省エネ・創エネ・蓄エネ

　エネルギーを有効利用する３つの取り組み。省エネルギー（省エネ）は、エネルギーを効率良く使用する取り組み。高効率の設備・機器を利用することや、熱など発生したエネルギーを逃がさないように断熱性を高めることなどを指す。創エネルギー（創エネ）は自治体や企業、一般住宅が自らエネルギーを創出する取り組み。風力発電や地熱発電のような大規模なものから、太陽光発電システムやガスで発電と給湯をするシステムであるエネファ－ムなど住宅で利用できるものまで幅広い。蓄エネルギー（蓄エネ）は主に蓄電池を用いて電気を蓄える取り組み。 再生可能エネルギーで発電した電気を蓄電、電力需要ピークに放電して購入電力量を抑制することや、災害などによる停電時に貯めたエネルギーを使うことができる。大幅にエネルギー消費量を減らしたネットゼロエネルギービル（ＺＥＢ）やネットゼロエネルギー住宅（ＺＥＨ）を実現するには、この３つを組み合わせることが重要になる。