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デジタル強化が課題となる中で、「セキュアで利便性の高い」ネットワークへのニーズも高まる

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、企業は、事業継続の観点からさらなる競争力強化のためにデジタル化を強化していくことが大きな課題となっています。

IT調査会社のITRが発表した「国内IT投資動向調査報告書2021」( https://www.itr.co.jp/report/itinvestment/S21000100.html )によると、国内企業のIT戦略・IT投資における意思決定者を対象とした調査で、「コロナ禍においてデジタル化の進展が加速する」と考える企業は半数にのぼり、デジタル化が加速すると認識する企業ほどIT投資に対する意欲が高く、IT予算を増額する傾向があることがわかりました。

こうした状況で、企業のIT部門はいかに効率的にIT投資を計画すべきでしょうか。デジタル強化には「ニューノーマル」を見すえたワークスタイル変革も含まれます。オフィスワークとテレワークを両立するハイブリッド環境が当たり前となり、オフィスでも、オフィス以外のワークプレイスでも、高いセキュリティレベルでネットワークを利用できることが求められます。

また、オフィスのネットワークをオフィス外から維持・運用する機会が増え、そのツールとしてクラウド利用がさらに進んでいきます。そして、オフィス内においてはコミュニケーション促進を目的としたフリーアドレスなどが進み、そのため無線LANの活用がさらに進展していくでしょう。

しかし、経営環境の先行きが不透明な状況で、テレワークの増加によるオフィス移転や縮小などのリスクがあることから、大きな初期投資を実施しにくい状況にあります。

パブリッククラウドの普及によって、ITリソースの調達を「所有」から「利用」に転換し、既存のITシステムの運用・保守にかかるコストを圧縮し、成長領域に最適投資を行う考え方が浸透していますが、ネットワークインフラについては、ネットワーク機器などのハードウェアの所有が前提で、現場敷設を含む構築や設定に相当の時間やコストが発生する課題がありました。

また、運用体制面でも、ITシステムが複雑化することによりネットワークの運用も複雑になり、運用管理・障害監視や対応などの体制整備には人的リソースやスキル不足などの課題があげられ、テレワークが進むことにより、スピーディなインシデント受付や障害等などの一次切り分けの着手・解決に時間がかかる可能性もあります。

ネットワーク環境を月額課金で柔軟に利用

こうした課題に対応するのが、日立システムズが提供するSecure Network as a Service(以下略記SNaaS 略称エスエヌアース)です。これは、あらゆる人・端末が、どこからでも快適に、セキュアに接続できるネットワークを提供するソリューションで、初期費なし、月額料金のみでセキュリティ対策を含めたネットワーク環境が月額課金で利用できます。

特長は次の4点です。

  1. ワークスタイル改革を支える無線LAN環境を月額サービスとして提供
  2. 月額2,980円(税込 3,278円)から(無線AP1台)
  3. クラウドから日立システムズが無線アクセスポイント(AP)を集中管理・運用
  4. 無償提供の「見える化機能」でわかりづらいWi-Fiを可視化

これまで「所有」を前提としたネットワーク整備を、パブリッククラウドのように「利用」へとシフトし、従量課金の料金体系によって利用した分だけ費用を支払い、初期コストを削減するとともに、運用面の課題も同時に解決していくことが可能です。

運用面では、「日立品質」で無線APをモニタリングし、障害などのトラブル対応も任せることができるとともに、ポータルサイトからWi-Fi環境と課題を可視化する「見える化機能」により、ネットワークの専門知識を持つ社内人材が不足する課題にも対応します。

セキュリティ面では、これまで複数のオンプレミス製品で実現していたWebセキュリティ対策を単一の統合プラットフォームで提供。社内・社外を問わず、すべての端末に最新で共通のセキュリティルールを適用し、セキュアなWebアクセスを実現します。

ソリューションを支えるのはHPE Arubaの無線LANシステムです。HPE Arubaは、さまざまなビジネスニーズに対応する幅広い製品をラインアップし、たとえば、モビリティ・コントローラーによる一元的な運用、無線通信のチャネルや出力などの自動調整により、常に変化する無線環境を自動的に最適化し、さまざまなデバイスにおいて安定した通信を可能にします。

また、統合管理システム「Aruba Central」を組み合わせることで、電波状況、ユーザーやデバイスの利用状況、ロケーションなど、無線LANに関するさまざまな性能指標を「見える化」します。そのほかにも、統合認証システム「Aruba ClearPass」によって、ネットワーク全体のアクセスポリシーを一元管理可能です。

■SNaaSについての詳細資料はこちら>

ネットワーク運用負荷軽減によりニューノーマルの働き方にも合致

ネットワーク機器を所有するのではなくサービスの利用(従量課金)とすることで、IT資産の所有リスクを回避したい企業にとっても、SNaaSは有効な解決策となるでしょう。

また、運用はマネージドサービスとして日立システムズが担うため、運用負荷軽減によりニューノーマルの働き方にも合致します。たとえば、中堅・中小企業の中には企業ITシステムを一人または少数で運用せざるを得えない「一人情シス」体制の企業があります。人手が足りずに情報システム部門が存在しない、あるいはシステム担当者が他の業務を兼任せざるを得えないケースにおいて、担当業務範囲が広く、運用管理負荷が高いといった課題やITスキル不足の課題、システムの障害対応や復旧に時間がかかる課題などにもSNaaSが対応します。

また、事業部単位でクイックかつスモールスタートでWi-Fiネットワークを整備したいというニーズや、建設業での共同企業体のような期間限定プロジェクトで、スピーディにネットワーク環境を整備したいニーズなどに対応します。

そして、多店舗・多拠点展開する企業においては、ネットワーク機器調達や維持管理にかかるコストを最適化し、ユーザーサポートをはじめとするIT運用負荷を軽減したい、店舗(拠点)間でのコミュニケーションの課題を解決したいニーズなどに対応します。

日立システムズでは、SNaaSの『見える化機能』体験を目的とするフリートライアルプログラムを受付中です。1カ月間、本番環境と同等のサービスを提供するため、ニューノーマルに向けデジタル化を強化したい企業は、ぜひ、お気軽に問い合わせてください。

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ニューノーマル時代のネットワークニーズとは?SNaaS で進めるニューノーマルへの移行

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ニューノーマル時代のネットワークニーズを支えるSNaaS (Secure Network as a Service )をわかり易く解説

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