製造業（消費財）C社

データの連携不備やセグメントで個別業務を実施している状況から脱却し、全社最適化、経営情報の見える化を目的として情報基盤を構築。

01課題と効果

お客さまの課題と期待する効果は以下のとおりです。

導入前の
課題1

部門間情報の分断、多重入力（根強い「紙文化」）

導入後の
効果1

SAP標準機能を使ったリアルタイム連携の仕組みを活用して情報を一元管理し、情報の見える化を実現

導入前の
課題2

マスター整備不足（重複、BOM無しなど）により、在庫が管理できてない

導入後の
効果2

マスター体系の整理を行うとともに、運用フローを作成し、登録部署を統合することでマスターの重複や登録漏れを削減

導入前の
課題3

製造、販売、購買業務と会計データの不整合

導入後の
効果3

基幹システムをSAP S/4HANAに統合することでシステム間の不整合解消

02SAPおよび当社選定の理由

基幹システム刷新前は以下の課題を抱えていました。

1. ① ロジスティクスと会計が別システムになっていて、データの連携不備がある
2. ② セグメントで個別最適化されており、全体最適化されていない
3. ③ 経営資料の作成のために、各システムから情報を取得する必要があり、時間がかかる

そこで、業務の標準化とシステム統合のため、SAP S/4HANAを採用されました。
また、当社を選定いただいた理由は下記の通りです。

1. ① 豊富な導入実績やノウハウがあり、プロジェクトをリードできる体制面
2. ② 顧客の将来構想として挙げられているECサイトや製造現場の見える化などの支援が可能であること
3. ③ 構想策定支援から当社が参画しており、現状の業務課題を把握していること

03導入の効果と今後の展開

基幹システムの導入により、部門間で分断されていた情報を全社で共有し確認できるようになりました。また分析軸をマスターに設定することで、さまざまな切り口で分析が可能となり、リアルタイムでの経営の見える化が実現しました。
今後、DX案件やECサイトの新規立ち上げ、海外子会社を含めた事業展開等を進めていく予定です。

04SAPシステム導入概要

SAPシステムを導入した概要は以下のとおりです。