
「投融資に係る温室効果ガス排出量」を指す。金融機関の投融資先が排出した温室効果ガスについて、金融機関も一部を排出したとみなす考え方。銀行であれば資金の貸し出しによって企業の排出に間接的に関わっているためだ。
金融機関は多くの企業と取引があり、気候変動対策でも影響力が大きいためファイナンスド・エミッションが重視されるようになった。自社外の排出量算定基準「スコープ3」にも「投資」の項目(カテゴリー15)がある。上場する金融機関は排出量の開示が求められるようになっており、投融資先の排出量の把握が迫られている。また金融機関には、投融資先に対して排出削減を働きかける役割も期待されている。