ソフトウェア定義情報：FAQ ソフトウェア定義情報についてよくいただくご質問をご紹介します。

1. ソフトウェア情報は、あらかじめ定義されていますか？

「License Guard」はオリジナルの「ソフトウェア辞書」をご提供しています。
ライセンス使用許諾契約情報をマスタ化した「約款辞書」、インベントリ情報からソフトウェアを特定する機能をもつ「名寄せ辞書」からなり、2023年12月現在、11,014製品が定義されています。
詳細は、ソフトウェア辞書のリーフレット、ご説明資料をご覧ください。

• ソフトウェア辞書リーフレットはこちら（PDF形式、1.15MB）
• ソフトウェア辞書ご説明資料はこちら（PDF形式、1.28MB）

2. ソフトウェア辞書の内訳は？

ベンダーごとの製品数内訳は、次のとおりです。(2023年12月時点)

• マイクロソフト　：3,798製品（うちOffice製品：958製品）
• アドビシステムズ　：2,479製品
• 日立製作所　：276製品
• グレープシティ　：66製品
• 日本オラクル　：73製品
• シマンテック　：181製品
• コンピュータ・アソシエイツ　：55製品
• 富士ゼロックス　：35製品
• CREO　：17製品
• エー・アイ・ソフト　：11製品
• エムソフト　：17製品
• Micro Focus :17製品
• 日本アイ・ビー・エム　：119製品
• ソースネクスト　：36製品
• ネットワールド　：11製品
• デザインエクスチェンジ　：11製品
• オートデスク　：1,306製品
• ジャストシステム　：847製品
• その他ベンダー　：1,659製品

3. 「License Guard」が提供しているソフトウェア辞書には、どのような基準でソフトウェアが登録されていますか？

ソフトウェア辞書は、次の方針で編纂しています。

1. ビジネス ソフトウェア アライアンス（BSA）加盟ベンダー、およびコンピューターソフトウェア著作権協会（ACCS）加盟ベンダーから整備をしています。
2. 登録する製品は過去10年以内を目処にリリースされた製品を対象とします。
3. 主に、ライセンス管理業務の負荷が高い、デスクトップ製品とパッケージ製品について優先的に整備します。

また、ソフトウェアベンダーに対して販売製品の約款情報の提供依頼を実施しており、次の手段により情報を入手しています。（ただし情報が入手できない製品もあります。）

1. 販売形態ごとの使用許諾情報について、Web掲載情報を調査あるいはソフトウエアベンダーへの問い合わせ
2. 契約形態について、販売会社の公開情報を調査
3. 製品インストール後のインベントリ情報の入手

4. 提供されるソフトウェア辞書は、定期的に更新されますか？

保守契約を締結いただいたお客さまへ、年4回を目処にソフトウェア辞書の更新版を提供しています。
提供するソフトウェア辞書には、新規に追加されるソフトウェア情報だけでなく、登録済のソフトウェア情報を精度向上させる更新情報もあります。

5. ソフトウェア辞書を自分たちで更新することは可能ですか？

ソフトウェア辞書は、お客さまご自身で更新することが可能です。

6. 「License Guard」が提供しているソフトウェア辞書には、どの程度の網羅性がありますか？
標準提供されるソフトウェア辞書のみで、ライセンス管理を行うことはできますか？

「License Guard」が標準提供するソフトウェア辞書には主要な製品が登録されています。しかし、必ずしもすべての製品を網羅できているわけではありません。
ソフトウェアのライセンスに関する契約はソフトウェアベンダーとお客さまの当事者間で決定されるため、お客さまのソフトウェアご契約状況にあわせ、「License Guard」ソフトウェア辞書を追加・修正ください。
たとえばMicrosoft社の『Enterprise Agreement』をご利用されている場合は、ライセンスに関する契約の条件付けがお客さまごとに異なるため、ソフトウェア辞書へ追加・更新いただいております。
ソフトウェア辞書の情報はあくまでリファレンスとお考えください。

7. 「ライセンス管理対象とすべきソフトウェア」＝「License Guard ソフトウェア辞書に登録されている製品」と考えてよいですか？

お客さまごとに「ライセンス管理対象となるソフトウェア」は異なりますので、「License Guard」のソフトウェア辞書に登録されている製品のみ管理すれば良いというわけではございません。「License Guard」のソフトウェア辞書は、管理対象に関する判断基準の参考情報（リファレンス）とお考えください。

8. ソフトウェア辞書に、インベントリ収集したexe情報を整理する機能はありますか？

収集されたインベントリのexe情報を、ソフトウェア辞書の名寄せ辞書（「ライセンス総称定義」マスター）に登録されている「インストールライセンス名」というものに変換できます。さらに、インストールライセンス名と、購入ライセンス名とを突き合わせて、ライセンスの過不足数を自動集計できます。

9. ソフトウェア辞書のうち、名寄せ辞書を登録しなくても、ライセンス管理機能を使用できますか？

ライセンス管理を行うためには、名寄せ辞書（「ライセンス総称定義」マスター）の登録が必須です。

10. 名寄せ辞書の「ライセンス総称名称」は、インベントリ情報からどのように判断されるのですか？

インベントリ情報のうち、登録済みEXEファイルのプロパティ情報や、登録済みレジストリ（プログラムの追加と削除）情報から、製造元、製品名、バージョンなどをもとに総称名称を判断しています。

11. あるソフトウェアのexeのバージョンが異なる場合、そのバージョン単位で名寄せすることができますか？

名寄せ辞書の「ライセンス総称名称」の登録時に、前方一致で製品バージョンもしくはファイルバージョンを指定して違いを認識させるように登録することにより可能です。

12. ソフトウェア辞書で、Microsoft社SQL ServerのStandard/Enterprise/Developerといったエディションを、区別することができますか？

Microsoft社のSQL Server(2000、2005、2008など）について、ご提供するソフトウェア定義に情報は登録されているものの、エディションを検知できるインベントリ情報（レジストリ情報、EXEファイル情報）はないため、自動ではエディションを区別することができません。

13. ソフトウェア辞書に、管理対象ソフトウェアを洗い出すための仕分け機能（有償/無償などの判定を行う機能）はありますか？

「License Guard」のソフトウェア辞書には、対象ソフトウェアを洗い出すための仕分け機能（有償無償の判定を行う機能など）はありません。

14. 「License Guard」を導入する際に、ソフトウェア辞書に無いソフトウェアを洗い出す作業はどのように行うのですか？

「License Guard」をご購入いただいたお客さまへ、ソフトウェア辞書に無いソフトウェアを洗い出すためのツールをご用意しています。ただし、該当ツールには仕分け機能（有償無償の判定を行う機能など）はありません。

15. 「License Guard」を導入する際に、ソフトウェア辞書のライセンス情報登録の作業を委託することはできますか？

ソフトウェア辞書登録につきましては、個別の有償ソリューションとしてご用意しております。別途、ご相談ください。

16. ソフトウェア辞書の項目はどのようになっていますか？

ソフトウェア辞書の主要マスターである「ソフトウェア定義」マスタの項目は次のとおりです。
【製品ID、製造元、販売形態、プロダクトID、バージョンアップ契約フラグ、アップグレードフラグ、アップグレード元製品、登録済みセカンドライセンス、ダウングレード使用禁止フラグ、ダウングレード可能ライセンス、重複インストール許可フラグ、ライセンス割当先種別、ライセンス使用条件、識別用EXEファイル情報-識別区分、識別用EXEファイル情報-ファイルバージョン、識別用EXEファイル情報-ファイル名称、識別用EXEファイル情報-ファイルサイズ、識別用EXEファイル情報-製品バージョン、識別用レジストリ情報(プログラムの追加と削除情報)-製品名、識別用レジストリ情報-会社名称、識別用レジストリ情報-製品バージョン】

17. ソフトウェア辞書に任意項目を追加することはできますか？

ソフトウェア辞書に任意項目を追加することはできません。