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Hitachi

株式会社 日立システムズ

東京都武蔵野市様

エリア情報サービス

東京都武蔵野市様集合写真

災害情報をリアルタイムに集約し、迅速な意思決定を可能にする体制を構築
先進技術を組み込んだ防災情報システムにより「災害対策のDX」に向けて前進

東京都武蔵野市様は、災害発生時における迅速な意思決定を行うため、日立システムズの「エリア情報サービス」を採用しました。スマートフォンやタブレット端末を使用して災害現場からリアルタイムに災害情報を共有できるほか、集約された情報を地図上に表示することで、市内全体の災害状況を視覚的に把握し、スピーディーな意思決定が行える体制が整いました。先進の情報技術を組み込んだ防災情報システムにより、「災害対策のDX(デジタル・トランスフォーメーション)」に向けて前進しました。

導入前の
課題1
災害が同時多発的に発生した場合も遅延なく対処できるよう、リアルタイムに情報把握したい
導入後の
効果1
スマートフォンやPC端末を利用し、情報の入力・閲覧が可能なシステムを構築。災害現場からの情報のリアルタイム集約が可能になった
導入前の
課題2
オンプレミス運用から脱却し、災害発生時のシステム継続利用を可能にしたい
導入後の
効果2
防災情報システムを堅ろうなデータセンターで運用することで、災害発生時にもシステムを継続利用できるようになった
導入前の
課題3
災害発生時に迅速な意思決定を行うために、被害情報や対応状況の「見える化」をしたい
導入後の
効果3
災害の発生地点および対応状況を地図上に視覚的に表示可能なシステムを構築。災害状況の全体把握や迅速な意思決定が可能になった

導入の目的

陳腐化していた防災情報システムを刷新し、激甚化・頻発化する自然災害に備えたい

武蔵野市様は、頻発する自然災害への備えを強化するため、2007年に構築した旧防災情報システムの見直しを検討していました。
旧システムでは災害情報の入力を行えるのは防災課職員のみでした。無線や電話、FAXで届けられる情報を防災課が取りまとめて入力作業を行っていたため、災害が同時多発的に発生した場合、処理が追いつかない可能性がありました。また、旧システムはオンプレミスで稼働していたため、庁舎が被災するような甚大な災害が発生した際にはシステムが利用できなくなる恐れもありました。今後さらに激甚化・頻発化が予測される自然災害に備えて、武蔵野市様は新たな防災情報システムの仕様検討を急いで進めることになりました。

選定のポイント

災害情報の「見える化」により、災害対策のスピーディーな意思決定が行える点を評価

災害情報をリアルタイムに集約し、スピーディーな意思決定に貢献する新防災情報システムをめざして、武蔵野市様は以下3つの仕様をシステムに求めました。 1:スマートフォンやPCを利用して、インターネット経由で災害情報の入力・閲覧が可能であること。 2:システムは耐災害性に優れたデータセンターで管理され、災害時にも継続利用できること。3:被害情報や対応状況の整理・検索など、災害情報の「見える化」により迅速な意思決定に貢献できること。
さらに武蔵野市様は、災害対策の抜本的な見直しに向けて、上記仕様を満たす新防災情報システムのほかに、職員参集システム、気象情報システム、音響・映像システムなど、包括的な情報システム整備の公募型プロポーザルを実施しました。審査の結果、「エリア情報サービス」を中心とした防災情報システムの提案を行った日立システムズが業者に選定されました。

導入の効果

防災情報システムの完成により、すべての職員が災害発生時の初期対応を行える環境が実現

新防災情報システムの完成により、武蔵野市様では今後、以下のような災害対策が可能になります。
災害現場からは、スマートフォンを使い、災害状況の報告を行うことができます。報告では写真や動画の登録ができるため、現場の状況をより正確に共有することが可能になります。登録された情報は地図上に表示され、対応状況に応じた色分けが自動で行われるため、災害対策本部は市内全体の災害状況を視覚的に把握し、必要な対策を講じることができます。さらに、システムには市内100カ所以上の市有施設が登録されており、被害状況や開設情報などを管理することができます。復旧や人員体制の検討など、現場の意思決定を支援するものとなっています。
新システムは、インターネット接続された端末があれば、いつでもどこでも利用することができます。武蔵野市様は今後、システムの利用権限を全職員に付与し、定期的な訓練を重ねることで、災害発生時の初期対応を全職員が行える体制を整えていきます。
先進の情報技術を組み込んだ新防災情報システムの構築により、災害対策のDXの実現に向けて歩み出した武蔵野市様。市では今後、本システムの活用事例を他自治体へと積極的に公開し、そこから得たフィードバックに基づいて災害対策をさらに強化していく考えです。

お客さまプロフィール

東京都武蔵野市ロゴ 東京都武蔵野市

所在地
東京都武蔵野市緑町2-2-28
URL
http://www.city.musashino.lg.jp

災害時に備えて、システム機能を継続的に高めてくれるサポート体制に期待しています

防災情報システムは、いざという時に備えて平時から運用訓練を実施し、機能改善を行っていく必要があります。業者選定の際には、システム機能のほかにも、納品後も私たちと一緒になってシステム機能を継続的に高めてくれるパートナーであるかどうかをしっかりチェックさせていただきました。
今回は、防災情報システム、職員参集システム、気象情報システム、音響・映像システムと4つのプロジェクトが同時並行で進行したため、プロジェクトマネジメントは非常に大変だったかと思いますが、計画通りに無事稼働を迎えることができました。大変感謝しております。

担当より一言

センサーやカメラなど、先進の情報技術も活用しながら、迅速な意思決定を支援します

自治体エリア内に設置したセンサーやカメラから自動で情報を収集する仕組みの構築や、防災以外の用途での活用も可能です。お気軽にご相談ください。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2021年9月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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