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AI-OCR 人工知能搭載DX Suite

取引先毎に異なる表記を自社のデータ形式へ
多品種少量の帳票からのデータ抽出を自動化

DX Suiteを活用した紙帳票の自動化

各企業で、ITを活用した自動化が進められています。
しかし現場では、紙帳票も数多く利用されているのが現状ではないでしょうか。
これまで、紙帳票を扱う業務は、どうしても人による対応が必要で、自動化は難しいとされてきました。この問題の解決に注目されているのが、近年発達したAI技術を光学文字認識(OCR)技術に組み込むことで誕生したAI-OCRです。
AI-OCR「DX Suite」は、手書き帳票を高精度にデータ化し、今までのOCRでは諦めていた書類まで高精度にデータ化できます。また、DX Suite とRPAを連携させることにより、さらなる業務の自動化が実現できます。

業務の自動化が実現

RPAとの連携による紙帳票の
デジタル化~システムへの自動入力

現場に存在する、様式の異なるさまざまな紙帳票を、AI-OCR「DX Suite」がスマートにデジタル化。
さらに、デジタル化された帳票のデータは、RPAを活用して自動でシステムに登録することもできるため、
担当者への負担を減らすことができます。

デジタル化~システムへの自動入力

事例紹介

  • 化学

    A株式会社 従業員約3,000名

    原材料納品時の検査試験成績表から、管理対象のデータをAI-OCRで読み取り、品質記録データとして活用する。

    ポイント
    • 数百種類におよぶ紙帳票をAI-OCRで読み取る。
    • 取引先ごとに異なる記載の試験項目名や単位は、RPAを使って自社システムのデータ形式に変換する。
    もっと見る >
  • 一般機械

    B株式会社 従業員約6,000名

    取引先からの納品書・請求書をAI-OCRで読み取り、RPAを使って経理ワークフローで申請する。

    ポイント
    • 各工場で利用している様式がまちまちの紙帳票をAI-OCRで読み取る。
    • 読み取ったデータは、RPAを使って、マスターチェックを行い基幹システムに自動登録する。
    もっと見る >
  • 組立

  • 食品

  • 一般

    株式会社E社 従業員 150名

    取引先ごとに異なる注文書と記載内容から、受注管理システムに登録するデータを、AI-OCRとRPAを使って生成する。

    ポイント
    • 各取引先で利用している様式がまちまちの紙帳票をAI-OCRで読み取る。
    • 読み取ったデータは、RPAを使って、マスターチェック、在庫照会などを行ったあと、基幹システムに自動登録する。
    Coming Soon
  • 医薬品業

    F株式会社 従業員 2500名

DX Suiteとは

DX Suiteとは

DX Suite 提供機能

Intelligent OCR

  • 手書き文字を高精度でデジタルデータ化
  • AI 学習機能により、使えば使うほど賢さが向上

Elastic Sorter

  • データ化業務に求められる書類仕分けをAIで賢く実現
  • Intelligent OCRやRPAとのシームレスな連携も可能

Multi Form

  • 請求書/領収書/レシート/給与支払報告書/住民票に対応
  • AIが読み取り位置を自動判定するため、帳票設定が不要

自動化を阻むさまざまな課題の解決をご支援します

詳しく

少量多品種の帳票を扱う業務

取引先の数が数百社にわたり、取り扱う帳票様式は数千種類…という状況に悩む企業は多くあります。
膨大な数の帳票様式に対し、読み取り位置などを手作業で設定することが現実的でなく、自動化が進まないのではないでしょうか?
また、一度導入しても、取引先や帳票様式の変更のたびに再設定が必要になり、いつの間にか使わなくなってしまう、なんてことも。
そうならないためにも、ツール導入や設定にかかる現場への負担を減らし、かつ、運用時の作業負荷を低減する仕組みの構築が重要になります。

課題

帳票の様式が多岐にわたり、読み取りたい項目の位置もバラバラ。
読み取る前の事前準備に専門的な知識と手作業が必要になり、結局現場の負担が増えてしまう。

解決策

1Elastic Sorter機能
複数様式の帳票が混在していたり、帳票の上下や傾きがバラバラでも、帳票様式を判別して自動で仕分けされます。
2操作性の高い確認画面
チェック担当者は、AI-OCRで帳票読み取り後、RPAで自社データ形式に変換された結果を画面上で確認して、基幹システムへの登録データを確定する。
3RPA連携
RPAからDX Suiteを操作でき、データの読み取りからマスターチェック、さらに基幹システムのデータ形式への変換まで行えます。

効果

  • ・各工場で独自に決めていた読取項目を全工場で統一できる。
  • ・現場担当者が帳票受け取り時に帳票をPDF化して保存することで、複数の担当者で業務を分担できる。

適用業務例

  • ・納品書/検査成績表
  • ・受注入力
  • ・請求書 など
詳しく

大量の紙帳票を扱う業務

取引先からの納品書や請求書など、取り扱う帳票は膨大な数があり、かつ、すべて重要なデータとして扱う必要があるものばかりです。
帳票の読み取りが自動化しても、膨大な結果の目視チェックや補正・修正作業が必要となり、現場の負担がなかなか低減しない…
せっかくAI-OCRで読み取っても、結果を目視で確認しなければならず、現場の負担低減の効果があまり実感できない…。
このような事態に陥ってはいないでしょうか?

課題

膨大な時間が掛かる手書き文字の読み取り、デジタルデータへの変換、
さらに変換結果のチェックを効率化したい。

解決策

1Elastic Sorter機能
請求書など一部の帳票については、AIが読み取り位置を自動で判別するため、帳票設定なしで読み取りが可能です。
2活字だけでなく手書き文字にも対応した高い読み取り精度
さまざまな文字(数字、アルファベット、生年月日、名前、住所、金額)を適切な状態で読み取り。
また、複数行、チェックボックス、取り消し線や訂正印など、手書き特有の読み取りにも対応。
そもそもの読み取り精度が高いため、チェックや修正の作業負荷を大幅に低減できます。
3複数人でのデータチェック
DXまた、エントリー作業のAIによるサポート、エントリーベリファイの複数回チェックのサポートなど、データチェックに関する基本機能を取り揃えています。
Suiteの読み取り結果確認画面は、マウスの操作なしに、さらに最適化されたキータッチでデータチェック業務を進められます。

効果

  • ・PCの画面上で帳票の読み取り結果を確認できるため、複数人で並行して処理できる。

適用業務例

  • ・各種申請書
  • ・アンケート
  • ・業務日報
  • ・健康診断結果
  • ・自治体(給報)など
詳しく

紙帳票で定期的に記録する業務

価格競争の激化を背景に、コスト低減が求められる一方、品質を維持・向上してブランド力をアピールすることが企業命題となっています。
現場で活用されている帳票から、的確かつスピーディに処理できる高い業務品質が、企業活動を支え企業のブランド力を高める手段と言えます。
現場の担当者の努力だけでは限界があるため、自動化が必要になります。しかし、どこから手をつければ良いのか、自動化する範囲や実現手段を検討できない…こんなお悩みはないでしょうか?
自動化を進めるには、紙帳票の読み取りだけでなく、前後の業務との連携を含めて検討することが重要になります。

課題

紙帳票の読み取りだけでなく、マスターチェックや基幹システム登録など、一連の業務を自動化したい。

解決策

1操作性の高い設定画面
DX Suiteの設定画面は、操作性が高く、クリックだけでOCR設定からワークフローの設定まで、すべてを行うことができます。
誰でも簡単に帳票の読み取り設定ができ、高度な知識は必要ありません。
2Multi Form機能
複数様式の帳票が混在していたり、帳票の上下や傾きがバラバラでも、帳票様式を自動判別できます。
3RPA連携
RPAからDX Suiteを操作でき、データの読み取りからマスターチェック、さらに基幹システムの登録まで自動化できます。
担当者は基幹システムへの登録結果を確認し、不備があるデータを修正するだけです。

効果

  • ・チェック担当者は、機械的にチェックできなかったデータだけ確認すればよく、業務負荷が低減。
  • ・現場で記録している紙帳票から、データをタイムリーに収集することが可能に。

適用業務例

  • ・工程記録
  • ・検品/検査チェックリスト
  • ・棚卸し
  • ・経費証憑 など

AI-OCRができること

AI-OCRは、これまでのOCR技術に「補正処理」「識字率向上」「手書き対応」などをプラス。
従来のOCR技術以上に、現場での活用が見込まれます。

1補正処理
紙帳票をイメージデータとして読み取る際に、補正処理を実施。

補正処理

2識字率向上
読み取り結果を元に、読み取りエンジンをアップデートすることで、識字率を向上。

識字率向上

3手書き対応
活字以外に、手書き文字にも対応。

手書き対応

AI-OCR「DX Suite」 が選ばれる理由

AI-OCR 「DX Suite」は、4つの「できる」を備えています。

1活字だけでなく、手書き文字を高精度で認識できる
2操作性が良く、帳票の設定をだれでも簡単にできる
3API によって、RPAとシームレスに連携できる
4クラウドサービスのため、サーバの準備・運用が不要で、短期間で導入できる

■クラウド提供イメージ

  • 利用しやすい料金設定
  • ご用意いただくのはブラウザーのみ

■ さまざまな文字の読み取り例

マス目文字

漢字・ひらがな・数字

複数行の読み取り

取り消し線・訂正印

AI-OCR「DX Suite」の画面イメージ

帳票一覧画面

帳票および作業進捗の一覧

帳票設定画面

ドキュメントの読み取り項目、CSV 出力形式、確認フローを設定

読み取り結果確認画面

読み取り結果を確認

ベリファイ画面

複数人で確認した読み取り結果を最終確認

価格

サービス名金額備考
DX Suite Lite 初期費用 ¥0- Intelligent OCRのみ
月額費用(*1) サービス基本料 ¥30,000- サービス基本料には、18,000円分リクエスト利用分含む。
(1)Intelligent OCR:1リクエスト/パーツ
(2)Elastic Sorter:1リクエスト/枚
従量費用(*2)
(リクエスト料)
¥0~ リクエスト料が18,000円の無料枠を超過した場合に、従量費用が発生します。
(1)Intelligent OCR:¥3/パーツ
(2)Elastic Sorter:¥3/枚
DX Suite Standard 初期費用 ¥200,000- Intelligent OCRのみ
月額費用(*1) サービス基本料 ¥100,000- サービス基本料には、50,000円分のリクエスト料の無料枠含む。
(1)Intelligent OCR:1リクエスト/パーツ
(2)Elastic Sorter:1リクエスト/枚
従量費用(*2)
(リクエスト料)
¥0~ リクエスト料が50,000円の無料枠を超過した場合に従量費用が発生します。
(1)Intelligent OCR:¥1/パーツ または ¥0.5/パーツ
(2)Elastic Sorter:¥1/枚
DX Suite Pro 初期費用 ¥200,000- Intelligent OCRのみ
月額費用(*1) サービス基本料 ¥200,000- サービス基本料には、200,000円分のリクエスト料の無料枠含む。
(1)Intelligent OCR:1リクエスト/パーツ
(2)Elastic Sorter:1リクエスト/枚
従量費用(*2)
(リクエスト料)
¥0~ リクエスト料が200,000円の無料枠を超過した場合に従量費用が発生します。
(1)Intelligent OCR:¥1/パーツ または ¥0.1/パーツ
(2)Elastic Sorter:¥1/枚
Elastic Sorter 月額費用(*1) サービス基本料 ¥200,000- オプション
補足事項
*1
サービス期間の開始日または終了日が月の途中の場合は、サービス期間の開始日又は終了日が月の途中の場合、サービス基本料を該当月の暦日数で除して、該当月の契約期間内の日数を乗じた額が発生します。
*2
従量費用は、各月1日から末日までにおける本サービスの利用料について、サービス基本料に含まれる無料枠を超過した金額とします。但し、DX Suite Liteは1,000円未満の端数は切り上げにより、1,000円単位で処理を行います。
DX Suite Standard、DX Suite Proは1万円未満の端数は切り上げにより、1万円単位で処理を行います。

導入~本稼働までの流れ

日立システムズでは、紙帳票を扱う業務の自動化を、AI-OCR「DX Suite」の導入からRPAとの連携までトータルで
ご支援します。
お客さまの業務にあわせて評価導入を行い、段階的に自動化を進める事も可能です。

導入~本稼働までの流れ

お客さまを支える、充実した導⼊⽀援サービス

AI-OCR「DX Suite」導入時の立上げサポートから、RPAと連携させた一連の業務自動化までトータルでサポートします。

* お客さまのご要望に合わせて、個別見積となります。

AI-OCR「DX Suite」導⼊⽀援サービス

・読取精度検証サービス
AI-OCR「DX Suite」導入ご検討中の帳票について、適用可否を判断いただくため、簡易的に読取定義を行い読取精度を報告します。
・読取定義サービス
AI-OCR「DX Suite」を適用する業務・帳票についてヒアリングを行い、必要な読取定義を設計/作成します。
・操作教育サービス
お客さまご自身での帳票定義の作成を含め、AI-OCR「DX Suite」の円滑なご利用ができるよう操作に関する教育機会を用意します。
・個別技術サポート
ご利用中の不明点やお困りごとについて、スポットまたは定期的な打合せの場を用意し、サポートします。

RPA連携支援サービス

AI-OCR「DX Suite」と各種RPA製品(*1)を連携し、一連の業務プロセスの自動化をご支援します。
ご利用中のRPA製品との連携もご支援できます。

*1 対応可能なRPA製品は、WinActor、BizRobo、UiPath、Blue Prism、 EzAvaterです。製品選定から導入支援までご支援します。

* WinActorは、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
* BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社の登録商標です
* UiPathは、UiPath株式会社の登録商標です。
* Blue Prismは、Blue Prism Limitedの登録商標です。
* EzAvaterは、株式会社テリロジーの登録商標です。

詳しく知りたい方はこちら

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。