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「【TENSUITE Sシリーズ SaaS型サービス】を使って原価管理を実現する」

失敗事例から学ぶ基幹システム構築講座 「SaaS・クラウドの実例紹介」編

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2017年9月、「TENSUITE Sシリーズ SaaS型サービス」はクラウド型ソリューションに統合しました。
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2013年4月、「TENSUITE」は、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」に統合しました。 ※本コラムに記載の商品情報は初掲載時のものです。

原価管理の実現

(実例1)
「【TENSUITE Sシリーズ SaaS型サービス】を使って原価管理を実現する」
今回はこのホームページで紹介している「TENSUITE Sシリーズ SaaS型サービス」を活用して原価管理を実現する方法をご紹介します。
(2011/3/10)
筆者:(IT コンサルタント)石田 富士夫

前回までは「中堅クラウド・中小企業のSaaS・クラウド活用を考える」というテーマで、SaaSやクラウドの内容を説明し、自社導入との取り組み方の違いについてお話してきました。今回からはこれらの新しいサービスを使って自社の抱える問題点や課題の解決する方法について述べていきます。
今回はこのホームページで紹介しているTENSUITE Sシリーズ SaaS型サービス」を活用して原価管理を実現する方法をご紹介します。

モデル企業の状況と抱える問題点

今回のモデル企業は、従業員30名の電気工事会社です。社長のA氏は38才の若手2代目社長です。2年前に創業者である父親から社長を引き継ぎました。主な取引先は中堅のハウスメーカの電気工事の請負工事がほとんど占めており、受注は安定していますが、昨今の不景気で売上は2年前の8割に落ち込んでいる状況です。また、市場価格低下の影響で電気工事に関しても値引きを要求されてきています。無理な値引きが影響しているのかも知れませんが、利益については2年前の5割を切る状態になっており、早急な原価の改善が必要な状態となっています。

こんな状況でも、先代の社長からは「弊社は誠実な仕事をモットー長年かけて信用を築いてきている。少しくらい苦しいといって、安易に手を抜くと一番大切な信用を失うことになる。」と釘を刺されています。A社長としては仕事の質を落とさずに原価低減を図るべく原価の詳細を個別に分析して、改善点を探ることとしました。

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