「SRPARTNER」の上手な活用方法をご紹介します。
IPCやFタームのようなコード項目をExcelで持っていると半角全角が混在している場合、エラーとなってわかりにくいものです。また全角のテキスト項目でも半角に変換することでキーワード欄の200バイト制限を回避できる可能性があります。
不要な全角を半角変換するExcelテンプレートを用意しました。
キーワード半角化テンプレート
以前に使用した式IDを利用して複雑な式を論理演算式欄で構築することができますが
この場合、組み合わせた式をすべて実行して現在時点の結果を取得するため、非常に重くなります。
(時間がかかり、エラーとなることも)
「履歴の編集」機能を使うと、結果一覧同士の式演算を行うので、軽くてすみます。
IPC,FI,Fタームといった案件に付与されている公的な特許分類を検索に用いることで、
検索対象を絞り込むことが可能です。「SRPARTNER」では、分類コードガイダンスを検索画面に呼び出すことにより、適切なコードでの検索が可能です。
異なった検索の履歴IDを使用し、検索結果を集約、ブラッシュアップすることが可能です。
結果一覧右上の「代表のみ/全て」を「代表のみ」にて出願番号(もしくは国外の場合、各国出願)ごとの代表のみの一覧を出力することが可能です。
左側の履歴の件数と一覧件数が違う!という場合、「代表のみ」が選択されていないかご確認ください。
「シンプルファミリ」は欧州特許庁(EPO)の審査官が優先権の同一や筆頭請求項などから判断する同一案件グループです。国外出願案件について各国案件で確認したくない場合に選択します。「出願番号」は同一出願番号での代表のみ出力の場合です。国内の代表のみ表示の際、まとめ方が「シンプルファミリ」単位ですと、分割などが一つにまとめられて件数が少なくなる可能性があります。ご注意ください
「SRPARTNER」では引用・被引用特許を簡単に閲覧することができます。
引用特許は特許庁審査官が審査するための関連特許であり、被引用特許は引用された関連特許です。どちらも特許調査においては重要な情報であり、「SRPARTNER」では、対象特許の抄録・全文画面からクリックするだけで参照可能です。また、引用の引用を参照する孫引きも可能です。
「SRPARTNER」の近傍検索機能を上手に使うと、漏れの少ない検索が可能となります。
特許には長文の明細書がついていますが、明細書全体を対象とした検索ではどうしてもノイズが多くなります。そこで「SRPARTNER」の近傍検索でキーワードの近さを指定した検索を実行すれば、ノイズを大幅に減らして精度の高い検索が可能となります。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。