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導入事例

S/4HANAマイグレ

S/4マイグレーション 製造業(産業用機械)

BROWN FIELD(ストレートコンバージョン)

オンプレミス環境からAWSへのクラウドリフトとECC6.0からS/4HANAへのコンバージョンを実施しました。

01SAPを継続した理由と当社選定理由

2019年にSAP ECC6.0を新規導入しご利用されてきましたが、2025年末で保守が終了するためS/4HANA化への判断が急務でした。
その中で今回SAPの継続利用を判断された理由は以下のとおりです。

  1. ① 既存業務の混乱を招くためパッケージ変更はできない
  2. ② 現状で安定した業務ができているSAPシステムを継続利用したい(S/4HANA化することで保守サポートを継続させたい)

また、当社の選定理由は以下のとおりです。

  1. ① RFPをいただく2年ほど前より、当社のSAP構築実績のご説明やDX関連の各種提案を行っており、お客さまのニーズを理解していた
  2. ② S/4HANA化のアセスメントを行ったコンサルタント会社とも連携して、的確なマイグレーション方式をご提案することができた

02導入の効果と今後の展開

今回、周辺システムも含めてクラウド基盤に移行したことで、オンプレミス基盤を管理する必要がなくなり、監視やバックアップを含めた運用管理もクラウド上で一元管理できるようになりました。また、移行においては各現場の業務に大きな影響を与えることなくSAPを継続利用されています。
今後の展開としては、さらなるDXの推進としてFioriの活用範囲の拡大を検討されています。

03S/4HANAマイグレ―ション概要

S/4HANAマイグレ―ション作業の概要は以下のとおりです。

項目 内容
企業規模 年商500億以上
SAPバージョン(旧) (AP/DB) ERP6.0 /Oracle12/Windows Server 2016
(基盤)オンプレミス
SAPバージョン(新) (AP) S/4HANA 2022/Windows Server 2022
(DB) HANA2.0/Redhat EnterPrise Linux 9
(基盤)AWS
移行方式 BROWN FIELD(ストレートコンバージョン)
DBサイズ 約350Gバイト
移行期間 13カ月
本番移行時間 約100時間(期間としては8日間)
本番切替年月 2024年8月
その他事項 -

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