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Hitachi
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システム概要

  • 管理対象システム:オンライン業務システム
  • 業務オンラインサーバー10台、Web/DB/APサーバー、バックアップシステム、ネットワーク機器30台
  • 導入製品*:JP1/IM - Manager、JP1/Base、JP1/AJS2、JP1/Power Monitor、JP1/Cm2/NNM、JP1/Cm2/SSO

導入前の課題

社内の業務オンラインシステムは、毎日以下のサイクリックな運用が必要であり、運用管理者の負担が大きかった。

  • 朝、システムを起動。サーバーの起動順番を意識する必要があり(DBサーバーの起動を確認後、業務オンラインサーバーを起動)、手動で運用管理者が起動操作を実施。
  • 日中はオンライン業務を実施。ツールを使って疎通レベルの動作確認を実施。疎通レベルの障害チェックのため、業務レベルの障害を運用管理チーム側から検知できないことが多い。
  • 夜間は、日中のオンライン業務の進捗を確認しながら、集計処理のバッチ処理を実施。バッチ処理の完了を確認後、バックアップ処理を実行し、その終了とともにシステムを停止。

選定ポイント

システム運用の改善ポイントは以下のとおり。

  • 運用管理者の業務負担の軽減。
  • 人的操作によってミス(サーバーの起動順序誤り/集計処理失敗/バックアップ漏れ)が発生しない仕組みが必要。
  • 日中のオンライン業務において、業務停止を検知し、障害部位を切り分けする仕組みが必要。

下記の要件を満たす製品選定を実施。

  1. 朝のシステム起動から、夜の業務バッチ処理/バックアップ処理の自動化。
  2. サーバー、ネットワーク機器のノード生死監視が可能。
  3. サーバーの業務のプロセス監視/障害ログの監視が可能。
  4. サーバーはWindows®/Linux/UNIXが監視対象として扱える。
  5. システム起動/オンライン業務監視/バッチ処理などが一元管理できるコンソールを持つ。

導入前・導入後のポイント

既存の運用を維持しながらの運用管理者への負担軽減が必要であり、オンラインシステム利用者にとってシステムのサービス内容を変えることなく、システム運用の自動化、業務レベルの障害監視が実現できた。

導入効果

毎日のルーチンワークに当たる人的操作の介入がなくなり、システム運用上のミスが皆無となった。運用管理者への負担が軽減し、業務サーバーの管理者との連携を密に運用を行えるようになり、障害対応のスピードアップにつながった。

*
JP1/IM - Manager: JP1/Integrated Management - Manager
JP1/AJS2: JP1/Automatic Job Management System 2
JP1/Cm2/NNM: JP1/Cm2/Network Node Manager
JP1/Cm2/SSO: JP1/Cm2/SNMP System Observer

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