ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ
株式会社 日立システムズ

セキュアなネットワーク環境の構築・監視・運用サービスを月額費用で提供する「マネージドセキュアネットワークサービス」を販売開始

第一弾として、マルチクラウド環境に適したSD-WAN技術・可視化技術などを活用した「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」を提供開始

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2018年12月21日
株式会社日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、さまざまな課題解決を支援するためにネットワークの構築・運用・監視サービスを組み合わせてパック化し、月額利用型で提供する「マネージドセキュアネットワークサービス」を販売開始します。
その第一弾として、国内外に複数拠点を抱える企業向けにマルチクラウド環境に適したネットワーク環境を提供する「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」を本日から販売開始します。
本サービスは、SD-WAN*1技術や可視化技術を活用し、ネットワーク環境の構築や運用・監視・分析に加え、メンテナンスや障害対応までをすべて日立システムズが対応し、クラウドサービス利用時の快適性の確保や、不具合発生時の迅速な復旧対応などを行う月額利用型のサービスです。

本サービスにより、新たなクラウドサービスの活用や事業の成長にあわせてスピーディーにネットワーク構成を変更できるようになるほか、ネットワーク・セキュリティに精通した日立システムズのエンジニアが遠隔から通信の状況に合わせてネットワーク構成をダイナミックに変更してボトルネックを回避したり、セキュリティトラブルの発生時にはネットワークを緊急遮断したりできるようになります。さらに、サービスの内容や規模に応じた月額費用で利用できるため、ネットワーク環境の最適化やコストの平準化が図れます。

*1
SD-WAN(Software Defined WAN):仮想的なネットワークを構築し、ソフトウェアで一元管理をするための技術。

「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」の概要
「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」の概要

近年の「所有」から「利用」というIT環境の変化、経営のスピード化、働き方の多様化などに伴い、企業では業務効率化やコスト削減、システムの柔軟性や事業継続性の確保を目的に、「Microsoft Office 365」や「Microsoft Azure」、「Amazon Web Services」など各種クラウドサービスの導入が進んでいます。しかし、さまざまなクラウドサービスを組み合わせて利用するマルチクラウド環境においては、以下のような課題があります。

  • ビジネスの形態にあわせてネットワーク構成のスピーディーな追加・変更が求められる
  • 国内外の各拠点ごとにインターネットを経由してクラウドに接続する場合は、設定作業が煩雑
  • システムのレスポンス低下やシステム障害が発生した際、原因部分(クラウドかインターネットかなど)の切り分けと迅速な復旧が困難
  • クラウド、ネットワーク、セキュリティを適切に管理・運用できる人材の確保が困難

こうした背景を踏まえ、「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」を提供開始します。
「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」は、マルチクラウドを快適に利用するためのネットワーク環境を月額費用で提供するサービスで、主に以下の機能を組み合わせて提供します。

  1. SD-WAN技術の活用による構成変更が容易なネットワーク環境の構築と負荷分散
  2. 24時間365日のネットワーク・セキュリティ運用・監視サービスによる障害発生時の切り分け
  3. ネットワークの通信状況の可視化
  4. セキュリティトラブル発生時の緊急遮断
  5. ネットワーク利用状況を踏まえた分析レポートの提供や改善提案

日立システムズは、マルチクラウド環境において想定される課題の解決を支援するサービスをワンストップで提供することにより、情報システム部門の負荷低減と、より快適なシステム環境の実現を支援します。

また、人材不足の解消やセキュリティ対策強靭化、コスト低減などを支援するパックなど、お客さまが抱えるネットワーク・セキュリティの課題に即したサービスラインアップを順次拡充し、「マネージドセキュアネットワークサービス」のシリーズ全体で、2021年度末までに累計300社への販売をめざします。

「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」のサービスメニュー

# サービス名 概要
1 SD-WAN環境構築 SD-WAN環境を構築します。SD-WAN技術により、基幹業務、クラウドなど用途ごとに最適な回線利用を制御することができ、重要度や通信頻度などに応じて専用回線とインターネット回線を使い分けるなどアプリケーションに応じた負荷分散の実現をサポートします。
必要に応じて国際ネットワークや無線LAN環境などもあわせて構築が可能です。
2 ネットワーク運用・監視 これまでに4万回線を監視し、40万件以上の障害復旧支援をした実績を持つ、日立システムズのネットワークオペレーションセンター(NOC)からお客さまのネットワークを24時間365日監視します。クラウドやネットワーク・セキュリティの状況をNOCで随時モニタリングしながら、負荷が集中している場合やトラブルが発生している場合は接続先を変更して迅速に復旧するなど、状況を踏まえて最適な回線を機動的に切り替えることでボトルネックを解消し、全体のパフォーマンスを維持します。
3 ネットワーク品質可視化 ネットワーク通信状況を可視化します。ネットワーク経路や遅延、レスポンスタイムなどを可視化し改善すべき部位の特定が可能です。
※詳しくは「NETFORWARD ネットワーク品質可視化サービス」のWebサイトをご参照ください。
4 緊急遮断対応 セキュリティ問題発生時の緊急遮断対応などを行い、被害を最小限に抑制します。
万一、マルウェアの感染などのセキュリティトラブルが発生した際には、日立システムズのエンジニアがネットワークを緊急遮断し、感染の拡大を防ぎます。
5 分析レポート 運用結果を基にお客さまのネットワークの利用状況を分析し、改善提案を行います。
*
各サービスメニューは、お客さまのご要望により選択が可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。

「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」の価格

個別見積り

「マネージドセキュアネットワークサービス」のWebサイト

「NETFORWARD ネットワーク最適化サービス」のWebサイト

「NETFORWARD ネットワーク品質可視化サービス」のWebサイト

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。

お客さまからのお問い合わせ先

株式会社日立システムズ
商品お問い合わせ窓口:TEL 0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)

報道機関のお問い合わせ先

株式会社日立システムズ
CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 杉山、藤原
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@ml.hitachi-systems.com

以上

*
記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe Readerが必要です。

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。