S/4HANAマイグレ
BROWN FIELD(ストレートコンバージョン)
オンプレミス環境からAWSへのクラウドリフトとECC6.0からS/4HANAへのコンバージョンを実施しました。
2019年にSAP ECC6.0を新規導入しご利用されてきましたが、2025年末で保守が終了するためS/4HANA化への判断が急務でした。
その中で今回SAPの継続利用を判断された理由は以下のとおりです。
また、当社の選定理由は以下のとおりです。
今回、周辺システムも含めてクラウド基盤に移行したことで、オンプレミス基盤を管理する必要がなくなり、監視やバックアップを含めた運用管理もクラウド上で一元管理できるようになりました。また、移行においては各現場の業務に大きな影響を与えることなくSAPを継続利用されています。
今後の展開としては、さらなるDXの推進としてFioriの活用範囲の拡大を検討されています。
S/4HANAマイグレ―ション作業の概要は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
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企業規模 | 年商500億以上 |
SAPバージョン(旧) | (AP/DB) ERP6.0 /Oracle12/Windows Server 2016 (基盤)オンプレミス |
SAPバージョン(新) | (AP) S/4HANA 2022/Windows Server 2022 (DB) HANA2.0/Redhat EnterPrise Linux 9 (基盤)AWS |
移行方式 | BROWN FIELD(ストレートコンバージョン) |
DBサイズ | 約350Gバイト |
移行期間 | 13カ月 |
本番移行時間 | 約100時間(期間としては8日間) |
本番切替年月 | 2024年8月 |
その他事項 | - |