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生産スケジューラ「Asprova」

SAPには、販売計画や生産計画の機能はもちろん詳細日程計画・ガントチャートまで用意されていますが、設備毎にカレンダーが設定できない、制約条件の設定が細かくできないなど、設備への詳細ディスパッチが難しいのが現状です。
製造日程計画スケジューラー(Asprova APS (Advanced Planning and Scheduling))は、SAPの製造日程計画機能と連動し詳細日程計画立案を最適化するSAPの拡張ソリューションとしてご利用いただけます。

01 特長

特に生産計画は「俗人化」「EXCEL」での作成が多いのが現状であり、将来を考慮するとノウハウの見える化、シンプル化することが重要になってきます。Asprova APSは、生産日程計画に特化したシステムであり以下の特長があります。

POINT1 充実した基本機能

  • 1複数プロセスを同期させた計画に対応

    マスタ作成時に複数の工程を登録でき、各工程を同期させた計画を立案することができます。

  • 2標準時間をベースにした秒単位の計画に対応

    品質/工程/機械別の能力値は秒単位での標準時間を登録できるため、精度の高い計画を立案できます。

  • 3一台一台の機械や金型、人員別の計画に対応

    機械や金型、人員別の資源制約を考慮して生産計画を立案することができます。

POINT2 効率的な計画の立案を支援

  • 1進捗を加味した計画を立案

    進捗の遅れ等、計画に対する実績を加味して、計画全体を再スケジュールすることができます。

  • 2複数の計画シナリオ作成に対応

    納期順や製品順等、複数の計画シナリオを作成できる機能が標準で搭載されています。

  • 3計画結果の変更(マニュアル調整)が可能

    一旦作成した計画の一部をマニュアルで調整し、再スケジュールすることができます。

POINT3 使い勝手の向上

  • 1納期遅れ、負荷オーバー等をGUIで可視化

    納期遅れや負荷オーバー等が、チャートやグラフによりひと目で分かります。

  • 2複雑な設定にも柔軟に対応

    納期が遅れる場合は代替設備を利用する等、「式」を利用することで多様な制約を表現できます。

  • 3マッピングのみでデータ連携出来るデータ入出力

    生産管理システム等、外部データベースの任意のフィールドを指定してデータを入出力できます。

02 ERPシステムとの連携強化

ERPシステムで生成した計画手配データおよびマスタデータ等を連携し、製造工程・作業毎の詳細日程計画、負荷平準化、設備・担当グループの割当を行い、日程計画立案業務を効率化・最適化します。
当社は下記の図のようなインタフェースを標準でご用意して導入を進めます。

連携データ種類

03 導入手順

生産計画業務は多くの情報を整理・分析・判断を一人がExcel上で立案するため、現状のやり方をそのままシステム化すると属人的なスケジューリングシステムになってしまします。当社では簡易ヒヤリングから実際に業務で利用しているマスタおよびデータをいただきプロトタイプを作成し、本番に近い形でお客様と検証することで要件の漏れをなくします。
ERPのスペシャリストがサポートするためスケジューラと一体となった導入が可能です。

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