
地球温暖化による気候変動の影響を評価する機関。各国政府が気候変動対策を検討する科学的な基礎を与えており、温室効果ガス排出実質ゼロの目標もIPCCの成果。
世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)によって1988年に設立された。各国政府が推薦した専門家が、科学者が発表した数千本もの論文を集め定期的に報告書として発表している。2023年3月に公表した第六次統合報告書は2025年までに世界の温室効果ガス排出量を減少に転じさせ、2030年までに2019年比43%削減、2035年までに60%削減し、さらに2050年に実質ゼロを達成すると産業革命前からの気温上昇を1.5℃未満に抑えられる道筋を示した。