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株式会社 日立システムズ

地域中小企業のIT化を共同推進

地域経済の持続的な成長には、中小企業のIT化が不可欠です。ところが、中小企業のIT活用は「優先すべき経営課題の把握」「相談先が分からない」「IT企業の提供可能ツールが限定的」などの課題があり、なかなか進みませんでした。そこで、日立システムズと名古屋商工会議所、NTT西日本は、地域IT企業を会員とした共同事業体(コンソーシアム)「名古屋中小企業IT化推進コンソーシアム(Pit-Nagoya)」を発足。そのなかで日立システムズは「Pit-Nagoya」の運営事務局として、中小企業のIT化を推進するためにさまざまな活動に取り組んでいます。

名古屋のIT企業とユーザー、双方の持続的成長のために

社会への視点

中小規模の企業が多い名古屋市で
求められるデジタル化とセキュリティ対策

名古屋市は、製造業をはじめ、産業機械器具や鉄鋼製品などを扱う中小規模の卸売業・商社が多いエリアです。多数の小売・メーカーと取引がある一方で、依然として紙伝票による処理が多く、受発注業務に大きな労力を費やしている現状があります。さらに産業構造や文化などの地域特性を踏まえた人手不足も深刻で、デジタル化は喫緊の課題です。そしてITシステム導入にあたってはサイバーセキュリティ対策も急務となっています。

こうした中、日立システムズは地域のIT企業を会員とした共同事業体(コンソーシアム)「名古屋中小企業IT化推進コンソーシアム(Pit-Nagoya)」を通じて、IT企業の先にいる地元中小企業の業務効率化・高度化を推進することで、名古屋市ひいては日本の経済発展に貢献しています。

アプローチと
将来展望

ユーザーとベンダーの“ギャップ”を埋める
双方にとって最適なITソリューションを創出

ユーザーである地元中小企業には、これまでシステム導入にあたっての費用負担と専任の人材不足という課題がありました。また、システムを提供する地元ベンダーにも、競合企業と商圏が重複することやユーザーとの費用感が折り合わないなどの課題がありました。そこで、日立システムズは相互のニーズやギャップを埋めるために「Pit- Nagoya」の設立メンバーに参画。IT化に関するセミナーやイベントなどの啓発活動や情報提供をはじめ、IT導入の相談、経営課題の特定支援、さらには必要に応じて外部の専門家へ連携できる体制を整えました。具体的な相談内容を整理しながら、地域内のコンソーシアム会員であるIT企業とマッチングすることで、双方にとって最適なITソリューションの創出につなげています。

コンソーシアムのイメージ

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。