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日立システムズ 日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション FutureStage

(写真右列 左から)株式会社コモダエンジニアリング 取締役 大橋 徹 氏、管理部 次長 長野 広志 氏
(写真左列 左から)株式会社日立システムズ 有本 雅治、平尾 大史、吉田 菜々美

  • 業種油圧製品、油圧部品、熱間鍛造ボルト、機械加工部品の製造
  • 特長ハイブリッド生産、Custom-made Pack(カスタムメイドパック)による導入

千葉県柏市にある金属部品メーカー、株式会社コモダエンジニアリング様(以下、コモダエンジニアリング様)は、「FutureStage 製造業向け生産管理システム」を徹底的にカスタマイズし、自社の業務に高い適合性を持つ生産管理システムを構築しました。パッケージのフレームワークをベースに、自由度の高いカスタマイズを可能にするセミオーダーメイド開発方式の導入モデル「Custom-made Pack(カスタムメイドパック)」を活用することで、理想とするシステムを低コストで構築し、さまざまな業務改革を実現しています。

導入前の
課題1
自社独自システムの必要性を感じているが、完全な個別開発システムでは予算に合わない。
導入後の
効果1
「カスタムメイドパック」を利用して、オーダーメイドに近いシステムを低コストで構築。
導入前の
課題2
業務の特殊性が高いため、一般的なパッケージソフトウェアでは自社の業務にフィットしない。
導入後の
効果2
パッケージをベースに、極めて自由度の高いカスタマイズを可能にすることで、高い業務適合を実現。
導入前の
課題3
部品構成別製造原価表の作成業務に平均1日、製品によっては2~3日を要する。
導入後の
効果3
全面システム化により、作成業務に要する時間はわずか30秒~1分に短縮。

(導入状況)

FutureStage 製造業向け生産管理システムをCustom-made Pack(カスタムメイドパック)で導入。
(本番稼働は2014年12月)

今回導入のシステム

製品名 FutureStage 製造業向け生産管理システム
導入機能 ●生産管理
●販売管理
●在庫管理
●原価管理
●購買管理
●技術管理
クライアント数 35CAL

システムイメージ図

システムイメージ図

(導入目的)

Windows XPのサポート終了を機に、現在の業務ニーズに合ったシステムへリプレイスしたい。

コモダエンジニアリング 取締役 大橋 徹 氏
コモダエンジニアリング
取締役
大橋 徹 氏

コモダエンジニアリング様では、Windows XPのサポート終了を機に、10年以上利用してきた生産管理システムのリプレイスを検討していました。
旧システムには、コモダエンジニアリング様独自の業務に合わせてさまざまな機能カスタマイズが施されていましたが、度重なる機能拡張によってシステムは「つぎはぎ」状態となり、その「つぎはぎ」によりシステムのところどころで矛盾点が生じていました。

大きな不満こそなかったものの、「過去の在庫の金額を見たい(現在のデータしか見られない)」「コスト管理やコスト積算を迅速化したい」「在庫評価を売価還元法から標準原価法に変更したい」などといった要望が、現場や経営サイドから出ていました。

このような背景から、リプレイスでは旧システムの機能を整理してある程度踏襲しながら、現在の業務ニーズに合わせた新機能の追加も行うことになりました。

(選定理由)

コストを抑えながら独自の機能を多数追加。低コストで理想とするシステムを構築。

コモダエンジニアリング 管理部 次長 長野 広志 氏
コモダエンジニアリング
管理部 次長
長野 広志 氏

システム選定のネックとなったのが、コモダエンジニアリング様の業務ニーズを満たすさまざまな独自機能をいかに実現するかということでした。
完全オーダーメイドの個別開発システムでは予算の条件を満たせず、一方、パッケージソフトウェアでは高度な機能要件をクリアすることができません。
そこで、パッケージソフトウェアにどれだけ独自機能を盛り込めるかという観点から選定を行った結果、日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」が採用されました。

「FutureStage」の導入モデルには、パッケージのフレームワークをベースに、カスタマイズやアドオン開発を柔軟に行うことができるセミオーダー開発方式の「カスタムメイドパック」が用意されています。
「カスタムメイドパック」を用いれば、完全オーダーメイドのシステム構築よりもコストを抑えつつ、パッケージソフトウェアでは実現困難な独自性の高い機能開発を行うことが可能です。

コモダエンジニアリング様のベンダー候補は4社ありましたが、最終候補は日立システムズを含む2社にまで絞られました。「FutureStage」は他社パッケージに比べて、コモダエンジニアリング様の業務ニーズに対応できる点が多いこと、また、低コストでの開発が可能であったことが最終的な選定の決め手となりました。

(導入効果と今後の展望)

BOM(*)作成は「平均1日」から「30秒~1分」に。ものづくり品質の向上と競争力の強化を実現。

柏工場の加工設備(転造盤ショップ)
柏工場の加工設備(転造盤ショップ)

柏工場の冷間鍛造・熱処理設備(連続無酸化焼入炉・連続焼戻炉)
柏工場の冷間鍛造・熱処理設備(連続無酸化焼入炉・連続焼戻炉)

阿見工場の加工設備(MCライン)
阿見工場の加工設備(MCライン)

日立システムズのSEによる入念な業務ヒアリングと、製造業向けシステム開発の豊富な導入実績、さまざまな業種や業務形態でのノウハウが生かされ、導入プロセスはスムーズに進行し、新システムは無事稼働を迎えました。

「難しいカスタマイズが多かったので、正直もっと苦労すると思っていました」と、長野氏は当時を振り返ります。

導入効果は確実に表れています。
旧システムはレスポンスが非常に遅く、阿見工場においては、一つ検索するのに3分、場合によっては10分ほどかかっていましたが、今はほんの数秒で検索処理が完了し、処理スピードが大幅に改善にされました。
特に劇的な業務改善となったのがBOMを基にして作成する部品構成別製造原価表の作成業務です。
コモダエンジニアリング様では1製品に100点以上の部品がひも付くケースもあり、以前はその一つ一つを手作業で図面から調べてPCへ入力していました。その積み重ねによって、工程ごとに材料費はいくらか、どこで購入しているか、などといった調査も必要となるため、BOM作成、および原価計算には平均1日、製品によっては3日以上もかかり、膨大な手間と時間が費やされていました。

「FutureStage」の導入によってこれらの作業を全面システム化した結果、「平均1日」かかっていた作業時間はわずか「30秒~1分」と、著しく短縮されました。さらに、製造原価など正確なデータのリアルタイム取得も実現しました。

「現在のような経営環境下では、正しいデータを基に実態を把握し、いち早くコスト削減につなげていくことが重要です。システムにより、それが実現できる体制になったことは経営的に大きいです」と、大橋氏は今回のプロジェクトを総括します。

セミオーダーメイド開発方式の「カスタムメイドパック」で理想のシステムを構築し、長年にわたり蓄積された独自のものづくりノウハウのシステム化に成功したコモダエンジニアリング様は、今後も「FutureStage」を活用して、さらなる品質の向上、競争力の強化をめざしていきます。

*
BOM:Bill of Materials(部品構成表)

(評価)

依頼に対する素早いレスポンスと、何でも相談できる安心感が嬉しい。


コモダエンジニアリング 大橋氏、長野氏(写真右列)と日立システムズ 有本、平尾、吉田(写真左列)

日立システムズは営業の方、SEの方を含め、関係するすべての方が親身になって対応してくれるので、とても感謝しています。みなさん人間味があって相談しやすいのです。

システムベンダーへの問い合わせなど、以前はとりまとめのシステム担当者一人が窓口となってやっていましたが、今はFutureStageを使ういろいろな部門のユーザーが日立システムズと直接連絡を取り合って対応してもらっています。
一人一人が直接やりとりすることで話もリアルに伝わるし、システム担当者の負担も軽減されて、とても良いことだと思います。

依頼に対するレスポンスも早いですし、ITやシステム全般に対応できる力があるので、日立システムズには何でも相談できるという安心感がありますね。

今回はカスタマイズの多い難しいプロジェクトだったと思いますが、想像以上にスムーズに導入できたのは、日立システムズだからこそだと思います。
今後も信頼のおけるパートナーとして、当社を支援していただきたいと思います。

お客さまについて

1936年、東京都墨田区に創業したコモダエンジニアリング様は、油圧製品、油圧部品、熱間鍛造ボルト、機械加工の製造・加工を行う金属部品メーカーです。工場は千葉県の本社・柏工場、茨城県の阿見工場、関連子会社にインドネシア(ジャカルタ市)のコモダインドネシアがあります。主要製品は、各種バルブなどの油圧製品、各種スプール・バルブボディなどの機械加工部品、熱間鍛造ボルト・冷間鍛造ボルトなどのファスナー類などです。コモダエンジニアリング様は、豊かな創造と、高度な技術で、質の高い製品とサービスを提供しています。

株式会社コモダエンジニアリング様会社ロゴ

創立
1936年11月15日
資本金
1,000万円
従業員数
245名(コモダインドネシア 118名含む)(平成27年4月1日現在)
代表者
代表取締役会長 菰田 文子、代表取締役社長 岡安 修哉
所在地
千葉県柏市根戸433
事業内容
油圧製品、油圧部品、熱間鍛造ボルト、機械加工部品の製造
URL
http://www.comoda.co.jp/

お客さまについて

担当より一言

予算や要件にあわせた豊富な導入モデルで「FutureStage」の導入を支援します

今回のプロジェクトでは、お客さま取締役から現場の方々まで全社を挙げてプロジェクトにご参画いただいたため、非常にスムーズにシステムを稼働することができました。多様な改善要件の実装とパッケージの機能を生かすことで、今まで以上に強力な業務サポートのできるシステム基盤が構築できたと思います。
今後も、コモダエンジニアリング様の事業発展に貢献できるよう尽力していく所存です。
ご協力ありがとうございました。


営業
有本 雅治


設計
平尾 大史


設計
吉田 菜々美

取材にご協力いただいたお客さま、ご協力ありがとうございました。

取材日:2015年9月

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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