S/4HANAマイグレ
ホールディングス化に伴うSAPへの対応と短期間でのS/4HANA化を同時に実現しました。
SAPを導入されて、財務会計、管理会計、販売管理、購買管理、在庫管理、生産管理モジュールを10年以上ご利用されてきました。また当初の目的であった全てのグループ会社(製造・販売)のシステム統合および連結会計の刷新なども、ほぼ計画通りSAP製品でのシステム化を実施されました。
その中で今回SAPの継続利用を決断された理由は以下の通りです。
また、当社の選定理由は以下の通りです。
今回S/4HANAへのマイグレーションと同時に実施した、ホールディングス化(分社化)と決算期変更を期限通りに問題なく実現できたことが大きな成果でした。また今回SAPをクラウド(AWS)に移行したことで環境変化に柔軟に対応できる基盤になりました。
今後の展開としては、Fioriの活用(最新機能の利用)と最終ホストに残る本社の販売/物流システムをSAPに統合することを予定されています。
S/4HANAマイグレ―ション作業の概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
企業規模 | 年商500億未満 |
SAPバージョン(旧) | (AP/DB) ERP6.0 EHP5/SQLServer2017/Windows Server 2019 (基盤)オンプレ |
SAPバージョン(新) | (AP) S/4HANA 2021/Windows Server 2022 (DB) HANA2.0/SUSE Linux15 (基盤)AWS |
移行方式 | BROWN FIELD(ストレートコンバージョン) |
DBサイズ | 約1,700GB |
移行期間 | 15ヶ月 |
本番移行時間 | 約144時間(6日間) |
本番切替年月 | 2023/1 |
その他事項 |
0120-346-401※9:00~17:00(土・日・祝は除く)
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