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「企業ページの構成と運用上の注意点について」

失敗事例から学ぶ基幹システム構築講座 「SNSを活用した口コミビジネス」編

2013年4月、「TENSUITE」は、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」に統合しました。
※本コラムに記載の商品情報は初掲載時のものです。

企業ページの構成と運用上の注意点について

(SNS3)
「企業ページの構成と運用上の注意点について」
商品のコンセプトとキャッチフレーズを生かして、企業ページを構成する重要な要素と運用上の注意点についてご紹介します。
(2011/11/21)
筆者:(IT コンサルタント)石田 富士夫

ページトップにキャッチフレーズ(何が良くなる)を掲げる

キャッチフレーズとは提案する商品・サービスを適用した結果、何がどのように良くなるかということを端的な言葉で表したものです。
論理的に説明するのではなく、結果、効用を一言で表すことが大切です。また、写真やイメージ図などを使って、言葉だけではなく感性も含めメッセージを正確に受け止めてもらうような工夫が大切です。
社内で煮詰めた商品のコンセプトを自信と誠意を持って表現するようにします。

掲載するメッセージで注意すること

さて、メッセージを掲載するうえで注意しなければならないことがあります。
商品の良さ・効用をできるだけお客さまに訴えたいのは山々ですが、誇大表現や誤解を与えるような内容・表現は厳に慎まなければなりません。
SNSやツイッターの世界では良くも悪くも、情報が級数的なスピードで広がります。

サーバー炎上事故

問題が生じた際には、多くの人が同時多発的にクレームメールを発信し、メッセージの集中によってサーバーが炎上する等の大事故が起こる原因となります。

実際に起こった事例としては、ある企業が懸賞金付きのキャンペーンの告知にツイッターを用いて商品に関係するキーワードから抽出した相手にキャンペーン案内を発信したところ、「不特定多数にメッセージを配信するスパム的ツイ-ト」と批判するクレームメールが集中してサーバーが数時間で炎上し、即日お詫び広告を出すことになった例があります。

このようにツイッターでは、相互にフォローし合っているユーザーでもないユーザーに向けて、画一的な宣伝メッセージを無差別投稿することはスパム的行為とみなされることが多いと認識しておきましょう。
SNSの世界は相互の信頼の上に成り立っているもので、企業といえどもフォロワーとなってもらう為には、相手にとって有益なメッセージを地道に発信し、時間をかけて信頼関係を築いていくものであるということを忘れてはいけません。
掲載する内容は事実に基づいたことを、誤解のない表現で、誠実に伝えるよう常に注意することが大切です。
また、キャンペーンの告知については、応募や返信が一度に集中しないような配慮も必要です。

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