操作履歴と権限管理の強化により情報セキュリティを確保しつつ、サーバーへの各種操作を簡略化
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2014年2月24日
株式会社日立システムズ
株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は金融機関向けのソリューション提供実績・ノウハウを基に、金融業向けソリューション「Finnova(フィノーバ)*1」のラインアップの一つとして、システム運用作業における作業ミスを低減し、運用担当者の負担を軽減する「Finnova システムライフサイクル管理サービス*2/リモート・エグゼキューション・サービス」を本日から販売開始します。
本サービスは、操作履歴や権限管理の強化により情報セキュリティを確保するとともに、どのサーバーにどの処理を実行させるという命令をあらかじめシステムに登録しておくことで作業を簡略化し、Webブラウザーから各サーバーへの各種操作命令をクリック操作で実行できるようにするものです。
近年、システムの内部統制やコンプライアンスの観点からシステム運用における操作履歴、操作結果の一元管理や各種、操作権限のアクセス・コントロールなど「情報セキュリティの確保」が前提とされるケースが増加しています。また、提供サービスの競争力を強化させるために、システムのオペレーションミスを起因とする「障害を防止」し、運用の作業負荷を軽減させることで「コスト削減」を実現させるニーズも一層高まっています。
日立システムズではこうした背景を踏まえ、「Finnova システムライフサイクル管理サービス/リモート・エグゼキューション・サービス」を本日から販売開始します。本サービスは操作端末のWebブラウザーを介して複数サーバーの状況確認や処理の実行をすることができます。実行可能な処理は事前に登録された命令のみであるため、オペレーションミスを防止すると同時に、専門知識(UNIXなどのコマンド知識)を持たない担当者でも運用作業が可能です。セキュリティ面では、操作端末から公開鍵認証で操作できるため、該当サーバーへのパスワード認証によるログインが不要となり、不測の操作ミスによる障害を防止し、ユーザーIDの変更管理などの運用事務コストも削減することが可能です。さらに、処理を実行できる権限は命令単位で設定でき、職制や担当業務に応じたアクセス・コントロールが可能です。すべての操作履歴と処理実行結果を一元管理できるため、内部統制の強化や情報セキュリティの確保を支援します。また、過去のエビデンスと比較し差分を検出できる機能により、障害対応の一次切り分けツールとしても活用できます。
今後、日立システムズは、「Finnova システムライフサイクル管理サービス」のラインアップの一つとして、金融機関や情報システム部門を抱える企業向けに本サービス拡販し、全体で2015年度末までに累計15億円の売上をめざします。
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株式会社日立システムズ
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〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
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以上
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。