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導入事例
(株式会社栃木屋様)

株式会社栃木屋様

レガシーシステムの保守終了を見据えてFutureStageへとリプレイス
事業継続性の確保と、さらなる成長を支える新たな業務基盤の確立に成功

1913年創業の老舗機構部品メーカーである株式会社栃木屋(以下、栃木屋様)は、長年利用してきたレガシーシステムの保守終了を見据え、日立システムズの「FutureStage 販売・生産管理」システムにリプレイスしました。3万5,000点を超える商品群の中から、部品発注や製造工程を伴う特注品を中心にBOM(部品構成マスター)を整備。これにより、MRP(資材所要量計画)による自動発注や、製番別の原価管理を可能にするなどの業務改革を達成しています。さらに、FutureStageを核に、WMS(倉庫管理システム)やBIツールと連携して工数削減や業務の迅速化を実現し、さらなる企業成長を支える業務基盤の構築に成功しています。

導入前の課題1

レガシーシステムの保守終了に備え、新システムへと円滑にリプレイスをしたい

導入後の効果1

入念な事前アセスメントでスムーズなリプレイスを実現
拡張性・連携性の高い新システムの構築に成功

導入前の課題2

卸売と製造のハイブリッドな業務プロセスを単一のシステムで一元管理したい

導入後の効果2

卸売・製造の両機能を1つに統合したFutureStageにより業務負荷を抑えて安定したシステム運用を実現

導入前の課題3

表計算ソフトによる属人的な業務から脱却し業務の標準化・効率化を図りたい

導入後の効果3

BIツールによる情報活用のシステム化・標準化により、表計算ソフト・属人処理から脱却
正確な原価管理・部品の自動発注などの業務効率化を実現

導入の目的

レガシーシステムから脱却し、ビジネスの変化に柔軟に対応できる事業基盤を構築したい

栃木屋様は、汎用機上で稼働するレガシーシステムを約20年にわたり利用してきました。

しかし、度重なる改修や開発担当ベンダーの事業撤退により内部構造がブラックボックス化し、ビジネスの変化に合わせた柔軟な改修や拡張が極めて困難になっていました。さらに、レガシーシステムのメーカー保守の終了が決定したことで、事業継続性の確保に向けたシステムリプレイスが喫緊の課題となりました。こうした背景から、同社は将来を見据えた事業基盤を構築するため、新基幹システムの選定に着手しました。

選定のポイント

卸売と製造のハイブリッドな事業形態にもフィット
事前調査で確認された「97%の適合率」を高く評価

システム選定で特に重視されたのは、栃木屋様の特殊なビジネスモデルへの適合性でした。

同社が取り扱う約3万5,000点の商品のうち、約76%が特注品であり、その中には自社の標準品に外部企業による加工を加えて完成する商品も多く含まれます。このように、同社は部品卸売業でありながら、製造業の特性も併せ持つ事業形態のため、基幹システムには卸売と製造の双方に対応できるハイブリッドな機能が求められました。

提案を依頼した他のベンダーからは、卸売と製造の2つのシステムを組み合わせた提案がなされましたが、情報システム部門のリソースが限られる同社にとって、複数システムの運用は業務負荷が過大になる恐れがありました。一方、FutureStageは卸売・製造の両機能を1つのパッケージ内に備えており、サポート窓口を日立システムズに一本化できる点が大きな魅力でした。正式決定の前に、業務とパッケージの適合度を測るアセスメントを実施したところ、97%という高い適合率が得られたこともFutureStage導入の決め手になりました。

導入の効果

製番別の原価計算とMRP活用による発注効率化を実現
“つながるERP”の強みを生かした業務改革が進行中

FutureStageの導入により、栃木屋様では多くの導入効果が生まれています。

1つめは「製番別の原価管理」です。以前の原価管理は外部企業への加工費が中心であり、支給材の材料費も含めた原価を把握するには、表計算ソフトを使い数日がかりの作業が必要でした。FutureStageの導入を機に、BOM(部品構成マスター)や単価情報を整備したことで、特注品の原価が即座に算出可能になり、適正な利益を確保するための売値の迅速かつ正確な設定が可能になりました。

2つめは「MRP(資材所要量計画)による発注自動化」です。従来、複数の部品で構成される商品の材料発注は、ベテラン担当者が表計算ソフトを元に行なっており、属人化の解消が大きな課題となっていました。そこで、FutureStage上に整備したBOMや単価情報を活用し、MRPによる自動発注に切り替えたことで、発注業務の標準化・効率化が実現しました。

また、これまで旧基幹システムと連携していたEDIシステムは、Linux環境で個別開発されたものであり、Windows製品との親和性が低いことから、新システムへの移行方法も課題となっていました。これに対し日立システムズは、FutureStageと高い連携性を持つEDIシステム「Web購買テンプレート」を提案。従来のEDIシステムが担っていた機能を移行することで、既存の購買業務フローを大きく変更することなく、より柔軟性の高い購買環境を構築しました。

その他にも、FutureStage標準機能による社外在庫管理の実現、WMS(倉庫管理システム)との連携による在庫・物流業務の効率化、「軽技Web」[富士電機株式会社]との連携によるデータ分析の効率化など、“つながるERP”のコンセプトを持つFutureStageの高い連携性を生かした、新たな業務基盤の構築に成功しています。

お客さまプロフィール

株式会社栃木屋

設立
1949年4月20日(創業 1913年)
資本金
5,000万円
従業員数
210名(2026年8月時点)
代表者
代表取締役 栃木 渉
事業内容
蝶番・取手・鍵・キャスターなど、各種機構部品の設計・開発・販売

まるで栃木屋の一員のように現場に寄り添い、共に課題に向き合う姿勢には信頼を覚えました

私たちの従来業務は『お客さまの要求にできるだけ応えよう』という社是のために、非常に複雑化していました。日立システムズは、その細かい部分を丁寧に読み解いて、一つ一つシステムに落とし込んでくれたと思います。

特に印象的だったのは、システム稼働直後の4日間です。担当SEの方が私たちのオフィスに常駐し、システム刷新にはつきもののトラブルを即座に解決してくれました。その姿はまるで同じ栃木屋の一員のようであり、とても頼もしく感じられました。

日立システムズを選んで本当に良かったと感じています。

担当より一言

“つながるERP ”の強みを最大限に生かした業務改革と力強い成長を伴走支援します


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ご協力ありがとうございました。

  • 本内容は2026年8月時点の情報です。
  • 本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。