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導入事例

S/4HANAマイグレ

BROWN FIELD
(ストレートコンバージョン)

既存業務に影響を与えずに、低コストでのS/4HANA化を実現しました。

01SAPを継続した理由と当社選定理由

SAPを導入されて、財務会計、管理会計、販売管理、購買管理、在庫管理、生産管理モジュールを10年以上ご利用されてきました。また2025年末で保守が終了するためS/4HANA化への判断が急務でした。
その中で今回SAPの継続利用を判断された理由は以下の通りです。

  1. ① 既存業務の混乱を招くためパッケージ変更はできない
  2. ② 現状安定した業務ができるSAPシステムを継続したい
    (S/4HANA化することで保守サポートを継続させたい)

また、当社の選定理由は以下の通りです。

  1. ① インフラからSAP導入・保守(ベーシス/アプリ領域)まで全領域をカバーしたワンストップサービスを実現できること
  2. ② 過去にハードウェアリプレースを低コストで実現した実績があること

02導入の効果と今後の展開

今回、クラウド基盤に移行したことで、S/4HANA化の初期投資を抑えつつ資産管理から解放され、各現場の業務に大きな影響を与えることなくSAPを継続利用されています。S/4HANA化することで性能に影響が出た機能は、CDSビュー等を利用して更なる性能改善も図れています。
今後の展開としては、Fioriの活用(最新機能の利用)を検討されています。

03S/4HANAマイグレ―ション概要

S/4HANAマイグレ―ション作業の概要は以下の通りです。

項目 内容
企業規模 年商500億未満
SAPバージョン(旧) (AP/DB) ERP6.0 /Oracle12/Windows Server 2016
(基盤)オンプレ
SAPバージョン(新) (AP) S/4HANA 2022/Windows Server 2022
(DB) HANA2.0/SUSE Linux15
(基盤)AWS
移行方式 BROWN FIELD(ストレートコンバージョン)
DBサイズ 約650GB
移行期間 10ヶ月
本番移行時間 約90時間(3.5日間)
本番切替年月 2023/8
その他事項 ※旧SAPシステムの導入は他ベンダーが実施

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