Ross ERP(ロス イーアールピー)は、化学業界や食品業界をはじめとするプロセス製造業のお客様が求める機能を備えた統合基幹業務システム(ERP)です。
生産管理や在庫管理、原価管理など豊富な機能を標準搭載している「オールインワン構成」のERPパッケージで、国内外を問わず多数の導入実績と高い評価を誇ります。また、豊富な連携製品により柔軟な機能拡張も可能です。
Ross ERPは、プロセス製造業の各業務を効率化するための機能を標準で備えています。必要なテンプレートなども標準搭載しており、特別なカスタマイズを行わなくてもご利用いただくことが可能です。もちろん、日立システムズのノウハウを生かし、お客さま要件に基づくカスタマイズにも対応します。備えている機能は、生産管理、在庫管理、会計などカテゴリ(モジュール)ごとにメニューの表示/非表示が行えます。
お客さまの業務や利用形態に応じて、操作画面のインターフェースを変更できます。また、Microsoft Office製品との連携にも対応しています。
アプリケーション層(Ross ERP)、稼働環境層(IAF層=Internet Application Framework 4GL 言語環境)、プラットフォーム層(OS、データベース)の3層で構成されています。
プラットフォーム層の更新(サーバーOS/DBのバージョンアップなど)の際には、稼動環境層のみバージョンアップすることで対応が可能です。
また、Ross ERPはバージョンを重ねるごとに各種業務機能の追加を行いますので、アプリケーションのバージョンアップをしていただくことで、機能を拡充することが可能であり、プラットフォーム層の更新は必須ではありません。
Ross ERPは、グローバル展開を想定した標準機能を備え、世界35か国以上、2,500社を超える導入実績を誇ります。日立システムズでは、Ross ERPの開発元である Aptean社との連携により、日本国内だけでなく、グローバルに事業を展開するお客さまを強力に支援しています。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。