災害時の早期の水防活動、平常時の安定的な水供給をサポート
上水道の安定的な水供給を実現するために配水小管の消火栓や減圧弁等で水圧をリアルタイムに監視します。
※1 Low Power Wide Area
平常時から水圧をリアルタイムに監視することで災害時などの異常発生時の対応に活用できます。水道復旧が必要な箇所の特定に役立つため、復旧作業の効率が向上し、復旧までの時間短縮が図れます。
配水管破損の原因のひとつである減圧弁故障を早期検知することが可能です。故障発生時の修理・応急処置の早期実施に役立つため、配水管破損や漏水発生等の水道事故防止、復旧工事や給水車による応急給水対応の最小化が図れます。
浄水場から遠距離にあるエリアは水圧の過不足が発生しやすい傾向にあります。水圧をリアルタイムに監視することで水道が安定供給されているかを確認することが可能です。
下水道の水位データを継続的に取得することで、豪雨時などに早期の水防活動やポンプ場の適正な運転などを支援します。
下水の水位データを継続的に取得することで、豪雨時などの急激な増水を安全に把握することが可能です。早期の水防活動やポンプ場の適正な運転など、浸水対策に活用できます。
汚水マンホールの水位監視も可能です。汚水管詰まりなどによる水位上昇等をタイムリーに検知し、早期の初動につなげます。
平時、異常時の水位を把握することで、下水道維持にかかせない定期的な点検、清掃のタイミングの最適化や巡回点検の削減に貢献します。
平常時における管路の流れの可視化や、異常の特定、管網解析の精緻化を支援します。
配水ブロック内の水道利用実態を定量的かつ正確に把握することで、配水管修繕や更新の設備投資判断に活用できます。布設替の管径決定、配水ブロックの検討、配水池給水区域の把握などが容易に行え、維持管理の向上が期待できます。
流量計測ポイントを増加することで、水の流れがわかりやすくなり、漏水の迅速な把握につながります。事故や災害時は漏水状況に応じた配水調整を行うことができるとともに、断水範囲の局所化により水道復旧が必要な箇所の特定などに役立ちます。
付近の埋設室に、断水なしで後付することが可能なため、いままで計測できなかった場所での流量監視が可能となります。さらに、水圧データや管路情報との組み合わせにより管網解析の精緻化を図ることができます。
残留塩素濃度確保や定期的な水質確認作業の効率化など、安全でおいしい水の供給を支援します。
配水末端地域において水の停滞が多くなり、残留塩素濃度低下件数が増えていることに伴い、現場調査と排水作業及び排水量の増加が問題となっています。遠隔監視と排水作業の自動化により、効率的な残留塩素濃度確保を実現します。
災害用貯水タンクなどでは、人の手による定期的な水質確認作業と排水作業が実施されており、施設管理者の負担となっています。この作業を自動化することで、作業負担の軽減が期待できます。
塩素濃度がしきい値を下回った場合、自動的に排水を開始し、改善すると自動的に排水を停止します。また、PCやスマートフォンなどから手動で排水指示を行うことも可能です。毎日所定の時刻に排水するなど、排水時間が決まっている場合は、スケジュール設定による排水指示も可能です。
土工事が不要で、断水の発生はありません。電源設備がない、新設及び既設の消火栓やマンホール、埋設室内への設置が可能です。IP67以上で防水性を確保できます。
マルチキャリアを採用しており、複数の通信キャリアから選択可能です。
一定の間隔でデータを取得し、クラウドに送信します。異常を検知した場合には、アラートを表示するなど、管理者に通知します。取得したデータをPCにダウンロード可能です。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。