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株式会社 日立システムズ

株式会社JM様

データセンター
コンタクトセンターサービス

株式会社JM様

お客さまのビジネスを支える多彩なサービスインフラの活用
真のワンストップサービスをめざして

株式会社JM様 データセンター コンタクトセンターサービス 導入事例

「持たざる経営」で、ビジネスに革新を
情報システム部門の包括的アウトソーシングで、ビジネスの根幹を支えるITの継続的革新を実現

セブンイレブンやユニクロなど、日本を代表するナショナルチェーンの店舗メンテナンス業務を受託する株式会社JM様は、情報システム部門の包括的アウトソーシングに、日立システムズのワンストップBPOサービスを利用しています。
日立システムズのSE課長が、経営の方向性を決める重要な会議にも参画し、IT戦略や施策を提言。その戦略の実行を日立システムズの各種サービス、ソリューションが担います。日立システムズは、最新のITやソリューションアイデアをJM様に提供することにより、JM様のダイナミックな事業展開とビジネスの革新を支援しています。

株式会社JM様 システム部門の包括的アウトソーシングのイメージ

株式会社JM様 システム部門の包括的アウトソーシングのイメージ

お客さまインタビュー

「JMの思想、ビジョン、ビジネス展開。そこも踏まえて情報システム部門を包括的にサポートしてほしい。それが私たちのオーダーでした」
株式会社JM 代表取締役社長 大竹 弘孝 様

「人材の層に深度があり、セクションを超えて横にも広がっていくそれが日立システムズの強みだと思います。」
株式会社JM 常務理事 齋藤 彰 様

創業以来、累計のIT投資額は20億円以上にも上るというJM様。ITの進化がなければビジネスモデル自体が成立しなかったというJM様は、どのような考えのもとで情報システム部門の機能を日立システムズにアウトソーシングするに至ったのか。IT戦略のキーマンである代表取締役社長・大竹弘孝様、常務理事・齋藤彰様にお話を伺いました。

JMにとって「ITは会社の生命線」

─JM様の事業内容を教えてください。

大竹様:ビルや店舗の維持管理メンテナンスをメイン事業としています。日本全国にある工務店とフランチャイズ契約を結び、およそ1万人の職人さんが全国7万件の施設を守り、その工事件数は年間18万件にも及びます。
もともと前田建設工業株式会社のリテール事業部としてスタートして、2007年にJMとして独立しました。ダムやビルなどの大規模工事と違い、小口修繕は1件あたりの単価が低い。これで利益を出すためには、商圏を広げ、作業プロセスを徹底的に標準化、効率化し、生産性を向上させる必要があります。そこで創業当初から積極的にIT投資を行い、トランシーバーをITツールに持ち替え、「日本全国が現場」と考えビジネスを展開してきました。
JMのビジネスモデル自体がITの進化がなければ成立していません。JM10か条にも「ITは会社の生命線だ」という言葉もあるくらい、ITは当社ビジネスに欠かせない要素です。

ITは専門家に任せ、自社のコアコンピタンスに集中する

─IT部門をどのような方針のもとで組織されていますか?

● 大竹様:JM社員が持つべきノウハウは建設、メンテナンス分野に集中すべきと考え、それ以外は外部の優秀な方やパートナー企業を積極的に活用する方針で組織を作ってきました。ですから、JMには独立した情報システム部門が存在しません。
ITについては「会社の生命線」ではありますが、そのスペシャリストは必ずしも自社社員である必要はないと考えています。そういう人材は採用も育成も非常に難しいので、社内に蓄積されてきたITのノウハウや仕組みを、今後は人ではなく外部のパートナー企業にうまくトランスファーしていきたいと考えています。ITの専門家だからこそキャッチアップできる最新技術や知見をうまくJMの経営に取り入れながら、自社のIT基盤をニュータイプにしていきたいと考えています。

システム部門を包括的に日立システムズに任せている

─日立システムズにお任せいただいている業務内容を教えてください。

● 大竹様:端的にいうと「JMの情報システム部門をお願いします」なんです。JMがどんな思想、どんなビジョンを持ちビジネス展開を考えているか、そこも踏まえた上でサポートをお願いできませんか?というのが私たちのオーダーでした。

● 齋藤様:山坂さん(日立システムズ SE課長)は週3日常駐し、社内の重要な会議にも参画します。そこで経営層のニーズを汲み取り、日立システムズ社内をアレンジして必要なリソースを手配し、施策を実行してもらっています。
日立システムズとの取引自体は昔からあって、コンタクトセンター業務の委託が最初の接点です。 顧客からの問い合わせを受け、適切なクラフトマンに作業依頼をする。右から左へ流すだけでなく、顧客視点に立った一次対応を継続して提供いただけることもあって、もう10年以上も運用をお願いしています。
情報システムの運用についてはずっと他の会社にお願いしていましたが、当社の期待するサービス品質をご提供していただけないこともあり、日立システムズに委託を一本化することにしました。その後、クラウド基盤の構築、運用などもあわせてお願いをしています。当社としては、定型的なサービスメニューから必要なものを選ぶというより、情報システム部門をまるごとお願いしている、という認識でいます。

人材の層に深度がありそれが横にも広がることが日立システムズの強み

─日立システムズの良い点を教えてください。

● 齋藤様:人材の層に深度があり、それが横にも広がることが日立システムズの強みだと思います。山坂さんがフロントに立ち、その後方から必要なスキルを持った人がセクションを横断して登場し、業務を提供してくれる。最近はその仕組みがとてもうまく回るようになってきました。

● 大竹様:いろいろな会社と、数多くのプロジェクトを経験した人が社内に豊富にいる、ということが強みですよね。コンタクトセンターにしても、システム運用にしても、クラウド基盤構築にしても、関わってくれる人がみんな素晴らしい。その姿勢や仕事ぶりには結構感動しているんです。だからこそパートナーシップを長く続けられるというところがありますね。

縦割りではない真の意味での「ワンストップ」を期待したい

─日立システムズに対する今後の期待、希望を教えてください。

● 齋藤様:当社の中核は建設業ですが、社会の変化にあわせて事業内容もどんどん変化、進化を続けています。そんな時、日立システムズが持つサービスインフラや豊富な人材を見ると、思い描いたビジョンを次々と実現できるように思えるわけです。ですから、何かを依頼した時に、会社の壁、セクションの壁を超えて、真の意味でのワンストップサービスをご提供いただき、今後も当社と一丸になってビジョンの具現化をご支援いただきたいと思っています。

● 大竹様:経営者ですから、経営環境の変化にあわせて考えをガラリと変える、要はちゃぶ台をひっくり返すようことがあるわけです。しかし、そんな時にも日立システムズの対応はとても真摯なものがあって、今までの会社さんとは違う空気感を感じています。その姿勢には大変感謝をしています。 JMがめざす理想が高いこともありますが、現在の情報システムの完成度にはまだ満足していません。しかしITの進化は日進月歩ですから、永遠に100点となることはありえません。日立システムズには、今後ますます発展していくITをキャッチアップし、それをうまく私たちのビジョンや経営ニーズに結びつける形でソリューションを提供してもらいたいと思います。JMの理想、ビジョンの実現のために、今後も力を貸していただきたいと思います。

お客さまプロフィール

株式会社JMロゴ

株式会社JM

設立
2002年12月
資本金
3億5,000万円
従業員数
317名 (2016年3月期 派遣・出向等含む)
代表者
代表取締役社長 大竹 弘孝
事業内容
建築・土木工事の請負、企画、測量、設計、施工、監理、マネジメント及びコンサルティング/建物・設備の巡回点検、診断及び補修/建物・設備・什器備品その他施設全般の維持管理及びコンサルティング/各種施設の運営管理及びコンサルティング 他

導入事例動画

JM様 データセンター コンタクトセンターサービス 導入事例

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2017年3月時点の情報です。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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