ビジネスイノベーション統括本部
Lumada推進本部
主任技師 システムエンジニア
「いろいろなことを実現できる会社」。入社前に私がこの会社に抱いていたのが、そんな印象でした。国内に留まらず、グローバルに発展していく将来性も感じましたし、いろいろな分野にチャレンジできることが、少し飽きっぽい性格の私にはピッタリなのではないかと思っていたのです。しかし、実際はそんな想像をはるかに超える会社でした。まず最初に配属された中国支社では、システム部というSE部隊で4~5年経験を積みました。その後、品川に移るのですが、そこでは1年間営業部隊に在籍。現在は横浜のサービス部に配属され、SEチームを結成しています。ここは本来、CE(カスタマーエンジニア)がメインで配属される部署なのですが、CEがお客さまから入手した情報をすぐにSEと連携し、迅速な対応ができるように、現在の体制を組んでいるわけです。SEメンバーも決して多いとは言えませんから、本当に業種に関係なくさまざまな対応が求められます。幅広くいろいろな分野の商材を武器として、常に準備させていただいている。そうした職場で、まさに日々奮闘している状況です。
横浜に来てからもさまざまな出会いがありましたが、中でも大きかったのが、ある上司に出会えたこと。当時課長だったその上司は、こう言ってくれました。「チャレンジしてください。チャレンジして失敗しても責めません。私がすべて責任を取ります」と。就職活動中の気持ちを思い出した瞬間でしたね。そうだ、私はこの会社にチャレンジしたいと思って入社したのだと。その後、取り組んだ自治体のプロジェクトは、私にとってまさに大きなチャレンジでした。システムを導入するチームと業務設計を行うチーム、そして、システムをのせるインフラを作る3チームが参加。ちょうどその頃、技師に昇格した私が、業務設計を任される形になったのです。初めての経験ですから、なかなかうまくいきません。メンバーのメンタルも危うくなるような状態の中、先輩のフォローを頼りになんとかやりきったという感じでした。本当に大変なプロジェクトだったので、街中で自分が設計した帳票が使われているのを見た時は、うれしかったですね。自分の仕事が役に立っていることが実感できましたから。今後は一般の方が使うシステムの導入にもっと携わりたいと思っています。
任せていただける仕事が徐々に増えてくる。提案書に自分の思いを入れられるようになり、見積金額にも自分の考えが反映され、受注するうれしさを実感できる時期でした。当時は中国支社に所属しており、中国5県エリアのセキュリティ案件を見積~導入までお任せいただくことに。自分の仕事という意識が高まり、やりがいを感じるプロジェクトでした。お客さまのニーズを把握し、そのニーズに対して提案ができたことで「仕事って楽しい」と思えました。
現在所属している横浜支社へ異動。新しいお客さまのことをまた一から知っていくという状況に。配属当初に戻ってしまったと焦っていたのが、意外とすんなりお客さまの業務を理解できる自分に気づきました。お客さまを知るポイントをいつの間にか自分のものにしていたことを実感しました。また、チャレンジを積極的に進めることを評価してくれる上司と出会えたのもこの時期です。
システム部へ異動。自治体の大規模プロジェクトに参画し、初めて業務設計を担当しました。先輩方にいろいろ教えてもらいながらの設計はとても大変でしたが、まだまだ知らないことがたくさんあることを実感させられる貴重な経験となりました。
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