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株式会社 日立システムズ

仮想化統合監視・運用サービスを強化

お客さまのランニングコスト最適化とシステム運用コスト軽減のため、
仮想化技術に対応した監視、性能診断・分析、セキュリティ、運用支援をワンストップ・24時間体制で提供

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2013年7月1日
株式会社日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、お客さまのシステムやクラウド環境の監視機能を強化し、既存のネットワーク監視センター(Network Operation Center)、セキュリティ監視センター(Security Operation Center)に、プラットフォーム監視センター(Platform Operation Center)を新たに加えました。これにより、従来と比べ格段にサービス内容を高度化・多様化し、プラットフォーム基盤の仮想化技術に対応した監視、診断・分析、セキュリティ、運用支援サービスを統合し、ワンストップ・24時間365日体制で提供する「仮想化統合監視・運用サービス」を、本日から開始します。
この一環として、日立システムズでは、「NETFORWARD ネットワーク仮想化サービス」として、お客さまの既存のネットワークを仮想化するシステムインテグレーションを本日提供開始します。今後、ネットワーク仮想化への監視・運用サービスと複数事業者のデータセンターを組み合わせたマルチデータセンター接続サービス(10月提供予定)も順次追加し、「仮想化統合監視・運用サービス」とあわせて、仮想化されたシステムやインフラをトータルにサポートするサービスの強化を図ります。

お客さまは本サービスを利用することで、情報システムを構成するさまざまな機器等の稼働情報を適切に把握できるほか、ハードウェアや仮想サーバー、ネットワーク、セキュリティの状況を総合的に監視・運用できるため、障害発生時に原因を迅速に特定でき、復旧時間を短縮できます。また、お客さまのシステムやインフラの安定稼働を支える高品質なサービスをワンストップで提供することで、システム管理者の負担を軽減しつつ、SLAを重視したランニングコストの最適化を図れます。さらに、システムやインフラの性能を診断・分析した結果などを投資判断に生かせるため、機器・設備効率を高めることが可能です。これらにより、お客さまは本来の企業活動に注力することが可能になります。

近年、事業のグローバル化が進み、リソースの有効活用や事業継続性の観点から、周辺システムだけなくミッションクリティカルな基幹系システムやネットワークまで仮想化技術が広く普及するようになりました。今までの物理環境と違い、仮想環境での障害発生は複数システムへ広範囲に影響を及ぼす傾向があり、マルチベンダやマルチプラットフォーム化も伴い、運用管理の内容も高度化・複雑化してきています。
万一の障害発生時の迅速な復旧やリソースの最適化、CSIRT(*)連携による標的型攻撃へのセキュリティ対策、運用手順の自動化・標準化などの重要性が高まり、システムの稼働状況をモニタリングし、性能問題の事前予測や障害発生時の早期原因究明を図るなど、システムの安定稼働に向けた施策が求められています。

日立システムズは、業界に先駆けて仮想化・クラウドソリューションに取り組み、データセンター運用技術・ネットワーク技術に多くの実績・ノウハウを有しています。仮想化統合監視・運用センターのマザーセンターでは、日本語、英語、中国語に精通したオペレーターが対応し、海外現地拠点も的確にサポートします。
日立システムズでは、主力事業として強化中であるクラウドサービスの一つとして、日立グループのクラウドソリューションである「Harmonious Cloud(ハーモニアスクラウド)」の下、「仮想化統合監視・運用サービス」と「NETFORWARD ネットワーク仮想化サービス」を拡販するとともに、制御システムへの対応などで社会インフラ事業への適用も推進し、2015年度末までに累計90億円の販売をめざします。

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CSIRT(Computer Security Incident Response Team):コンピュータセキュリティにかかるインシデントに対処するための組織の総称です。インシデント関連情報、脆弱性情報、攻撃予兆情報を常に収集、分析し、対応方針や手順の策定などの活動をします。

「仮想化統合監視・運用サービス」の概要

「仮想化統合監視・運用サービス」の概要図

「仮想化統合監視・運用サービス」の特長

「仮想化統合監視・運用サービス」は、ITシステム運用を肩代わりするセンターサービスとして、システム管理者の負担を軽減し、お客さまシステムの安定稼働を支えます。

(1) 24時間365日の運用体制
  • 24時間365日体制での監視、リモート運用を実現
  • お客さまITシステムの安定稼働を支える強固なサービス提供基盤
(2) グローバル対応
  • 日本語はもちろん、英語・中国語にも精通したオペレーターが対応
(3) スペシャリスト集団
  • CiscoやVMwareなど、市場価値の高い資格保持者を多数保有
  • プロフェッショナルな技術者が、お客さまシステムの運用を全面的にサポート
(4) ワンストップサービスの活用によるコストの最適化
  • 監視、診断・分析、セキュリティ、運用支援などのサービスを利用することで、安定稼働に要する人員コストを低減
  • 統合的なレポートからシステムの稼働状況を把握でき、過剰なリソース投資を抑制

サービス提供イメージ図

「仮想化統合監視・運用サービス」提供イメージ図

価格(税込)

個別見積り

「仮想化統合監視・運用サービス」のWebサイト

「NETFORWARD ネットワーク仮想化サービス」の概要

〔ネットワーク仮想化 構築サービス〕
ネットワーク仮想化環境(物理的統合かつ論理的分割)の構築をワンストップで対応します。ネットワーク機器の物理的な制約を受けないことから、業務・体制の変更にもスピーディーで柔軟な対応が可能になります。

「ネットワーク仮想化 構築サービス」提供イメージ図

仮想化済みのネットワークおよびデータセンター間を接続するマネージドサービスです。今後のプライベートクラウド化を検討中のお客さまへ、充実した管理環境を提供します。

「NETFORWARD ネットワーク仮想化サービス」のWebサイト

お客さまからのお問い合わせ先

商品お問い合わせ窓口: TEL 0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)
お問い合わせWebフォーム : https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html

報道機関のお問い合わせ先

株式会社日立システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 松林、杉山
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL : 03-5435-5002(ダイヤルイン)
E-mail : press.we@ml.hitachi-systems.com

以上

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Harmonious Cloudは、株式会社日立製作所の登録商標です。
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記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。