ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ
株式会社 日立システムズ

ベストスキップ株式会社様

健康支援サービス(MIRAMED)産業保健

ベストスキップ株式会社様集合写真

従業員50人以上の企業に求められる労働安全衛生法上の義務に迅速に対応
「産業保健業務のDX」により健康経営の推進とさらなる成長をめざす

ベストスキップ株式会社様は、従業員50人以上の事業場に適用される労働安全衛生法上の義務に対応するため、「健康支援サービス(MIRAMED)産業保健※1」(以下、MIRAMED)を導入しました。MIRAMEDの利用により、健康診断の結果管理や事後措置の実施、長時間労働者の管理など、労働安全衛生法に基づく産業保健業務の実行体制をスピーディーに構築しました。日立システムズは、MIRAMEDの提供のほか、MIRAMEDを活用できる産業医の紹介を行うなど、ベストスキップ様の体制整備をワンストップでサポートしました。

※1:「健康支援サービス(MIRAMED)産業保健」は、東京大学センター・オブ・イノベーション「自分で守る健康社会拠点」が開発した行動変容促進システム(MIRAMED®)を活用したサービスです。「MIRAMED」は、国立大学法人東京大学の登録商標です。

導入前の
課題1
従業員50人以上の事業場に適用される労働安全衛生法上の義務に対応したい
導入後の
効果1
MIRAMEDの利用により、労働安全衛生法に基づく産業保健業務の実行体制をスピーディーに整備できた
導入前の
課題2
長時間労働対策をはじめ、従業員のケアを強化したい
導入後の
効果2
長時間労働者の可視化、健康関連情報の一元管理などにより、従業員一人ひとりをよりきめ細やかにケアできるようになった
導入前の
課題3
健康経営優良法人の認定を取得したい
導入後の
効果3
健康経営優良法人の認定要件に対応したMIRAMEDのさまざまな機能が、認定取得の取り組みをサポート

導入の目的

ビジネスの拡大により従業員数が50人に近づく
労働安全衛生法に基づく健康管理体制を確立したい

ベストスキップ様は2011年の設立以来、着実な成長を続ける一方で、従業員が増えたことにより新たな課題が発生していました。それは労働安全衛生法への対応です。1つの事業場で従業員が50人を超える事業者は、産業医の設置、定期健康診断の実施・報告などの義務を果たさなければなりません。本社の従業員が50人を超えることが確実になったベストスキップ様は、法律に対応した産業保健業務体制を急いで構築する必要がありました。

選定のポイント

産業保健業務システムと産業医の確保が同時に実現
日立システムズの包括的なサポートが選定の決め手に

MIRAMEDは、労働安全衛生法への対応支援をコンセプトに開発されたクラウドサービスです。
MIRAMEDを正しく運用することで、定期健康診断の結果管理や事後措置、長時間労働者の管理や面接指導などを適切に行える点が導入の決め手になりました。また、日立システムズからMIRAMEDを効果的に活用できる産業医の紹介が受けられることも採用の後押しとなりました。システムと産業医の双方に関して、日立システムズから包括的なサポートが受けられる点が評価されました。

導入の効果

MIRAMEDにより産業保健業務の実行体制が充実
今後は「健康経営優良法人」の認定取得をめざす

MIRAMED導入から1年が経過し、ベストスキップ様の産業保健業務の体制は大幅に整備が進んでいます。まず、労働安全衛生法への対応については、健康診断未受診者や就業判定未実施者などをMIRAMEDがアラート通知するため、衛生管理者と産業医は漏れなく確実に対応できるようになりました。MIRAMEDには従業員の健康に関する情報が一元管理されており、必要な情報をカルテのように参照できるため、毎月1回実施する産業医との面談も充実したものになっています。さらに、労働基準監督署に提出する「定期健康診断結果報告書」の作成に必要なデータをMIRAMEDから簡単に出力できるため、衛生管理者は電子申請※2によってスムーズに届け出を完了することができ、事務作業の効率化が実現しています。

MIRAMEDの利用により、健康経営の意識も高まっています。ベストスキップ様は勤怠システムから従業員の労働時間情報をMIRAMEDに取り込み、時間外労働が60時間以上、80時間以上に達した従業員を可視化しています。該当従業員の情報は担当マネージャーや経営層にも共有され、労働状況の改善に向けて早急なアクションを取れるよう になりました。従業員の増加により、一人ひとりの健康状態の把握が難しくなりつつあった状況を、MIRAMEDを利用することで改善しています。

ベストスキップ様は現在、健康経営優良法人の認定取得をめざしています。認定要件の中には「従業員の健康診断の受診(受診率実質100%)」「長時間労働者への対応に関する取り組み」といった項目がありますが、MIRAMEDを正しく運用することでこれらの要件を確実にクリアできるものと期待しています。

ベストスキップ様は今後、従業員の健康づくりを支援するため、MIRAMEDのオプションサービスである「従業員向け健康支援アプリ」の利用も検討しています。
MIRAMEDの機能をフルに活用し、自社の企業規模にふさわしい産業保健業務の体制を整備することで、さらなる成長を実現していく考えです。

※2:2025年1月1日より、労働安全衛生関係の手続きの電子申請が義務化されます。

お客さまプロフィール

ベストスキップ株式会社ロゴ

ベストスキップ株式会社

設立
2011年4月
資本金
1億円
従業員数
80名(2024年7月末時点)
代表者
代表取締役 高松 光
事業内容
金融・産業・社会インフラ向け業務系システム、スマートフォン関連サービスの企画・提案、業務系アプリの設計・開発 ほか

MIRAMED導入から1年が経ち、従業員の健康意識が着実に変わりつつある手応えを感じています

ビジネス規模が拡大し、従業員が増えたことで、従業員の不調や変化に気が付きにくい状況が生まれつつありました。
MIRAMEDを導入し、健診結果や長時間労働などの数値記録をベースに、産業医の専門的な助言が得られる体制を構築できたことは、今後の成長にものすごくプラスになると思います。
これからもMIRAMEDをしっかり活用して、健康経営を実現していきたいと考えています。

担当より一言

日立システムズは先端テクノロジーを通じて「人」と「組織」の健康をサポートします

日立システムズは、サービスの提供を通して、多くの人の健康増進をサポートしてまいります。健康経営に関する課題やお困り事はお気軽にご相談ください。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2024年9月取材時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

メールマガジン

最新のイベント情報、商品情報など、お役立ち情報をご紹介するメールマガジンをお送りしております。

メールマガジン登録

詳しく知りたい方はこちら

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。