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「SNSとは?どのように使えるのか?」

失敗事例から学ぶ基幹システム構築講座 「SNSを活用した口コミビジネス」編

2013年4月、「TENSUITE」は、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」に統合しました。
※本コラムに記載の商品情報は初掲載時のものです。

SNSとは?

(SNS1)
「SNSとは?どのように使えるのか?」
ソーシャルネットワーキングサービスとは?SNSの登録方法から、企業のマーケティング、拡販活動に活かしていく方法や注意点について考えていきます。
(2011/9/9)
筆者:(IT コンサルタント)石田 富士夫

SNSへ企業が参加する

FacebookではFacebook内に企業の広告・マーケティングや趣味・文化活動のファンを募るための「Facebookページ」を無料で立ち上げることが出来ます。
このページは企業名で掲載するだけでなく特定の商品やブランド、特定キャンペーンなど複数のジャンルで開設することが出来ます。
このページに対して「いいね!」をクリックしたファンが25人になると企業名や商品名を使った分かり易いURLが利用可能となり、更に30人を超えると「インサイト」というアクセス解析ツールが利用できるようになります。
「インサイト」では投稿に対するアクセス数や「いいね!」の回数、ファンの年代・性別などの分析結果を見ることが出来ます。企業はこれらの分析結果を商品開発や広告宣伝に活かしていくことが可能となります。
Facebookは実名主義ということもあり、他のSNSに比べて反応が抜群によいと言われています。同じ紹介用クリックボタンでもmixi、 twitterなどに比べ信頼できる知り合いからの紹介だとクリックする率が高いからだと考えられます。

更に有料のサービスになりますが、Facebook内ではターゲット顧客に絞って広告を表示させることもできます。通常の媒体の広告とは違い、広告を表示させる年代、性別、趣向などの項目で広告を表示する相手を絞り込んで反応を調べることが出来ます。

これまで、このようなマーケティング機能を利用していたのは大企業が中心でしたが、Facebookの普及に伴い最近では中小企業においても「Facebookページ」を作成する企業が増えてきております。
また、求人や新卒採用に「Facebookページ」を利用する企業が増えています。
採用する企業から見るとFacebookを利用する学生はまだ少数派ですが、ITリテラシーが高く独自の情報収集力を持っている、コミュニケーション能力の高さなど要求するスキルがフィットする企業にとっては第一段階のスクリーニングに有効だと判断しているようです。

mixiでも今年8月31日から上記と同様に個人・法人向けの無料サービスの「mixiページ」を公開しました。公開後3日間で8万件以上の登録があったと報道されています。 このことからも、SNSが企業のマーケティング・広告媒体として注目されていることが推測されます。

SNS上にどんなコンテンツを掲載すればよいか

前段では、SNSのサービスのひとつとして、企業が「Facebookページ」を立ち上げたり、ターゲットを絞った広告を顧客に発信する機能の概要を説明しました。
しかし、この機能を利用してページを作っても、興味を持って「いいね!」をクリックしてもらえなければ意味がありません。そのためには、ターゲットの顧客層が興味を持つキーワードが妥当でかつ内容が分かり易く簡潔に掲載されていることが重要になります。
このことを踏まえて、次回は企業ページをどのように作成していくのか掘り下げて考えていきたいと思います。

(次回につづく)

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