日立システムズのワークスタイル変革ソリューション
2023年:Office 365をMicrosoft 365へとアップグレードし、さらなるDXの推進を進めるオリジナル設計様の事例はこちら。
「新しい時代の働き方」で、企業価値向上へ
日立システムズ×日本マイクロソフトのワークスタイル変革で、組織のポテンシャルを最大限に引き出す
1962年の創業以来、「生活環境の保全に貢献する」を理念に、上下水道を基軸とした生活環境関連施設の調査、計画、設計などのコンサルティングサービスを提供しているオリジナル設計株式会社様は、社会インフラ老朽化対策の需要が高まる中で、いかに生産性を上げていくか、自社の働き方はどうあるべきかを検討されていました。
そんな中で出会ったのが、日立システムズも賛同活動した日本マイクロソフト株式会社(以下、日本マイクロソフト社)主催の「テレワーク推進週間 2015」(現名称:働き方改革週間)。
この活動で得た知見をもとに自社のワークスタイル改革に着手されました。
日本マイクロソフト社の「働き方改革週間」とは?
日本におけるテレワークの普及推進をめざし、日本マイクロソフト社が賛同法人(企業、自治体、社団法人など)と連携して毎年開催するイベントです。「働き方改革週間2016」では833の賛同法人が参加し、テレワークを「実践する」「学ぶ」「応援する」の3つのカテゴリーにおいて、新しいワークスタイルの啓発活動を行いました。
無線LANを敷設し、携帯性・機能性に優れたMicrosoftの”2-in-1”ノートPC「Surface」を導入することでフリーアドレスオフィスを実現しました。個人がもっともパフォーマンスを発揮できるオフィス環境を整えることで、従業員満足度の向上を実現しています。部門の垣根を越えた個人同士の活発なコミュニケーションとフレッシュなアイデアが、オフィスの至るところで日々生まれています。
フリーアドレスで風通しのいいオフィスを実現
Office 365の導入により、メール送受信、チームスケジュールの確認、社内設備の予約などが、社外から端末を問わず行えるようになりました。また、ビデオ会議からメッセージングまで行えるSkype for Businessは社外関係者とのミーティングにも積極活用されています。クラウドを活用したワークスタイルの定着が組織全体の生産性向上に大きく貢献しています。
Skype for Businessは業務に欠かせないツールに
ワークスタイル変革は、従業員だけでなく、お客さまや社外関係者、求職者にとっても興味関心の高いテーマであり、「新しい時代の働き方」をめざす取り組みは企業ブランディングの向上にも貢献しています。
オリジナル設計様は人材不足など建設業界の変化に対応するため、ワークスタイル変革を今後も積極的に推進していきます。
新しい時代の働き方を実践し、企業価値の向上へ
Office 365の導入計画策定、既存メールからExchange Onlineへの移行、既存グループウェアからSharePoint Onlineへのデータ移行、導入後のヘルプデスク、連携ソリューションの提案などを通じて新しいワークスタイルの定着をサポートします。
「NETFORWARD」は、企業の情報通信基盤の設計・構築から運用・保守まで提供する日立システムズのネットワークソリューションブランドです。ワークスタイル改革をインフラ面からもワンストップでサポートします。
日立システムズは設立以来、日本マイクロソフト社と戦略的な協業体制を築き、さまざまな公式パートナー認定を取得。両社の強固なパートナーシップの上で、両社の製品、サービスを組み合わせて、お客さまのご要望にお応えします。
─ ワークスタイル変革に取り組むことになったきっかけを教えてください。
建設関連業界は、高度成長期に急速に整備した社会インフラの多くが更新時期を迎え、これらの施設の維持・更新需要が高まっています。しかしながら、長らく続いた公共事業費削減による新規採用の減少や専門性の高い技術者や職人の高齢化などにより、技術の伝承とともに担い手の確保が課題となっています。どの会社も似たような状況ですので、採用活動を行ってもなかなか人を採用できない。そこで、ITの積極活用により生産性を向上させること、また、働きやすいオフィスづくりにより社員の満足度を上げるためワークスタイル変革に着手しました。
採用活動を行っていると、ワークスタイル変革は求職者にとっても関心の高いテーマだと感じます。現在の取り組みは、採用における企業ブランディングの向上にも効果があると考えています。
─ ワークスタイル変革のパートナーに日立システムズ×Microsoftを選定された理由を教えてください。
当社のITインフラ基盤はもともとMicrosoft製品で構築されています。そのITインフラとの親和性や、ExcelやWordなどOfficeツールに新たな連携性が生まれるメリットを考慮し、Office365を採用しました。
日立システムズについては、10年近く当社のITインフラをお任せしており、幅広い守備範囲と技術への信頼感があります。全国をカバーする拠点があるため地方にある事業所のサポートにも対応できる点を評価し、導入パートナーに指名させていただきました。
─ ワークスタイル変革をどのように進めていますか?
まずは2008年にメールのクラウド化から着手しました。以前の自社運用メールではメールボックス容量が100MBしかなく、管理者側のメンテナンスも手間のかかるものでした。日立システムズのサポートを受けてOffice 365導入による全社メールのクラウド化に着手し、その後、東京本社の一部で無線LAN導入とフリーアドレスオフィスの実施、PC端末としてSurface導入、Skypeの業務利用などを段階的に進めています。今後はSharePointによる申請・承認業務の電子化、携帯電話の内線化による固定電話の廃止などを予定しています。
─ ワークスタイル変革で、仕事はどのように変わりましたか?
個人的にはSurfaceとSkypeの組み合わせで仕事が大きく変わったと感じます。私は出張が多いので、ファミレスでSurfaceを広げて社内会議にSkypeから参加したり、ちょっとした指示出しにもSkypeでメッセージを送ったりしています。今は協力会社さんにもSkypeを導入してもらい、打ち合わせを積極的にビデオ会議に切り替えているところです。Skypeなら設計図面なども画面上で共有できるので、対面とまったく遜色なくスムーズな打ち合わせができています。
今後はお客さまとの打ち合わせにもSkypeを活用したいと考えています。当社では、機械、電気、設計など各分野の専門家4,5名でお客さまを訪問する機会が多々あります。全員がそろうスケジュールの調整は結構難しいのですが、どうしても現地に行けない者はSkypeで参加とすれば調整もスムーズになるはずです。当社は地方自治体など遠方のお客さまが多いので、Skype導入のメリットは大きなものになると思います。
オリジナル設計株式会社
日本マイクロソフト株式会社さまからのエンドースメント
「日本マイクロソフトは日本企業のワークスタイル変革を支援します」
オリジナル設計株式会社様がワークスタイル変革に取り組むにあたり、日立システムズ様とパートナーシップを組み弊社ソリューションを活用いただいて、実感できる成果をあげていることを私共も大変嬉しく思います。従業員の皆様が最大限に能力を発揮され、より多くの人財が集まる、オリジナル設計様のますますの事業発展と成長を応援いたします。
今回の取材にご協力いただいたお客さま
ご協力ありがとうございました。
*本内容は2017年3月時点の情報です。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。