バックオフィス業務における決裁事務の電子化をサポート
各業務システムで発生する決裁文書を統合管理できます。一覧表示された決裁文書から緊急度に応じた処理を行えます。さらに決裁文書への資料や付せん、コメントの添付をはじめ、決裁ルートの自動設定、差戻し、引戻しといった複雑な決裁事務にも対応します。
*本システムは地方公共団体や独立行政法人、国公立大学 等でもご利用可能です。
ADWORLD 電子決裁基盤システムは、決裁機能を一元化することで、業務スピードの向上を図り、事務効率の最適化を実現します。
優先順位を考慮した効率的な決裁事務の実現
各業務システムで発生した決裁文書を一覧表示し、決裁待ちの文書とその優先順位を一目で把握できます。また、大量の文書が送られても、緊急度や文書の種類に応じてフィルタを個人設定し、特定の文書だけを表示することもできます。
さらに、文書の内容を把握している場合は、一件ごとに表示せず、複数件を一括して決裁できます。
兼務や日付のさかのぼりに対応
職員の所属、役職、権限の情報は何年何月何日から何年何月何日までという期間で管理していますので、過去の日付にさかのぼった場合は、その日付時点の所属、役職、権限に応じて、適切な決裁処理を行えます。
また、同じ職員について複数の所属、役職で期間を重複して登録すると、兼務扱いとなり、兼務しているすべての所属、役職宛てに送られてきた文書を一覧表示できます。
資料や付せんを添付可能
決裁文書に必要な添付資料は、Windowsで扱えるファイルにすると、そのまま添付できます。さらに、イメージスキャナーでの読み取りが困難な設計図面やページ数の多い添付資料は、従来通り紙で送付できます。その場合決裁文書には、紙で送付する添付資料があることを明示し、添付資料の表紙用に、送付ルートを記載した送付票を自動作成することもできます。
「何月何日までに処理してください。」「何月何日付けで決裁してください。」といった事務上必要な注意事項を、決裁文書に付せんして添付できます。また、付せんとは別に、職員一人ひとりがコメントを付けることもできます。
電子決裁機能をはじめ、職員ポータル画面の案件一覧件数表示機能、操作待ち案件到着時のメール連携機能など起案者、決裁者へのプッシュ型の情報配信で迅速な決裁処理を実現します。
他社の業務システムと連携する際のカスタマイズを抑えるための役割のほか、簡易的なワークフローを兼ね備えているため、公用車や鍵等の管理事務における職員負担軽減や事務効率UPが実現可能です。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。