SAPビジネスにおける日立システムズの強みを教えてください。
当社の強みは、大きく2点あります。
ひとつめは、経験豊富な(当社プライムで160以上)導入を誇るSIerであると同時に、20年近く社内システムとして運用しているユーザーでもあるということです。
SAPを、どのように活用すれば効果的かを身を以て理解しているため、お客さまの経営に役立てていくかの方法を提案やサポートしていくことが可能です。
ふたつめは、当社は上流工程から構築、運用、保守に至るまで、真のワンストップソリューション企業を標榜し、多彩な業種業態向けのソリューションを取り揃えております。お客さまの課題解決に対して、パッケージメーカーとは違う視点で、SAPを軸としながらも、周辺に当社の多彩なソリューションを組み合わせて、お客さまに適した解決策を提案します。
関東エリア
マネージャー
小野寺
SAP社のERPと他のERPの違いを教えてください。
SAP社のERPは世界で高いシェアを誇り、全世界180か国以上、420,000社以上の企業が採用しております。つまり、それだけ企業の業務ノウハウがパッケージされているということです。現在、SAPが実現できる業務シナリオは17万通り以上とされており、あらゆるお客さまの要望に応えられる機能範囲を備えている製品です。
他のERPに比べて大きく違うのは技術者の数で、日本国内では70以上のパートナー、1万7千人以上の技術者が市場におり、他のパッケージを圧倒しています。またSAP社の継続的な投資による製品エンハンスはERPに留まらずさまざまな製品やサービスに最新技術の適用や各国の法対応の対応などを素早く実現します。さらに日本におけるユーザー会が組織されており、ユーザー企業さまとソフトウェアベンダーをつなぐ組織(JSUG) の体制がしっかりしていることなど、ユーザー企業さまが安心して継続利用できる環境が整っております。
関東エリア
マネージャー
小野寺
どのような中堅・中小企業がSAPを導入していますか?
当社の実績では導入企業さまの約6割が年商500億円未満の企業さまです。
業種では製造業が6割と多い状況ですが、商社やサービス業などのお客さまでも導入いただいております。
(主な導入業種)
製造業 | 組立(産業用機械、電気、精密機器など) プロセス(化学、食品、医薬など) |
商社 | 半導体、食品、機械工具など |
サービス | 情報通信業、機械メンテナンス、その他サービス |
関東エリア
マネージャー
小野寺
導入プロジェクトの成功のポイントは何ですか?
当社は今までSAPを国内外のお客さまへ数多く導入をさせていただきました。
これまでの当社プロジェクト経験を踏まえ、システム導入における重要ポイントは以下の4点です。
関東エリア
マネージャー
小野寺
SAPは多機能・高機能なゆえに、有効に使いこなせないのではないかという不安があります。導入後のサポートについて教えてください。
システムは、導入して終わりではなく、導入してからがスタートです。しっかり活用いただいて、効果が出なければ意味がありません。当社は、本番稼働直後のサポートはもちろん、その後の運用保守サービスを提供しています。
経験豊富なSEが、お客さまの習熟度やニーズに合わせ提案いたします。
関東エリア
マネージャー
小野寺
SAPを海外に導入する際にどのような支援をしていただけますか?
当社の海外展開豊富な社員での対応や海外の日立グループネットワーク、当社と提携している海外サポートベンダーの活用により導入支援から保守サポート(多言語・24時間365日も相談可能)までを対応させていただきます。
関西エリア
マネージャー
常岡
対応可能な地域に制限はありますか?(首都圏のみなど)
当社は東京・関西・中部に技術者拠点を設け、日本全国への対応を行っています。
特に中部地区に技術者拠点を設けて導入・保守を行っている数少ないベンダーです。
また営業拠点は全国に配置しており、お客さまのお悩みにすぐに駆け付ける体制を整えております。
中部エリア
マネージャー
小島
SAP関連のシステム以外にもインフラや製造設備などいろいろ相談したのですが?
是非ご相談ください。SAPやその周辺システムはもちろん、現行システムのお悩みや各種DX化の相談などに対し豊富なソリューションでお客さまの課題解決のサポートをさせていただきます。
中部エリア
マネージャー
小島
他社が構築したSAPシステムの保守やマイグレーションに対応できますか?
対応可能です。実際他社が構築し、当社にて保守を行っているお客さまは30社以上ありますので、他社からの保守業務切り替えのお話や、SAP S/4HANAへのマイグレーションなども是非ご相談ください。
中部エリア
マネージャー
小島
一般的な導入プロジェクトの期間を教えてください。
システム更改の範囲や複雑度、ユーザーおよび拠点数などで異なりますが、導入プロジェクトの多くは15カ月~24カ月となっております。
近年お客さまリソース不足によるマスター準備・整備に時間がかかる傾向にあります。そのためある程度の期間を設ける必要があります。
関東エリア
マネージャー
小野寺
DXを推進するよう求められています。DXを進めるうえでERPが果たす役割や重要ポイントについて教えてください。
DXにおいてERPは基幹業務の基盤として各DXの仕組みと連携することが求められます。ERPは基幹業務のデータが一元的に管理されるシステムですので各DXの仕組みが連携すべきデータ基盤という位置づけになります。
当社ではSAP ERPのみならず、現場のデジタル化に対応したさまざまな周辺システムを組み合わせて提案可能です。
是非DXのお悩みも当社にご相談ください。
関東エリア
マネージャー
小野寺
SAP導入に際し基本構想支援、現状業務の整理、ドキュメント化、あるべき姿の整理のご相談は可能でしょうか?
お客さまのご要望に合わせて対応させていただきます。近年では短期間・低コストで簡易構想策定を実施させていただくケースが多いです。またERPをよく理解しているコンサルティング会社のご紹介による計画~RFP作成などまでニーズに応じて対応させていただきます。
関東エリア
マネージャー
小野寺
日立システムズのプロジェクトの進め方の特長を教えてください。
当社のSAPプロジェクトでは必ず「準備・計画フェーズ」を設けています。
プロジェクトの初期段階において当社がお客さまの業務をしっかり理解することと、お客さまがSAPを理解することの相互理解を深めたうえで、プロジェクトのスコープ(作業範囲・重要課題の方針など)や導入スケジュールなどを確定させていただきます。
特に後続で問題となる帳票、インターフェイスの精査と開発方針、現状のマスター状況の確認と今後の整理方針を確定します。
このフェーズを行うことでプロジェクトの途中で追加要件が発生するなどのリスクを軽減し、お客さまは早い段階から移行の準備を始めることができます。
関東エリア
マネージャー
小野寺
これまでスクラッチ開発のシステムを使ってきました。基幹業務パッケージを検討するのは初めてです。導入にあたって注意するポイントがあれば教えてください。
スクラッチ開発のシステムを使ってきたお客さまの多くは現行踏襲の意識が根強く残る場合が多いです。部分最適ではなく全体最適を意識し、現状業務に拘らずできるだけERP標準機能を使って業務を行うよう業務の変革を受入れていただくことが必要となります。そのためにはトップダウンでの意思決定が重要なポイントになります。
またERPに足りない機能を全て追加開発(アドオン)で作りこむのではなく、ERPと連携可能な周辺システムで補うことでプロジェクト期間を短縮することができ、結果全体のコスト抑制、プロジェクトリスクの軽減が可能となります。
関東エリア
マネージャー
小野寺
SAP S/4HANA導入後のバージョンアップの実施頻度を教えてください。
SAP S/4HANAは5年に1度のバージョンアップが必要でしたが、2023年にリリースされたバージョンSAP S/4HANA 2023からは7年に最低1回のバージョンアップが必要となります。
詳しくは当社営業にお問い合わせください。
関東エリア
マネージャー
小野寺
0120-346-401※9:00~17:00(土・日・祝は除く)
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