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株式会社 日立システムズ

一冨士フードサービス株式会社様

給食業向けビストロメイト

一冨士フードサービス株式会社様集合写真

本社・支社・事業所・仕入先の業務効率化に貢献する給食業向けシステムを導入
全国2,700か所を超える事業所でのスムーズなシステム一斉稼働を実現

一冨士フードサービス株式会社様(以下、一冨士フードサービス様)は、新たな基幹システムとして、日立システムズの「給食業向けビストロメイト」を導入しました。本社・支社・事業所・仕入先のそれぞれが必要とする機能が揃った新システムにより、二重入力などの間接業務を削減し、業務効率化を実現しています。全国2,700か所を超える事業所でのスムーズなシステム一斉稼働を実現するため、データセンター、コンタクトセンターなどのサービスインフラを活用し、プロジェクトを成功に導きました。

導入前の
課題1
給食業向けの統合システムを導入し、業務効率化を図りたい
導入後の
効果1
給食業に特化し、本社・支社・事業所・仕入先に必要な機能をオールインワンで備えた統合システムの導入により、業務効率化を実現
導入前の
課題2
オンプレミスクライアントサーバーシステムからSaaS(Webシステム)に移行し、システム運用を効率化したい
導入後の
効果2
Webシステムへの移行により、各事業所へのシステム展開やアップデートが容易になり、システム運用業務の効率化が実現
導入前の
課題3
全国で2,700か所を超える事業所に、安定したシステム稼働を提供したい
導入後の
効果3
データセンター、ヘルプデスクなどの自社サービスインフラを生かし、システムの安定稼働を実現。導入後も全国約300か所のサービス拠点を活用したサポートが可能。

導入の目的

部分最適が非効率を生んでいた旧基幹システム
統合型Webシステムに刷新し業務改善を図りたい

一冨士フードサービス様は、本社・支社・事業所の業務処理にクライアントサーバー型の旧基幹システムを利用していました。しかし、各部門が独自にシステム改修を重ねた結果、システム全体の拡張や刷新が困難な状況になっていました。さらに、旧基幹システムは独立した複数のシステムで構成されていたため、マスターの重複管理やデータの二重入力などの間接業務が多く発生していました。一冨士フードサービス様はこれらの課題を解決するため、旧基幹システムを統合型のWebシステムに刷新することを決意しました。

選定のポイント

給食業に必要な機能がオールインワンで揃う
日立システムズの豊富なリソースも導入の決め手に

新システムの選定では、旧基幹システムの機能をすべて引き継ぐことを条件としました。「給食業向けビストロメイト」は必要な機能をカバーしていたことに加え、日立システムズから機能分野ごとに担当技術者を配置して移行作業を支援する提案があったことで、スムーズなシステム移行が期待できました。
新システムは2,700を超える事業所で一斉稼働させる計画だったため、選定ではベンダー企業の対応力も重視しました。日立システムズは全国約300か所のサービス拠点を持ち、自社でデータセンター、コンタクトセンターなどのサービスインフラを保有しています。地方事業所への対応をはじめ、安定したシステム稼働を可能にする豊富なリソースを有している点が評価されました。

導入の効果

2,700を超える事業所でのシステム一斉稼働に成功
本社・支社・事業所・仕入先の業務効率化が実現

新システムにより、売上管理・受発注管理・勤怠管理・採算管理が1つのシステムに統合されました。マスターの重複管理、データの二重入力が解消し、間接業務が大幅に削減されています。特筆すべきは献立システムとのデータ連携です。献立システムで献立・食数を登録すると、新システムが必要な食材数を自動計算し、発注まで行えます。「各事業所で毎日行われている発注業務が効率化された効果は極めて大きいです」と担当者さまは評価します。

従業員の出退勤管理では指静脈認証が採用され、正確な勤怠データの収集が可能になりました。さらに、新システムには仕入先向けの受注管理・出荷管理機能があり、仕入先はWebを通じて一冨士フードサービス様から発注された食材や数量をリアルタイムに把握できます。新鮮な食材がスピーディーに届くだけでなく、仕入先の業務効率化にも貢献しています。

データを活用した業務改善も進んでいます。新システムでは食堂での売上を「焼肉定食」「唐揚定食」「カレーライス」などアイテム単位の販売状況が確認できるため、データに基づく需要予測や献立メニュー作成が可能になりました。また事業所ごとの損益状況や従業員の勤務状況も新システムでリアルタイムに把握できるため、事業所への早い段階の指摘や支援指導など業務改善を行うことができます。

一冨士フードサービス様内部の組織再編の動きもあり、新システム導入プロジェクトは2年半の長期間におよびました。しかし、大きなトラブルもなく、新システムの一斉稼働に成功したことを担当者さまは高く評価しています。日立システムズは今後も「給食業向けビストロメイト」のサービス改善を通じて、一冨士フードサービス様のさらなる業務効率化に貢献してまいります。

お客さまプロフィール

一冨士フードサービス株式会社ロゴ

一冨士フードサービス株式会社

創業
1901年5月
資本金
1,000万円(2022年10月時点)
従業員数
16,333名(2022年4月時点)
代表者
代表取締役社長 大西 博史
事業内容
給食請負、折詰料理、その他の飲食品製造販売、厨房設備の設計施工および厨房器具の製造ならびに販売、他

ワンストップで私たちの要望にしっかりと応えてくれる、大変心強いパートナーです

日立システムズは、旧システムの現状把握から丁寧にプロジェクトを推進してくださり、非常に助かりました。特に、要件定義ではポイントを押さえたヒアリングで、各部門から重要事項を漏れなく引き出してくれました。要件定義は難航したところもありましたが、根気よくお付き合いいただき大変感謝しています。
日立システムズの良さは「ワンストップ」であることだと思います。自社運営のデータセンター、コンタクトセンターを駆使して、一冨士フードサービスにとって使いやすいサービスを提供してくれています。2,700を超える事業所に新システムを一斉導入する大変なプロジェクトでしたが、無事にプロジェクトを完遂できました。大変心強いパートナーだと思います。

担当より一言

給食業におけるシステムのお悩みは「給食業向けビストロメイト」にお任せください

「給食業向けビストロメイト」は、給食業に特化したオールインワンの業務システムです。日立システムズの豊富なサービスインフラを活用し、お客さまの課題解決に貢献します。お気軽にご相談ください。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2023年3月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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