（運用）「基幹システム導入で目標効果を生み出す秘訣」

失敗事例から学ぶ基幹システム構築講座「システム計画～運用」編

2013年4月、「TENSUITE」は、日立　製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」に統合しました。
※本コラムに記載の商品情報は初掲載時のものです。

目標効果を生み出す秘訣

（運用1）
「基幹システム導入で目標効果を生み出す秘訣」
システム稼動後に潜む罠！B社はシステム立ち上げに成功し軌道に乗ったと思ったが、稼働後一年が経過した頃から製品の仕様ミスが時々発生するようになってきた。
（2010/1/15）
筆者：（IT コンサルタント）石田　富士夫

継続は力

B社ではこの教訓を生かし、定期的にシステム運用委員会を開催し、基幹システムの運用を見直して改善を進めていくようになりました。
市場は常に変化しており、これに対応する社内の業務も不変ではいられません。従って業務を支える基幹システムも構築時のままで良いと言うことはありません。基幹システムが不変でいると個別ローカル管理に徐々に蝕まれていくことになります。運用段階に入っても、環境の変化に柔軟に対応する業務管理体制を継続し基幹システムが速やかに対応して行くことが目標効果を生み出す秘訣です。

（次回につづく）