製造業（化学）A社

IFRS対応などシステムの機能拡張性とグループ会社のデータ統合管理、連結決算を目的にERPを導入されました。

01課題と効果

お客さまの課題と期待する効果は以下の通りです。

導入前の
課題1

IFRS対応や生産管理システム対応など将来のシステム拡張性を確保したい

導入後の
効果1

SAPを導入することで最新の技術と機能エンハンスを享受

導入前の
課題2

システム老朽化、スパゲッティ化による保守工数増大と対応可能人材の不足

導入後の
効果2

SAPの標準的な思想にシステムを刷新、併せて導入プロジェクト内で将来性のある若手人材を育成

導入前の
課題3

（M&Aにも耐えられる）グループ会社含めたデータの統合管理や連結決算をしたい

導入後の
効果3

グループ会社含めた管理会計の実現と連結決算早期化を実現

02SAPおよび当社選定の理由

旧システムでは、以下の問題を抱えていました。

1. ① 将来のIFRS対応や生産管理システム対応などの拡張性が無い
2. ② ホストシステムの老朽化、開発が肥大化し、対応可能なスキル人材が退職などで不足状態
3. ③ グループ会社含めたシステムの統合管理とデータの見える化、グループ連結決算早期化

そこでグループ会社情報の一元管理ができ、最新技術や機能拡張性の高さをもったSAPを採用しました。
また、当社を選定いただいた理由は以下の通りです。

1. ① 中堅・中小企業へのSAP導入実績が豊富
2. ② 標準化へ導けるプロジェクトマネジメント力

03導入の効果と今後の展開

グループ会社含めたシステム統合により、決算の早期化およびグループ会社情報の見える化が加速しました。またSAPとの親和性の高い連結会計システムであるBOFCを導入することで、SAPからの会計情報がスムーズに連携され作業負荷も大きく軽減されています。プロジェクト期間中に若手社員を（業務面、システム面で）参画させたことで、情報システム部・業務部門で現在中核で活躍されています。
子会社展開(製造会社以外)は、お客さま中心に展開を実施されています。（※当社は支援のみ）
2022年に旧ECCからS/4HANAへのマイグレーションも完了し、今後の展開としては販売管理システムのSAP統合化を計画しています。

04SAPシステム導入概要

SAPシステムを導入した概要は以下の通りです。