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疲労とは何?

監修:医学博士 倉恒弘彦氏

疲労の原因とメカニズム(「疲れた」と感じるのは、なぜ?)

ストレスによって免疫機能が落ち、神経やホルモンのバランスが崩れ、それが脳や身体に影響して「疲れた」と感じるようになります。

疲労の原因とメカニズム:多様なストレスにより心身のバランスが崩れ免疫力も低下する様子

心身のバランスに影響する5つのストレス

職場や家庭での人間関係や、仕事のプレッシャーなど
精神的なストレス
(職場や家庭での人間関係や、仕事のプレッシャーなど)
長時間労働や、スポーツの過度なトレーニングなど
身体的なストレス
(長時間労働や、スポーツの過度なトレーニングなど)
紫外線や騒音、暑さ、寒さ、不快な湿度など
物理的なストレス
(紫外線や騒音、暑さ、寒さ、不快な湿度など)
住宅の建材に含まれる化学物質、野菜の残留農薬など
科学的なストレス
(住宅の建材に含まれる化学物質、野菜の残留農薬など)
風邪やインフルエンザを引き起こすウィルス、細菌、寄生虫など
生物学的なストレス
(風邪やインフルエンザを引き起こすウィルス、細菌、寄生虫など)

心身のバランスに影響する5つのストレス

「疲労」を自覚していますか?(長引く疲れは危険!)

長引く疲れは危険!

自分が感じている疲れがどちらなのかを理解しましょう。

  1. 生理的な疲れ
    • 一晩ぐっすり眠ったり、数日のんびり過ごすと、心身ともに元気になります。睡眠や休息によって疲労がきちんと回復する普通の一般的な疲れと言えます。
  2. 病的な疲れ
    • いくら睡眠や休息をとっても回復せず、眠れない日が続くなど、心身に異変が見られます。まわりの人がその話を聞けば、明らかに正常な状態ではないとわかるにもかかわらず、本人には疲労の自覚がありません。
      放置すると身体や心の病気になりかねません。
      疲れが長引くと「慢性疲労」になる可能性があります。

見えない疲労を自覚するには「定期的な検査が必要」!

  1. 疲れを自覚できていないかも?
  2. 定期的な検査で早めの対策を!

定期的な検査

監修者のご紹介

プロフィール:倉恒 弘彦先生(医師・医学博士)
大阪市立大学医学部代謝内分泌病態内科学 客員教授​
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 招へい教授
1987年、大阪大学大学院医学系研究科博士課程を修了。同大学微生物病研究所の助手、大阪大学医学部講師・助教授を経て、2002年より関西福祉科学大学健康福祉科学部教授。大阪市立大学医学部の客員教授も務め、同大学疲労クリニカルセンターにおいて患者の治療にあたる。東京大学特任教授も兼務。平成21年度(2009年)より、下記厚生労働省研究班の代表研究者を務める。
平成21~23年度「客観的な疲労診断法の確立と慢性疲労診断指針の作成」研究班、平成24年度「慢性疲労症候群の実態調査と客観的診断法検証普及」研究班、平成25年度より「慢性疲労症候群の病因病態の解明と画期的診断・治療法の開発」研究班(3年間)。専門は、内科学、疲労科学。

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