ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ
株式会社 日立システムズ

稼働アップNaviシリーズ × OTデータ利活用サービス

工場IoTの決定版!タワーライト付き設備なら稼働監視を簡単スタート

工場IoT化による設備の稼働状況、人の動きも把握するIoEソリューションと、電気料金最適化に向けた、設備ごとの電力使用量と稼働状況データの見える化、生産管理システムとの連携を実現するOTデータ利活用サービスをご紹介します。

  • ※OT:Operational Technology
  • ※IoE:Internet of Everything

本ソリューションの概要

製造業向けDXの実現ステップ

日立システムズでは、製造業向けのDXを推進するために、5段階での実現ステップを定義しております。

レベル0が未導入の状態です。レベル1では生産実績の見える化を行います。レベル2では付帯情報の収集を行い、それらをつなげることで、より多面的な見える化を実現します。
レベル3では、ボトルネックの把握と対策を支援し、DXのMode1の実現をめざします。レベル4と5にて、品質のばらつきの要因分析や生産計画の適正化を図ることで、高度な生産計画や品質向上による市場競争力の強化を支援し、DXのMode2の実現をめざします。

製造業向けDXの実現ステップに対応したソリューション

続いて、上記実現ステップに対応した各ソリューションについて説明します。

レベル1では、稼働アップNaviを導入することにより、工場設備のタワーライトの点灯状態や人による作業の実績を収集し、生産実績の見える化を実現します。
レベル2では、稼働アップNaviに汎用センサー入力ユニットを追加することにより、設備に装着した各種センサーからの情報を収集し、さまざまな観点での見える化を実現します。
レベル3では、稼働アップNaviProを導入することにより、PLCから設備の情報を収集します。
さらに複数工場の生産実績や各設備の異常状態を一元管理することができます。
レベル4および5では、生産管理システムと連携することで、予定と実績との差異を分析し、最適な生産計画や品質向上の実現を支援します。
さらにエネルギーデータ活用サービスで、カーボンニュートラルに向けた消費電力やCO2排出量を可視化します。
位置データ収集サービスで作業者の位置情報を収集し、作業の平準化や動作ロスの発見・改善を支援します。

稼働アップNaviシリーズについて、以下にご紹介します。

稼働アップNaviシリーズの概要

稼働アップNaviシリーズは、設備の稼働状態や人作業の情報を見える化する「稼働アップNavi」と、設備データの解析までを行う「稼働アップNavi Pro」があり、お客さまのニーズに柔軟に対応します。

稼働アップNaviの概要

設備のタワーライトに送信機+照度センサ―を設置するだけで設備の稼働情報を簡単収集できるため、設備の稼働状態のリアルタイムな管理をすぐに実現できます。
また、スマートフォンのアプリから作業者が作業のステータスを入力することにより、工程単位での作業実績を見える化することも可能です。

稼働アップNaviの特長

稼働アップNaviの特長について説明します。

  • 取り付けの簡単さ
  • 広大な工場にも対応
  • 人作業情報も収集可能
  • 市販センサーとの連携により、さまざまな情報の収集が可能
  • 設備の稼働状況の見える化
  • 収集データの活用

取り付けの簡単さ

稼働アップNaviでは、設備への取り付けが容易なため、タワーライトの点灯状態をすぐに収集することが可能です。そのイメージを説明します。

稼働アップNaviの主な構成品は以下の通りです。

取付イメージ

以下に取り付け手順のイメージを説明します。※詳細な手順は一部割愛しております。

ステップ1
送信機に乾電池をセットします。
ステップ2
受信機を社内LANケーブルに接続し、電源をONします。PCのブラウザーにて受信機に接続します。
管理コンソールにて、IPアドレス設定および送信機のシリアル番号を設定し、送信機を認識していることを確認します。
ステップ3
下図に示すとおり、送信機と照度センサーを設備のタワーライトに設置します。
→設置後、タワーライトの点灯状態の収集が開始されます。
→送信機から受信機への通信は、IoTデータ通信に適した専用無線(IEEE 802.15.4e 2.4GHz)を用いていますので、設置後すぐにデータ収集が開始されます。

広大な工場にも対応

IoTデータ通信に適した専用無線(IEEE 802.15.4e 2.4GHz)により、メッシュネットワークを自動で構築する機能を有しています。
送信機は最大6 ホップまでの中継ができるので、広大な工場でも数珠つなぎのように設置しデータ収集可能です。1台の受信機で最大50台の送信機を管理できます。

人作業情報も収集可能

作業者がモバイル端末から作業内容を入力することで、作業実績データを把握可能です。
これにより、作業者・作業工程ごとの現在状況を即時に把握したり、蓄積されたデータに基づいて、作業者・工程ごとの生産性分析や、異常発生時の原因分析に活用できます。生産性改善に有効な、生産作業の着手時刻と完了時刻を把握できます。

市販センサーとの連携により、さまざまな情報の収集が可能

稼働アップNaviに汎用センサ入力ユニットを追加することで、さらにさまざまな情報を収集できます。
これにより、タワーライトが無い設備についても、市販のセンサーと連携することで稼働実績の収集が可能となります。
さらに、さまざまな市販のセンサーと連携することで、下記に示すような情報収集が可能となります。

  • シャッターの開閉を近接センサーで入力することで、サイクルタイムを測定。
  • ワークの通過を光電センサーで入力することで、生産実績数をカウント。

設備の稼働状況の見える化

アンドン表示、設備稼働状況のガントチャート等、設備の稼働状態を確認できます。

収集データの活用

稼働アップNaviで収集されたデータはPCにダウンロード可能であるため、表計算ソフトなどに取り込みさまざまなデータ分析が可能です。
パレート図やガントチャートのサンプルフォーマットが標準添付されていますので、収集データを簡単にグラフ化可能です。
これにより、お客さまの業務改善にご活用いただけます。

稼働アップNavi Pro

稼働アップNavi Proの概要

複数の稼働アップNaviで収集したデータや、PLCやCNCで収集したデータを統合し、一元管理します。
PLCやCNCから情報を取得し、設備の稼働状態や生産状況を把握し、BIダッシュボードによる多様かつ高度な可視化を行うことで、改善に役立てることが可能です。

稼働アップNavi Proの分析画面

稼働実績や可動率などの10種類の標準分析画面、6種類のオプション分析画面により、生産状況を多角的に可視化することができます。
お客さまのご要望に合わせた画面の開発も可能です。

資料請求など、お気軽にお問い合わせください。

1カ月間のトライアルキットをご用意しております。自社の工場設備で試したいお客さまは、下記の「資料請求」もしくは「お問い合わせ」の入力フォームにて「要望・質問など」欄に”トライアルキット希望”とご記入のうえ、お申し込みください。
トライアルキットをお申し込みいただいた場合には、トライアル結果を踏まえてお客さまの課題に沿ったデータの利活用のご提案をさせていただきます。

さらに、OTデータと生産管理システムとの連携や、エネルギーデータの見える化などのデータドリブンの実現に向けた、OTデータ利活用サービスをご用意しています。

  • ※「稼働アップNavi」、「JTEKT-SignalHop」は株式会社ジェイテクトの登録商標です。
  • ※本ページに記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。
  • DX活用事例先進事例など100件以上公開中

  • 導入事例一覧
  • 日立システムズオススメセミナー動画サイト

詳しく知りたい方はこちら

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。