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コンサルティング営業

「要望を引き出す力」は私の強み
相手に向き合うことがライフワーク

営業統括本部 公共・社会営業統括本部

2008年入社(2018年日立システムズへ転籍)
器楽部・ピアノ専攻卒

大町 恵美 Emi Omachi

学生時代にコンサートの企画を
していて気づいた「大切なこと」

私は入社以来ずっと自治体営業に従事しています。これまで関東地区を中心に20団体以上のお客さまを担当してきました。お客さまの庁舎に伺うときは、アポイントを取っているお客さまだけでなく、それ以外の部署にも立ち寄ってごあいさつをし、「いまお困りごとはないですか?」といったようになるべく会話するように心がけています。信頼関係の構築が重要だから、というのはもちろんありますが、時間の許す限りいろいろなお話をすることが私の楽しみであり、仕事のやりがいにもなっています。こう考えるようになったきっかけは、学生時代にあります。私は音楽大学出身で、コンサートを企画することがよくありました。その際、とても技術が高くて素晴らしいコンサートだったにもかかわらず盛り上がらなかった、という経験をしたんですね。コンサートが成功しなかった理由は、「お客さまが何を求めてコンサートに来てくれるのか」の理解が足りなかったからと考えました。演奏する側の一方的な押し付けであってはいけない、これに気づかされて以降、来てくださる観客のニーズを踏まえて企画するようになり、やがてコンサートは成功するようになりました。成功できればやりがいも大きくなります。営業の仕事にも共通する大切なことを学生時代に学び、いまも真摯に実践しています。

仕事の醍醐味は「組織として動く」こと

IT会社にとっての一番のイベントは「納品」になると思います。営業がお客さまと一緒に相談してきたことが、最初は1対1だったかもしれないけれど、徐々に多くの社内のSE等が関わっていくことで、お客さまの望まれている方向へと可視化されて完成していきます。その最後のイベントが納品です。やはり、仕事の醍醐味というのは「プロジェクトで動く、組織として動く」ことだなと感じています。私は入社後に会社が合併したり転籍になったりしているのですが、ちょうど育児休暇から復職するタイミングと重なったりもして、小さな子どもを育てながら働けるだろうかと不安を感じたときもありました。でも、公共・社会営業統括本部が「チームとして目標を達成していこう」という方針を掲げて活動しているので、安心して働けています。育児期間中は、できれば環境は変えたくないと考えていたので、転籍後も以前と同じ自治体営業の仕事を選択してよかったと思っています。こうした環境の中で、私はプロジェクトの一員として「自分はどんな貢献ができるだろうか」と常に考え、限られた時間の中で最大限ベストを尽くすことを心がけています。そして、最後にお客さまや仲間から感謝の言葉をいただけたとき、それが私にとって一番の喜びです。

1日のスケジュール

9:00

出社、業務開始

メールチェックや、本日行うタスクとその優先順位、スケジュールを確認します。

10:00

社内の打ち合わせ

案件の懸案事項やスケジュールについて、社内メンバーと共有し、対応を議論します。

12:00

食堂で昼休憩

事務所内の食堂で、営業メンバーと昼食をとります。業務以外のいろんな話をしていると、メンバーの人柄や、いま大変なんだな、ということを知ることができて、距離も近くなり楽しい時間になっています。

13:00

お客さま先への移動

電車でお客さま先へ移動します。移動中は携帯でメールやチャットを確認しています。この後のお客さまとの会話内容をおさらいしたりもします。

14:00

お客さまとの打ち合わせ

お客さま先の庁舎に着いたら、複数の契約部署があるので、それぞれの部署にごあいさつがてら顔を出し、進捗報告や今後の契約について会話します。相談や新たな引き合いをいただくこともあります。

17:30

業務終了

お客さまとの打ち合わせ後、社内に依頼内容や確認事項を展開してから、業務を終了します。

キャリア

20代前半

入社、会社合併

入社当初から、関東圏の自治体を中心としたソリューション営業に従事。その後、会社が合併。困惑するも、担当顧客が増加し、業務も忙しくなる。

20代後半

TURNING POINT

結婚・育児休暇取得

結婚し、妊娠を機に、第一子・第二子の産休・育休を取得。初めての出産と、一年半弱の育児休暇で、復職できるかなとちょっぴり不安も。

30代前半

TURNING POINT

初の大規模案件を受注

復職後、新規のお客さまを任され、提案が通り、初めて大規模な案件を受注。お客さまとの信頼関係もできて、自身のモチベーションも上がる。

TURNING POINT

挫折感を味わう

数年かけて戦略を練り、計画も進んでいた案件が、諸事情により、お断りすることに。お客さまの期待に応えられなかった申し訳なさと、解決できない自分に歯がゆさを感じ、挫折感を味わう。

異動を経験

部署異動を経験し、担当顧客が変更となる。これまで育てていただいた部署と担当顧客との別れに、後ろ髪をひかれながらも新たな部署へ。新たな環境で、メンバーやお客さまとも信頼関係が築かれつつあり、モチベーションが上がっている現在。

Q&A

あなたの思う日立システムズの魅力は?

社員一人ひとりがお客さまのために真摯に対応しているところです。絶対に逃げない、諦めない、一致団結して向きあう、というモチベーションの高い社風が築かれているように感じています。営業職というとノルマ達成のイメージが強いかもしれませんが、当社ではチームの中でそれぞれが自分に合った目標を掲げ、チーム全体で目標達成をめざす方針で活動しています。

日立システムズの福利厚生をどのように活用していますか?
ワークライフバランスはとれていますか?

仕事と育児の両立は「不器用な私には到底無理!」と思っていましたが、育児休暇や短時間勤務を活用しつつ、職場の方々の温かい支援のおかげで乗り越えることができました。現在はフルタイム勤務ですが、フレックス制度のおかげで、病院に寄ってから出勤したり、子どもの行事で中抜けしたりと、柔軟に働くことができています。家族との時間も大切にできています。

休日はどのように過ごされていますか?

子どもたちの付き添いで、公園や習い事に出かけることが多いです。習い事の付き添いは、毎週子どもたちの成長を感じることができるので、喜びも大きく、私自身も頑張ろうと励みになっています。

学生時代に熱中していたことは?

音楽大学でピアノを専攻していました。地方でのボランティア演奏活動や、コンサート企画プロジェクトでは公演のテーマ立案、選曲、ポスター作成、演奏者の選出、会場近隣へのポスター掲示交渉など、さまざまなことに取り組みました。その頃から、メンバーと協力して一つのものを創り上げることに興味があり、観客が何を求めているか、どうしたら満足してもらえるかを考えて企画し成功させることにやりがいを感じていました。

就職活動中の学生へメッセージをお願いします。

学生時代の貴重な経験をぜひ余すことなく企業にアピールしてください!「そんなに大したことはしていない」と卑下せず、熱中したことや向き合ったことは人生において価値ある経験だと思います。困難や課題との出会い、その壁を乗り越えるための行動や仲間との関わり、その結果得られた変化や成長は、社会人になって大きな力として発揮できると思います。学生の皆さんのまっすぐな熱意、お待ちしています!

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