きを実際に見て、触れることでステップアップすることができたと実感しています。また、この時期はさまざまな人と知り合い、システムについて学ぶことができました。いろいろな人と関わり、お世話になることで業務への意欲が高まりました。
新システムの導入にあたり、画面レイアウトの変更を担当しました。配属後、初めて担当作業を任せられたので、悩む時間も多々ありました。しかし、私が変更したレイアウトが実際に現地(お客さま先)で使用されるため、システムを利用するユーザーの気持ちになって、作業に取り組むことができました。
日立製作所のプロジェクトへ参画。これまでの環境と大きく変わりましたが、お客さまの異なる部署とのつながりは、新しいことを学ぶ貴重な機会となっています。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。