セカンドライセンスとは、正規ライセンスとは別に、正規ライセンスの利用者のみが使用できる、使用条件がごく限られているライセンスのことです。(例:2台目の携帯用マシンでの使用権) License Guardでは、マシン固定ライセンスのセカンドライセンスのみサポートしています。
例として、セカンドライセンス付きのマシン固定ライセンス製品を購入した場合の、正規ライセンスの登録、割当て、およびセカンドライセンスの割当てから、割当先マシン廃棄までの運用フローについて説明します。
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正規ライセンスの登録 正規ライセンスの登録に関しては、「マシン固定ライセンス」を参照してください。 |
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正規ライセンスの割り当て 正規ライセンスの割り当てに関しては、「マシン固定ライセンス」を参照してください。 A) 所有ソフトウェア一覧において、割り当てた正規ライセンスの割り当て先マシン名をクリックします。 【所有ソフトウェア一覧】 B) 割当先マシン一覧が表示されます。この割当先マシン一覧の「セカンドライセンス」列にセカンドライセンスの情報が表示されます。 【割当先マシン一覧】 |
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正規ライセンス割り当て先以外のマシン上で製品をインストール 利用者が正規ライセンスを割り当てたマシンとは別に、ノートPCにも製品をインストールしたとします。ただしこの時点では、セカンドライセンス契約に違反せずに使用しているにも関わらず、下記の過不足管理一覧では「未割当PC」は1、かつ「過不足数」は-1になり、一覧上ではライセンス不正使用時と同様の表示になってしまいます。「License Guard」では、製品をインストールしたノートPCに対してセカンドライセンスを割り当てることにより、これを解決します。 【過不足管理一覧】 |
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セカンドライセンス割り当て セカンドライセンスは、割当先マシン一覧から割り当てます。割当先マシン一覧からは、常に1つのセカンドライセンスしか割り当てできないため、セカンドライセンスを複数マシンに割り当てることを防ぎます。 A) 割当先マシン一覧上のセカンドライセンスの左列にある、割当をクリックします。 【割当先マシン一覧 セカンドライセンス表示欄】 B) セカンドマシン割当画面が表示されるので、セカンドライセンスを割り当てるマシンを選択します。 【セカンドマシン割り当て】 C) セカンドライセンスの使用条件が注意事項として表示されます。内容を了承し、OKボタンをクリックします。セカンドライセンスの使用条件に了承した場合のみ割り当て可能であるため、契約内容を周知させることに役立ちます。 【セカンドライセンス注意事項】 D) 割当先マシン一覧に戻ると、セカンドライセンスを割り当てたマシン情報が追加されています。 【割当先マシン一覧 セカンドライセンス表示欄】 「License Guard」は過不足管理一覧を使用してライセンスを管理します。 【過不足管理一覧】 |
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セカンドライセンス割り当て先マシンの移管に伴うライセンス管理 セカンドライセンスを割り当てているマシンを他部署に移管した場合、移管元部署における過不足管理一覧では、セカンドライセンスの「自部署への割当」は0になり、「他部署への割当」は1、「割当済みPC」は1になります。 【移管元 過不足管理一覧】 移管先部署における過不足管理一覧では、セカンドライセンスの「他部署からの割当」は1、「割当済みPC」は0になります。 【移管先 過不足管理一覧】 マシン移管時に、割り当てを解除すべき(または移管すべき)ライセンスの把握が可能となり、移管先部署での不要なライセンスの購入防止、セカンドライセンスの不正使用防止に役立ちます。 |
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セカンドライセンス割り当て先マシンの廃棄に伴うライセンス管理 セカンドライセンスを割り当てているマシンを廃棄した場合、過不足管理一覧からセカンドライセンス情報は削除されます。 【過不足管理一覧】 また、割当先マシン一覧ではセカンドライセンス情報が削除されており、再び割り当て可能だということが分かります。 【割当先マシン一覧 セカンドライセンス表示欄】 |
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正規ライセンス割り当て先マシンの廃棄に伴うライセンス管理 セカンドライセンスが割り当て済みの状態で、正規ライセンス割り当て先マシンを廃棄した場合、正規ライセンスの割当は解除されますが、セカンドライセンスの割当についても自動的に解除されます。その場合、過不足管理一覧において、それまでセカンドライセンスが割り当てられていたものが、「未割当PC」でカウントされるようになります。新たにライセンスの割り当てが必要であることが分かります。 【過不足管理一覧】 |
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