
温室効果ガスの排出削減量を取引できるようにしたもの。排出枠とも呼ばれる。
排出削減に取り組んだ事業者は、削減実績をカーボンクレジットとして発行し、売却できる。購入した企業は、自社の排出量から購入したカーボンクレジット分の削減量を減らせる。カーボンクレジットを活用し、削減努力しても残った排出量を帳消しにする方法は「カーボン・オフセット」と呼ばれる。企業活動による排出量を実質ゼロにする最終手段に位置づけられる。
カーボンクレジットの発行手段として、再生可能エネルギー事業や省エネルギー投資による排出抑制、森林整備による大気中から二酸化炭素(CO2)吸収などがある。日本では政府が主導する「J―クレジット」と「二国間クレジット制度(JCM)」が、カーボンクレジットの発行している。また、日本取引所グループは2023年10月、カーボン・クレジット市場を開設する。