3D作業手順書を自動生成し、手順書の品質向上、作成工数を削減
3D CADから作業手順書を自動生成することで、手順書作成工数を削減し、生産能率を高めます。また、要素作業単位の手順をコマ送りで画面に表示するため、作業者が手順を理解しやすくなり、作業効率・品質が向上します。
近年、1つの製品に対して顧客のニーズに合った多種多様な製品の需要拡大から多品種少量生産に取り組む企業が増加しています。多品種少量生産では、設計図面から生産品ごとに作業手順書を作成するため、作業手順書の工数が大幅に増加します。そのため、生産性を向上させるには手順書作成の作業効率を向上させる必要があります。
また、人口減少などから、外国人労働者等の非熟練者の雇用が進み、作業品質維持・向上が困難になると想定されます。
「組立ナビゲーションシステム」は設計者が手作業で作成していた作業手順書を3D CADから自動で生成し、作業手順をコマ送りで画面表示できます。
3D CADデータから部品の構成、形状や隣接関係、配置などの情報を取り込みます。その情報を基に分解動作を算出、適切な組立順序を計算し、3Dの作業手順書を自動生成します。
それにより手順書作成工数の削減や作成作業の平易化ができます。
(※)特許第4859590号 ・2012年度(第32回)精密工学会技術賞 受賞
作成した3D作業手順書をViewerで表示することができます。要素作業レベルで具体的な作業手順や注意点、ノウハウを画面に表示します。これにより作業者の悩む時間を短縮し、作業理解度の向上や作業の均質化につながります。また、要素作業の作業実績が記録されるため、各作業者の作業内容の見直しなどにも役立てることができます。
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