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導入事例

SAP新規導入

グローバル

販社(精密機械)

海外を含めたグループ全社の経営数値見える化および、各拠点の販売情報共有を目的にERPを導入されました。

01課題と効果

お客さまの課題と期待する効果は以下の通りです。

導入前の
課題1
各社バラバラのシステムを共通のシステムに統一したい
導入後の
効果1
SAPをF2S、ワンインスタンスで海外子会社も統一することで情報の見える化、運用の統一を実現
導入前の
課題2
製品セグメント別の損益レポートを全社(海外含む)で統一したい
導入後の
効果2
SACをSAPと合わせて導入することでKPIとなるコード体系を標準化し、グループ共通レポートを実現
導入前の
課題3
各社ごとに立案している販売計画を管理し、在庫の適正管理を実現したい
導入後の
効果3
IBPをSAPと合わせて導入することで在庫の見える化、販売計画のシステムでの立案と見える化を実現

02SAPおよび当社選定の理由

海外売上が大きくなる中、国内および海外子会社のシステムがバラバラであり、経営判断する数字の見える化ができないと言う問題がありました。特に、各社、地域、製品毎の損益レポートと各社の販売で必要な製造数量と在庫の見える化、適正化でした。
ワンインスタンスでグローバル/リアルタイムデータ把握(分析)に強いSAPを採用されました。また需要予測についてもERPと親和性/整合性があることも大きな理由でした。
また、当社選定の理由は以下の通りです。

  1. ① SAPの導入実績(国内はもちろん中堅中小の海外展開)
  2. ② 日立グループの安心感

03導入の効果と今後の展開

ERPとIBPを導入したことで、課題であったシステムの共通化とデータの可視化は実現できています。
これ以外に以下の効果も出ています。

  • 月次決算の早期化(締めが格段に早くなった)
  • 月次レポートの削減(特に製品別売上などの損益レポート等)
  • 業務効率の向上(グループ会社間のアナログコミュニケーション等)

今後の展開としては以下を検討中です。

  • 営業活動の効率改善(CRM導入検討など)
  • S/4HANAのバージョンアップによる機能拡張

04SAPシステム導入概要

SAPシステムを導入した概要は以下の通りです。

項目 内容
企業規模 年商500億未満
バージョン SAP S/4HANA
モジュール 販売管理/購買管理/在庫管理/財務会計/管理会計
導入法人 日本(4)※1、アメリカ(2)、イギリス(2)、オランダ(2)、フランス(1)、韓国(1)、インド(1)、タイ(1)
サーバ設置 AWS
他導入システム SAP Analytics Cloud(SAC)/ SAP Integrated Business Planning (IBP)
導入期間 STEP 1:24ヶ月(国内本社) STEP 2:36か月(国内外グループ展開)
※国内は会計⇒ロジの順で導入(※ホールディングス対応最優先のため)
※海外は国内でテンプレートを構築して短期間で展開
その他事項 ※導入期間には、新型コロナの海外展開休止期間も含まれます
※当社テンプレートを利用
※1
()内は法人数

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