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カルピス株式会社様

カルピス株式会社様

「商品を買いたくなる」ECサイトへ一新
通販事業の強化に成功

URL:https://www.calpis-shop.jp/

ECサイトへのアクセス数が増加し、売上は前年と比べて大幅な伸びを記録しました。

カルピス株式会社 | 保田大氏

導入前の課題
BEFORE

  • ・通販事業の強化に向けた、Webマーケティングの施策を実現できるWebシステムを構築したい。
  • ・PC版と同時に携帯版のECサイト展開を実現したい。
  • ・すでに導入を決めていた販売管理システムと、スムーズに連携するWebシステムを導入したい。

導入後の効果
AFTER

  • ・SEMやLPOなど、さまざまなWebマーケティング施策が、標準機能で実現できるようになった。
  • ・「HeartCore」の標準機能により、PCサイト・携帯サイトともに、簡単に展開できるようになった。
  • ・販売管理システムと親和性が高い「HeartCore」の導入により、効率的な顧客管理が可能になった。

導入の目的
ー 通販事業の強化を実現できるWebサイトを構築したい ー

今回、「HeartCore」を導入されるまでの経緯を教えていただけますか?

私たちは、乳酸菌研究や発酵技術を結集した健康食品・飲料をWebサイト上でも販売してきたのですが、残念ながらそこは単純に「お客さまが商品を買える」だけの場所に過ぎず、「商品を買いたい」と思わせる場所になっていませんでした。(保田氏)
こういう時代ですから、通販事業を強化させたいという会社としての方針もあり、本格的なWebシステムの導入を検討し始めたのです。(保田氏)

保田氏
カルピス株式会社
健康・機能性食品事業部
マネージャー 保田大氏

例えばどんな問題がおありだったのですか?

新規で1ページ追加するにしても、承認を得るために1週間程度の時間がかかっていたため、タイムリーに思うようなサイトを作ることができていませんでした。また、ページの中にいろいろな商品の画像が存在していて、ユーザがよく分からずに迷子になってしまうページだったと思います。(保田氏)

具体的には、どのようなサイトにしたいとお考えでしたか?

まずは一般的なECサイトのレベルまで引き上げたい、という思いはありました。例えばユーザからの注文に確認のメールを返信したり、検索エンジンで上位に表示されたり。動画も織り交ぜて、表現力豊かで商品訴求力が高いWebサイトにしたいと考えていました。(保田氏)

カルピス様が抱えていた課題

・旧Webシステムでは、通販事業強化の施策を思うように実現できなかった。
・静止画や動画をうまく活用できず、商品訴求力が低かった。

選定のポイント
ー PCと携帯電話の両方にコンテンツを展開できることが決め手に ー

どのようなポイントを重視して、製品を選定されたのですか?

アクセス数を増やすSEMや豊かな表現力の動画などによって、幅広いユーザにリーチできるWebサイトにするためのシステムを考えていましたので、そうしたことが実現しやすいシステムであるかを重視しました。また、同時に携帯電話版のECサイトを立ち上げたいと考えていましたので、1つのシステムでPC版と携帯版の両方のサイトに展開できるかどうかも、検討時には十分に考慮したポイントです。(保田氏)

ECサイトの構築・運営ということも、製品選定の際には考慮されたのですか?

はい。これまでは電話やFAXで受けた注文を手作業でデータベースに入力して、翌日に商品を発送するという流れがありました。そこで、今後はWebサイトで入力があった情報を1つのデータベースに集約して、お客さま情報を管理しようということになったのです。それを実現するために、すでに導入することが決定していた販売管理システムに合うシステムを探したところ、最適解が「HeartCore」でした。(保田氏)

他には、どんな要件がおありだったのですか?

あとはスピードですね。検討していたのは2008年4月でしたが、そのときには2008年10月に本番稼働させることが決定していたため、いかにトラブルなくWebサイトを立ち上げて、なおかつ販売管理システムとうまく連携できるかが問われました。そうしたWebシステム構築におけるスピードと安全性、企業としての信頼性も、ポイントとして重視しました。(保田氏)

CMS「HeartCore」を選択したポイント

・PCサイトと携帯サイトの両方に展開できる。
・すでに導入を決めていた販売管理システムとの親和性が高い。

システム概要
ー アクセス数が増加し、売上は大幅な躍進を記録 ー

2008年10月に「カルピスオンラインショップ」は無事公開したそうですが、構築期間中の取り組みなどについてお教えいただけますか?

両社のキーマンでプロジェクトを組み、定例ミーティングを行なうことで、確実にスケジュールをクリアしていきました。みんなで非常に密なコミュニケーションを取りながら、前向きにプロジェクトを進めることができたという点では、非常に良かったと思っています。(保田氏)

「HeartCore」導入の効果は、どのような部分に現れていますか?

以前に比べてアクセス数が非常に増加しました。このことは商品名や商品に含まれる素材の名前で検索されたときに、軒並み上位表示されるようになったことが大きいですね。これまではリーチできなかったユーザ層にも、検索結果の上位に表示されることでリーチできるようになったことは大きいと思います。(保田氏)

アクセス数の増加は、どのような効果をもたらしましたか?

おかげさまでWebサイトを通じての売上高は、前年と比べて大幅な伸びを記録することができました。もちろん、これは新聞・チラシなどを使った一般的な広告展開や、インターネット上のさまざまな施策も行なった上での数字ではありますが、以前と比べると「HeartCore」導入によって大きな効果が出ています。(保田氏)

システム概要図

今後の展望
ー さらにユーザが使いやすいWebサイトを目指して ー

Webサイトのリニューアル後も、継続的に改善を加えていらっしゃると聞きました。

毎週お客さまのご意見をいただく機会があるのですが、そうしたご意見を迅速に反映できるように、構築時の定例ミーティングを継続し、きちんと改善できるような体制を日立システムズと取り続けています。今後も使いやすいWebサイトにしていきたいと思います。(保田氏)

保田氏

携帯サイトはどのような活用を考えていらっしゃるのですか?

PCサイトの公開からちょうど1年後の2009年10月の稼働開始ですから、今のところはまだコンバージョンも多くないですね。モバイルからモバイルのWebサイトへの誘導も少しずつ始めているので、今後どうなっていくのか推移を見ています。
今後は携帯サイトからの注文増加も期待されていますので、本格的にマーケティングをやっていくということが、直近の課題だと思います。(保田氏)

今後の展望をお聞かせください。

現状のMyページはお客さまの情報や購入履歴を表示しているだけですが、パーソナライズ機能を活用してもっと充実させたいと思います。いずれはダイレクトマーケティングならではのコミュニケーションを、実現していければと考えています。(保田氏)

お客さまの概要

カルピス株式会社

カルピス株式会社

創業:1917(大正6)年10月13日
所在地:東京都渋谷区恵比寿南2-4-1

URL:http://www.calpis.co.jp/

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「おいしくてからだに良いものを創ることで、人々の役に立ちたい」という創業者の思いを引き継ぎ、人々に健康と笑顔をもたらす商品を提供しているカルピス様。長年培ってきた乳酸菌・発酵技術をコア技術として、これまでにないおいしさを生み出すこと、お客さまの健康を助ける商品を創ること、乳酸菌など有用微生物の可能性をさらに探っていくことなどに向けて、努力し続けています。

アレルケア
アレルケア

健康補助食品「アレルケア」。L-92乳酸菌の働きにより、健康で快適な毎日をサポートしてくれます。通信販売限定商品です。

アレルケアこども用
アレルケアこども用

こどもの健康をサポートする「アレルケアこども用」。カルシウムを配合し、食べやすく続けやすいようブドウ味にしています。

アミールサプリメント
アミールサプリメント

健康成分ラクトトリペプチド(LTP)を配合している「アミールサプリメント」。

カルピス
カルピス

おいしさと安心にこだわって作られている、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」。そのブランドは世界の人々から愛されています。

担当より一言

株式会社日立システムズ 加藤安宏

HeartCoreの特長を活かし、さらに魅力的な通信販売Webサイトにするためのお手伝いをさせていただきます。

HeartCoreの柔軟性により、使いやすく、分かりやすいサイトにしたいという、お客さまのご要望を実現できたのではないかと考えております。

株式会社日立システムズ 加藤安宏

株式会社日立システムズ 豊田幸雄

今後は、HeartCoreの特長を活かし、市場のニーズの変化やお客さまのご要望に対応し、より魅力的なサイトにするためのお手伝いをさせていただきたいと考えています。

株式会社日立システムズ 豊田幸雄

今回の取材にご協力いただいたお客さま

カルピス株式会社 健康・機能性食品事業部 マネージャー 保田大氏

ご協力ありがとうございました。
*2010年4月掲載 本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

日立電子サービスと日立情報システムズは、2011年10月1日に合併し、株式会社日立システムズに社名を変更いたしました。 掲載の情報は当時の社名を現在の社名に置き換えていますが、一部初掲載当時のままですのでご了承ください。

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