導入効果
■毎月のようにリリースされるMicrosoftセキュリティパッチをQND Plusを使用して自動かつ強制的に適用させることにより、社内環境の統一およびセキュリティ強化を図ることができました。
■スレーブサーバーを設置することにより、負荷分散を実現できました。容量の大きいMicrosoftセキュリティパッチの適用にも問題なく対応可能になりました。
システムイメージ

システム概要
- あらかじめMicrosoftセキュリティパッチをダウンロードし、QND Plusの配布機能を使用して、各クライアントPCへ適用します。その際、管理者権限を所有しないクライアントについてはSwitch User機能(一般ユーザー権限であるクライアントに対して、一時的にインストールプロセスのみを管理者権限に切り替え、強制的にインストール可能にする機能)を使用し、ユーザーに意識させることなくMicrosoftセキュリティパッチの適用が可能になります。
- インベントリ収集機能により、Microsoftセキュリティパッチ未適用のクライアントを検出し、再度インストールを実行できます。
- WAN環境であるため、親サーバーである「マスターサーバー」と、拠点に子サーバーである「スレーブサーバー」を設置することにより、ネットワークやサーバーの負荷を軽減します。
ポイント
問題点
毎月定例のMicrosoftセキュリティパッチ(HotFix)を適用したいが、ユーザーへの通知/操作は避けていました。しかしIT作業担当者が本館に1人しかおらず、全PCを手動で回るのは難しい状態でした。
構築のポイント
Microsoftセキュリティパッチの容量は数MBであるため、別館にもQND Plusスレーブサーバーを構築し、自動的にHotFixを保存するように設定しました。
ソリューション
日立システムズ内で作成したQND Plusタスクをエクスポート→お客さま環境でインポートすることにより、ソリューションを提供しました。タスク実施対象、タイミングはお客さまにて設定していただきました。
その他の導入事例
- A財団法人殿 導入事例(QND Plus)
- WAN環境下での構築とアウトソーシングの事例です。
- C株式会社殿 導入事例(QND Plus)
- VPN環境下での構築事例です。