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株式会社 日立システムズ

OTデータ利活用サービス

現場に埋もれたデータを収集し、価値あるデータとしてIoT化促進

工場IoT化!OTデータを収集、蓄積、加工して利活用することで、現場見える化によるムダ削減、生産管理システムにデータ連携し生産性を向上、カーボンニュートラルにつながる消費電力量見える化など、さまざまな課題解決が可能。

※OT:Operational Technology

対象の企業/団体さま
製造業

概要

  • OTデータ利活用サービスは、製造現場データを収集、蓄積し、生産管理システムなどITの要求に応じてデータを加工し、提供するサービスです。
  • お客さまごとに解決するべき課題や目標を設定し、要件に合わせてデータを収集、体系化します。
  • OTデータを収集するだけではなくITで活用しやすい価値のあるデータに加工することで、今まで気付かなかった改善ポイントを発見し、さまざまな施策へ利活用が可能です。

step1

データ収集

4Mの現場OTデータを収集します。PLCなど生産設備から自動で収集します。

step2

データクレンジング

収集したOTデータを「蓄積」、用途目的に「体系化」し、目的にあわせた「活用」しやすい形にデータを加工します。

step3

データの利活用

収集したデータをITにつなげ、さまざまな目的に合わせた活用が可能です。

利活用の例

  • 現場見える化:設備の稼働、停止状況を見える化
  • 生産管理システム連携:タイムリーに生産状況を確認
  • 電力見える化:設備ごと、生産作業ごとの消費電力を見える化
  • 作業時間の見える化:作業時間の内訳や動作ロスを見える化

OTデータ利活用サービスと連携可能な、生産現場でのデータ収集を容易に実現する「稼働アップNavi」と収集したデータの可視化や解析を実現する「稼働アップNavi Pro」 もございます。

特長

お客さまの環境に合わせた導入が可能

既存のPLCを活用したり設備にセンサーを取り付けて製造実績や消費電力などのデータを収集できるので、既存設備を活用できます。
また、お客さまの環境に合わせてクラウド環境、オンプレミス環境のどちらでも構築が可能です。

手間なく必要なデータを収集

データを日報や報告書など人手で収集しシステムへ手入力する場合手間がかかり、入力ミスや改ざんの可能性もあります。PLCやセンサーからOTデータを自動で収集、連携することにより、複雑な操作を行う手間なく、ミスのないデータを収集できます。収集するデータの項目につきましても汎用的なインターフェースを用意しておりますのでお客さまの設備や目的に沿ったデータの収集が可能です。

お客さま課題に合わせた柔軟な対応

OTから収集したままのデータは体系化されていないため、効果的に活用するのが難しい場合があります。OTデータ利活用サービスでは、収集したデータを用途に合わせて編集、加工してからシステムに提供するため、お客さまの分析目的に合った見える化や、要望に合ったさまざまな施策へ利活用できます。
また、他システムとの連携や、複数のデータを組み合わせて活用することも可能です。

システム構成例

構成は一例です。 お客さま環境により変わる場合がございます。

※AWSはAmazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)の略称です。

オプション

生産管理システム連携

現場の課題例

  1. 日報を人手で作成し、日報の内容をシステムへ入力するのにかかる工数が大きい。
  2. 生産状況をタイムリーに確認できない。
  3. 製造実績の収集が人手による管理のため、入力ミスや改ざんを防止できない。

解決方法

生産設備の製造実績データと作業者の作業情報を収集し、データを組み合わせて生産管理システムに連携することで、タイムリーに生産状況を確認可能にします。

  • (*1) 稼働アップNavi、稼働アップNavi Pro、稼働監視パッケージについては連携可能です。
    その他の製品との連携についてはお問い合わせください。
  • (*2) 生産管理システムの要求するデータフォーマットにしてCSVファイルでデータを引き渡します。

期待効果

  1. スマートフォンからの入力情報と設備から自動収集したデータを生産管理システムに自動連携するため、実績入力の手間が減り、より製造作業に注力できます。
  2. 生産管理システムへの連携回数が増えるので、生産状況をタイムリーに確認できます。
  3. 生産設備の実績データを自動収集、自動連携するので、生産管理システムのデータの精度が上がります。

エネルギーデータ活用

現場の課題例

  1. カーボンニュートラルに取り組みたいが設備ごとや生産作業ごとCO2の排出量の内訳がわからず、改善活動につなげられない。
  2. 工場全体の消費電力のデータだけでは生産作業に関わらないムダな電力がわからない。

解決方法

収集した消費電力データと生産作業実績データを組み合わせ、生産作業ごとの消費電力量やCO2排出量を算出し、見える化します。

見える化の例

期待効果

  1. 生産作業における消費電力データを活用して設備ごとのCO2排出量を見える化することでカーボンニュートラルを支援します。
  2. 消費電力と生産作業のグラフを比較して、消費電力の多い設備の運用を見直すことにより効果的に消費電力を減らしコスト削減を支援します。

位置データ活用

現場の課題例

  1. 作業者ごとの作業時間を平準化したいが作業時間を記録していない作業(事務作業や倉庫作業など)の内訳が分からず、工数割れや工数オーバーしてしまう。
  2. 製造プロセスの改善をしたいが動作ロスがどこにあるかわからず改善が難しい。

解決方法

作業者の位置データと生産作業の開始/終了情報を収集し組み合わせることで、生産作業だけではなく事務作業や倉庫作業等の付帯作業の時間も見える化します。

見える化の例

期待効果

  1. 作業者ごとの作業時間の内訳を見える化することで、作業量の平準化などにより工数割れや工数オーバーの削減、原価低減を支援します。
  2. 各作業の実作業時間と準備などの付帯作業時間の比率を見える化作業者ごとに比較することで効率化の検討、改善を支援します。

資料請求など、お気軽にお問い合わせください。

  • ※本ページに記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。
  • ※「稼働アップNavi」は株式会社ジェイテクトの登録商標です。
  • ※AWSはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の登録商標です。
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