(写真後列左から)ハウスホールドジャパン株式会社 野崎 治雄 様 春日 尚樹 様 田中 香代子 様 フェニ ルシリア 様 株式会社日立システムズ 大西 史高 河田 暢仁 下山 大輔
ゴミ袋や汎用ポリ袋をはじめ、500種類を超える自社商品で消費者ニーズにきめ細かく応えるハウスホールドジャパン株式会社様は、販売管理・購買管理・在庫管理をはじめとする基幹業務に「FutureStage 卸売業向け販売管理システム」を導入しました。ビジネスの成長に対応できない旧システムから、高い機能性と柔軟な拡張性を持つFutureStageへとリプレイスすることで、さらなる業容拡大を可能にする情報システム基盤の構築に成功しています。
導入前の
課題1 |
一般的な販売管理システムでは、自社特有の業務ニーズに対応できない。 |
導入後の
効果1 |
卸売業の業務課題にきめ細かく対応可能なFutureStageだから、最少限のマンパワーで高効率な業務遂行が可能に。 |
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導入前の
課題2 |
ビジネスの成長にシステム機能が追いつかず、属人的な手作業などの非効率が社内各所で発生している。 |
導入後の
効果2 |
高い柔軟性を持つFutureStageだから、ビジネスの成長にあわせて段階的且つ必要に応じた機能拡張が可能に。 |
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導入前の
課題3 |
本社以外の拠点でも統制できるシステムを導入したい。 |
導入後の
効果3 |
内部統制機能を有したFutureStageだから、本社の統制が届きにくい事業拠点でも業務遂行が可能に。 |
FutureStage 卸売業向け販売管理システムを導入。
(本番稼働は2018年4月)
製品名 | FutureStage 卸売業向け販売管理システム |
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導入機能 | ●販売管理 ●購買管理 ●在庫管理 ●輸入管理 |
クライアント数 | 20CAL |
ビジネスの成長にあわせて機能強化できる、拡張性の高いシステムを導入したい
消費者のニーズに応える豊富な商品を提供するハウスホールドジャパン様。同社は2007年の設立以来、同じ販売管理システムを使い続けてきましたが、ビジネスの拡大にともないシステムの不便さが目立つようになりました。
「納品先ごとの単価設定ができない」、「リベート計算が自動化できない」、「請求書をデータで保存できない」、「金額に応じた請求内容の表示切り替えができない」…。それまで運用していたシステムは柔軟性が低く、ビジネスの拡大とともに発生するさまざまな業務ニーズに対応できませんでした。このため同社では現状の課題を解決しつつ、将来的に発生する新たなニーズにも余裕を持って対応できるカスタマイズ性の高いシステムを導入すべく検討を開始しました。
高い機能性と拡張性を評価。スムーズなシステム移行を実現する提案・ノウハウが決め手
FutureStageのデモンストレーションを見た経営層は、想像を超える豊富な機能や柔軟性に驚いたと当時を振り返ります。カスタマイズ性も高く、将来的に発生する新たな業務ニーズにも十分に対応可能と判断されました。
代表取締役社長・野崎様の唯一の懸念は「不慣れなシステムに移行することで、受注・出荷などの業務スピードが落ちてしまわないか」ということでしたが、日立システムズはその不安を払拭するため、旧システムとの並行稼働期間を長めに設けた導入計画や、お客さま側で行うべき作業やその実施時期についてきめ細かい提案を実施。製品自体に加えてスムーズなシステム移行を可能にする知見が評価され、FutureStageの採用が正式に決定しました。
経理業務にかかる作業時間を大幅に短縮。さらなる成長を可能にするIT基盤の確立へ
FutureStageの導入後、経理業務では目覚ましい効率化が実現しています。特に効果が大きいのが請求書発行業務です。得意先さまの件数が増える中、グループ分けをすることで請求明細のチェックポイントが明確になり、何度も行っていた確認作業を減らすことができました。さらに毎月100件以上におよぶ請求書のFAX送信が自動で行えるようになりました。こうした導入効果の積み重ねにより、請求業務の所要時間は約50%も削減されました。
また、FutureStageには登録された値と違う入力が行われた場合に警告を発する機能があり、これまで本社で行っていた商品価格登録作業を支社に分散することも実現しました。「FutureStageの各種機能のおかげで、売り上げの伸びに対して経理業務の負荷はほとんど変わっていません。仮に売り上げがもっと伸びても、FutureStageなら現体制のまま問題なく業務を回せると思います」(専務取締役・田中様)。
FutureStageは輸入業務にも対応しており、輸入諸掛を製品原価として自動的に按分・配賦できるようになるなど、より正確・迅速な原価把握も実現しました。今後、ハウスホールドジャパン様では原価の見える化をさらに推し進め、併せて見積書の承認をFutureStage内のワークフローで行うことにより、企業成長の源泉である利益の確保をさらに確実に行える体制の実現をめざしていきます。
代表取締役社長・野崎様は、FutureStageをこう評価しています。「成長にあわせて柔軟にシステム拡張できる点がFutureStageの良さ。今後も継続的なシステム投資を行うことで、成長をより確かなものにしていきたいと思います」。
日立システムズは今後も、FutureStageのさらなる機能拡張およびシステム活用方法の積極的なご提案を通じて、ハウスホールドジャパン様の成長・発展に貢献していきます。
第一印象は「そんなこともできるの!?」今後さらに生産性を向上させていきたい
「え、そんなこともできるの!?」というのがFutureStageを最初に見た時の印象です。旧システム時代に困っていたことが解決できるだけでなく、あれもできる、これもできると期待が膨らみました。まだ使用していない機能や試してみたいことがたくさんありますので、今後そういったことを1つ1つ実現していき、業務をさらに効率化していきたいと思います。(田中様)
ハウスホールドジャパン株式会社様はごみ袋、レジ袋、包装用ポリ袋などはもとより、お客さまの仕様に合わせた特殊な袋なども企画開発、製造販売をしています。
また、国内のフィルムメーカーさま向けに、海外の原料メーカーからポリエチレン原料を輸入販売し、国内のフィルムメーカーさまのコスト削減にも貢献されています。
今後は、従来からの汎用ポリ袋の製造販売を一つの柱として、従来市場には出回っていない形態の袋の開発に力をいれ、ポリ袋を通して、みなさまのお役に立てる企業を目指していらっしゃいます。
担当より一言
お客さまの期待に応えるため、今後も継続的なパッケージ機能の進化を実現していきます。
定型的な販売管理パッケージは導入が容易である反面、事業拡大によって必要になってくる例外処理対応力や柔軟性は十分とは言えず、ハウスホールドジャパン様はまさにそうした点にお困りでした。
今回、FutureStageに乗り換えていただいたことで、取引先ごとに異なる業務要求へのきめ細かな対応、さまざまな実績データの見える化、遠隔拠点の利益管理などの内部統制ができるようになりました。マンパワー削減とCS向上を同時に実現しながら高い業務品質を保つことができるFutureStageは、ますますの業容拡大に貢献させていただけると思っています。
取材にご協力いただいたお客さま、ご協力ありがとうございました。
取材日:2019年1月
*本内容は2019年3月時点の情報です。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
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