前回、前々回と、建設業特有の会計処理について紹介しました。今回は、そのような建設業特有の会計処理に対して、システムではどのように対応しているか、当社製品であるWorksproを例に紹介します。
前回のコラムでは、実行予算を作成しコストを管理することの重要性について紹介しました。今回は実行予算などの工事データの作成・管理をシステムで行うメリットについて説明します。
建設業向けにお仕事をさせていただくことになり、初めに感じたことは建設業には明るい話題が多いということです。安倍内閣による「国土強靭化計画」、2020年に東京で開催されるオリンピック、2027年のリニア新幹線開通…。これからどんどん成長していく業界だろう。私はそう思っていました。
筆者のご紹介
佐藤 絢哉(さとう じゅんや)
システムエンジニア
早稲田大学社会科学部卒業後、日立システムズ入社。
入社後から、建設業界さま向け工事原価管理システムWorkspro(ワークスプロ)の開発および導入業務を行っている。
大学時代に学んだ会計の知識を生かし、お客さまのお役に立てるよう日々奮闘中。
* コラムは筆者の個人的見解であり、日立システムズの公式見解を示すものではありません。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。