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導入事例 平塚信用金庫様 為替イメージ処理システム BPOサービス

  • 事務集中
  • BPO

お客さまの声

為替業務のBPOにより、経営資源をお客さまサービスへと集中
店舗が接客に専念できる体制を実現し、地域密着の経営をめざす

  • 導入前の
    課題1

  • 兼務で行われている為替業務の運用体制を見直し、事務処理の精度をあげたい
  • 導入後の
    効果1

  • 専門スタッフに為替処理を任せることで、業務の正確性が向上
  • 導入前の
    課題2

  • 作業負荷が大きい為替業務を効率化させて、お客さまサービスに集中したい
  • 導入後の
    効果2

  • BPOで負担が軽減。
    お客さまサービスに注力できる環境を実現
  • 導入前の
    課題3

  • 為替業務システムの運用にかかるコストを削減したい
  • 導入後の
    効果3

  • 日立システムズのデータセンター運用に替わり、システム監視・運用のコストが削減

神奈川県平塚市を中心に地域密着の金融サービスを展開する平塚信用金庫様は、限られた経営資源をこれまで以上にお客さまサービスに集中させるため、日立システムズの「Finnova 為替イメージ処理システム BPOサービス」を導入しました。月平均6,000件の為替処理を日立システムズに委託することで、事務部門の業務処理能力が向上。営業店舗がよりお客さまサービスに集中できる業務体制を確立しています。

※BPO(Business Process Outsourcing)

本事例の関連商品Finnova 為替イメージ処理システム BPOサービス

導入の目的

経営資源をお客さまサービスに集中させたい

平塚信用金庫様は、限られた経営資源をお客さまサービスに集中させるため、本部集中業務の現状課題について検討し、見直しを進めてきました。本部で行われる為替業務は、その検討課題のうちの1つでした。
為替業務は毎月約6,000件、月末には1日1,000件以上の処理が発生します。当日の締め処理に間に合わせるためには、最大8名体制で処理を行う必要がありました。繁閑差の大きさから専任担当者を置けないため、職員は本業の合間を縫いながら遅れやミスの許されない状況で、為替業務を行っていました。
この業務体制は職員の負担も大きいため、何度か改善が検討されましたが、限られた人員ではこれ以上の改善は難しい状況にありました。こうした経緯があり、平塚信用金庫様は為替業務のBPOを検討することになりました。

選定のポイント

為替業務の負担軽減と、データセンター利用によるコスト削減が導入の決め手

「Finnova 為替イメージ処理システム BPOサービス」は、為替業務の負担軽減に加えて、金庫内でオンプレミス運用していた為替業務システムを日立システムズのデータセンターに移行できるため、システム監視・運用コストの削減も同時に期待できました。また、比較したBPOサービスの中では、為替資金を自動決済する機能を保有していることがほかにはない特長であり、オンプレミス時の運用を継承できる点から、正式導入が決定しました。
導入においては店舗側の業務プロセスをほとんど変える必要がなかったため、職員に新たな負担を強いることはありませんでした。セキュリティを確保したデータセンターとのネットワーク設計に想定以上の時間を要しましたが、それ以外はスムーズに進行し、約4カ月という短期間で為替業務のBPO体制が整いました。

導入の効果

事務処理ミスの発生リスクを大幅に抑制
働きやすい環境が実現

為替業務のBPOを開始以降、為替データ作成および外部金融機関への発信は日立システムズの専任スタッフが行うようになり、事務処理ミスの発生リスクを大幅に抑制することができました。その理由は為替データ作成時の処理プロセスにあります。店舗でスキャンされた振込依頼書データの入力は、2名のオペレーターが担当。一人が初回入力(エントリー)、もう一人が検査入力(ベリファイ)を行うことで高い精度を保つことができます。これまで為替業務を兼務で担当していた職員は本業に集中できるのと同時に、空いたリソースを別の業務に投入することが可能となり、事務部門は人員を増加することなく処理スピードの向上を実現できました。職員が為替業務の負担から開放されたことで、働きやすい環境の整備も整いました。
今後の展望として、事務部・部長は次のように語ります。「将来的にBPOサービスを利用する金融機関が増加することで、バックアップ設備をはじめ、諸設備の充実が図られることを期待しています」。
平塚信用金庫様は、経営理念である「地元になくてはならない信用金庫」を実現するため、今後もBPOをはじめとするさまざまな業務改革に取り組んでいく予定です。

お客さまプロフィール

株式会社北洋銀行

平塚信用金庫

設立
1932年11月15日
出資金
11億30百万円
会員数
29,056名(2017年3月31日現在)
代表者
理事長 石崎 明
事業内容
預金及び定期積金の受入れ、資金の貸付け及び手形の割引、為替取引、債務の保証又は手形の引受け ほか

短期間でBPOを実現できたのは、日立システムズの連携力があったから。

日立システムズは営業とSEの連携が非常によく取れていて、誰に何を伝えてもそれがプロジェクトメンバー全員にしっかりと共有されていました。これだけの短期間で、しかもスムーズにBPO化できたのは、この連携力によるところが大きいと思います。
どんな些細なことにも真摯に取り組んでくれますし、何よりも私たちのことを第一に考えて動いてくださる姿勢を常日頃から感じています。今後もさらなる業務改善を、一緒に進めていければと思います。

担当より一言

BPOサービスの提供により、お客さまの働き方改革を支援します。

「Finnova 為替イメージ処理システム BPOサービス」導入においては、平塚信用金庫様の小島常務をはじめ、事務部の皆さまのご協力もあり、約4カ月という短期間でサービス開始することができました。
今後も事務負担を軽減するさまざまな金融機関向けBPOサービスの提供を通じて、お客さまの働き方改革のお役に立てるよう取り組んでまいります。

本事例の関連商品Finnova 為替イメージ処理システム BPOサービス

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2017年11月時点の情報です。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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