産業・流通事業グループ
産業・流通デジタライゼーション事業部
部員 システムエンジニア
SEという仕事は、技術的なイメージが強いかも知れませんが、実は関係部署との調整や協力依頼、説明会など、コミュニケーションが重要な場面が数多くあります。私自身、調整役として業務にあたった時期もあるのですが、各プロジェクトには本当に多くの部署が関わっていて、かつ部署同士の協力なくしては成り立たないんです。そして当然のように各部署それぞれに主張があり、いずれの言い分ももっともだったりする。そこが難しいところです。「ダメ、それはできない」そう言われることも少なくありませんでした。でも「なぜダメなのか」を、相手の立場に寄り添い、理解しようとヒアリングしていくと「ダメ」がダメでなくなっていく。もともとコミュニケーションが得意とは言えない私ですが、そうやって各部署を自らの行動でつなぎ、プロジェクトを遂行できた時は大きな歓びを感じましたね。
日立システムズという会社の面白さのひとつは、次々と新しいことを学べるということ。私は入社6年目ですが、これまでに何度か業務内容が変わることがあり、その度に新たな技術を学んだり、習得したり、関係者にヒアリングしながら知識を深めることができました。またインド、タイへ赴いた2度の海外研修の経験によって、海外ビジネスのチャンスと魅力を体感し、今後世界に身を置いて働きたいという目標が持てましたし、一緒に仕事をした現地メンバーの、生活をかけたどん欲な仕事への取り組みからは大きな刺激を得ました。グローバルに活躍しようと思えば、英語が話せるのが当たり前で、ICTスキルにも精通し、自信に満ちあふれている彼らと比較されるのです。私は今、通勤時間や帰宅後の時間を活用し、少しでも英語や技術の習得に努めることや、資格試験を活用し、勉強しなければならない環境を生み出す工夫をしていますが、それも海外での経験が大きなモチベーションになっています。
少し慣れが出て、仕事がつまらないと感じることも。そんな時、チームにエネルギッシュに働く先輩が配属され、その姿勢に大きな影響を受けました。自分で時間を作り出し、積極的に課題に取り組むようにすると、次第に仕事が面白くなり、業務効率も上がるという好循環を生み出すことができました。
入社3年目の終わりに社員がそれまでの集大成として学んだことをまとめ、幹部の前で発表する研修員論文を経験したことがあります。それまでの業務であまり接することのなかった幹部からは厳しい意見もありましたが、上位職の視点を学ぶことができ、自分のスキルアップばかりでなく、組織への貢献へと視野が広がり、貴重な機会でした。
この年は部署異動となり、新天地での業務が始まりました。技術や実務、関わり合う人も全く変わり、一からの勉強に。求められるレベルも高くなったため、頭がいっぱいになることもありましたが、新しいことにチャレンジできる歓びで仕事を楽しめます。ステップアップのために、奮闘を続けます!
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。